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上司のスーツスタイル、5つのNGポイント

投稿日:平成28年(2016) 4月17日

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先月、「新入社員のスーツスタイル、頻出NGポイントを考える」というタイトルの記事をアップしたのですが、思いのほか沢山の反響を戴きました。ありがとうございます。

その中に「新入社員の格好よりも、上司にとんでもないのが多い」という意見が複数ありました。幸いにして私の上司にそういった印象はないのですが、たしかに社内の別部署や取引先の管理職を思い出してみると、そう言いたくなるのも理解出来ます(^^;

ということで、今回は管理職世代がやってしまいがちなスーツスタイルのNGポイントを、私の独断と偏見でリストアップしてみました。皆さんの職場ではどんな感じですか?

 

 



1.運動革靴をスーツに合わせる

汚い靴はサラリーマンが陥りがちなスーツスタイルNGポイントの代表格でありますが、なかでも管理職世代に多いのが、スーツに合わない運動靴を兼用したような革靴です。

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フットワークを軽くしようと努力した結果なのかも知れませんが、靴底がゴム製で厚いものは、どうしてもカジュアルさが出てしまいます。そのため、たとえ手入れされていようともきっちりとしたスーツには合いません。

もちろん、加齢と共に膝や腰の潤滑性/クッション性が低下し、硬い底の靴(=本格革靴)は難しいという声も聞きます。そんなときはマッケイ製法で薄いゴム底の物でしたら見た目を損なわずに軟らかいもの有りますので、是非ご検討下さい。

 

2.大きすぎるスーツ

管理職は威厳を出すのも一つの役割です。部下をまとめ上げるという意味でも、社内/社外での調整役という意味でも、なめられない格好は重要でしょう。

しかし、なにを勘違いしたのか、威厳を出すためと大きすぎるスーツを着る方が跡を絶ちません。昔のやくざ映画に出てくるようなスーツ、段ボールを着ているようなボックス型のシルエットのスーツをお召しになった方を見かけることがありますが、逆にだらしなく映ってしまいます。

具体的なポイントで言うと、肩幅、胸回り、着丈の3点です。この3つは普段大きなサイズを着ていると最初はジャストサイズが窮屈に感じますが、次第に慣れます。ぜひトライしてみて下さい。無理に大きめの服を着るよりも、ジャストサイズで格好良さを狙った方が、よっぽど貫禄が出ます。

参考記事:「着用者が注目すべきスーツの「サイズ感」7つのポイント

 



3.くたびれた肩掛けナイロン鞄

TUMIやエースなどを中心として、10年くらい前に高級ナイロン鞄ブームがありましたが、その時の鞄を大事に使っているのたろうな……というパターンをよく見かけます。

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当然、良質なブランドの鞄は耐久性があり、見た目も劣化しにくいのですか、あくまで「しにくい」のであって、劣化しないワケではありません。さらに革製品と違い、味が出るとも言いがたいです。5年も使っていれば、角やチャック部分、持ち手を中心にみすぼらしくなっていきます。

特に、PC周辺機器メーカーから似た様なデザインかつ価格は1/5以下で大量にナイロン鞄が販売されていますか、こちらはさらに劣化が早いです。

また、肩掛けや、背嚢(リュックサック)方式の鞄もスーツスタイルには合わないばかりか、スーツを傷めるのでお薦めしません。日常的に持ち歩く物は極力少なくし、大量の資料や重い荷物がある場合には専用の鞄を使った方が良いと思います。

 

4.胸ポケットに100円のボールペン

これは100円ボールペンを使うなといっているのでは無く、敢えてこれを飾る必要はないという意味です。

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他にも、煙草や携帯灰皿、スマートフォン、眼鏡等々、まさに胸ポケットが道具入れ状態になっているのを散見しますが、とても格好が悪いです。

スーツの胸ポケットは本来ポケットチーフ(ポケットスクエア)を飾る場所で、物を入れる場所ではありません。

沢山の物を入れることで、ポケットが常にゆがんだ状態(「笑う」と表現されます)になり、物を入れていなくても、もみっともなくなります。どうしても持ち歩きたい場合は、内ポケットをご利用下さい。

また、社内ならまだしも、社外ではその社会的地位を反映した、装飾性のあるボールペンや万年筆を採り入れることをお薦めします。より洗練されたスーツスタイルになると思います。

なお、個人的には日本の100円ポールペンは大好きです。上の写真はゼブラのゲルインキボールペン「サラサ」ですが、パイロットの水性ボールペン「Vコーン」と並んで書きやすいボールペンのツートップです。

参考記事:「胸ポケットにペンを差すのは「あり」!?「なし」!?

 

5.清潔感の欠如

おそらくここが、最大の問題点だと考えています。特に技術職の多い会社では「人間は中身で勝負!」という方が多すぎる気がします。(中身が大切なのは当然ですが、清潔感が無ければ中身を見て貰う前に没交渉になることに注目すべきです……。)

① 肩に積もったフケ

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頭を洗わないのは言語道断ですが、洗っていてフケが出る場合は脂漏性湿疹や乾癬の可能性がありますから病院へ。 また、スーツのブラッシングをこまめにすることと、色の薄い生地にすることでフケが目立たなくなります。

② そり残したひげ

特に、シャツ襟の白とのコントラストで首元が目立ちます。忙しいし朝ですが、2~3秒確認する時間を追加してみて下さい。

③ 露出するすね毛

生地が薄くて短いソックスはお持ちでしょうか? そのソックスは下に落ちやすい上に、すね毛が透けて見えてしまう事があり、いくら良いスーツや靴を身に付けていたとしても、一気に得点がゼロに。

ぜひ、ロングホーズ(膝下丈のハイソックス)への切替をお薦めします。むしろ、足を組んだときチラッと見えるふくらはぎが、とても色っぽく見えるようになります。

参考記事:「スーツスタイルで気をつけたい「靴下7つのNG」

 



おわりに

雑誌『LEON』から飛び出してきたようオジサマはさすがにやり過ぎですが、格好が良い上司とダサい上司だったら出来れば格好の良い上司と働きたいと思うのは私だけでは無いと思います。

たとえば客先に行ったとき、上司がみすぼらしい格好をしていたら部下は恥ずかしい思いをするでしょうし、取引先もだらしない責任者に仕事を発注したくないと思うでしょう。

上下関係があるため、上司が変な格好をしていたとしても、(仕事に関する事はまだしも)部下からの指摘は望めません。ですから、自身のスーツスタイルを日々確認し、格好の良い、部下の手本となるような上司を目指していただければ幸いです。

 

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