サラリーマンのファッションを考える


就活用スーツ「リクルートスーツ」を考える1 ~リクルートスーツって何?~

     (更新:平成28年6月15日)

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12月に入り、大学3年生は就職活動が本格化してきたと思います。今年度は「就職氷河期」と伝えられているだけあって、就職活動期間の長期化と、訪問企業数の増加が伝えられています。。
そこで、例年より着る機会が増える(?)「リクルートスーツ」について考えてみたいと思います。



リクルートスーツって何?

日本ではスーツが(賛否ありますが)会社員の「制服」のように扱われています。この制服の「準備段階」に該当するのがリクルートスーツです。

20年前くらいまでは濃紺のリクルートスーツが主流だったようですが、現在はチャコールグレー(濃灰色)が殆どです。

リクルートスーツには服の個性を殺すことで、着ている個人を平等に判断してもらえるという意見があります。

しかし、わたしはこのリクルートスーツという習慣に、正直嫌悪感しか抱きません。企業説明会などで会場を見渡すと、皆が同じ色/形のスーツを着ていることに驚くばかりです。

 

なぜリクルートスーツはダメなのか

結論から言うと典型的なリクルートスーツは

  • 就職活動期間が終わると、その「スーツもどき」の特殊さに気づき、ワードローブから外れる
  • 初体験がスーツもどきのため、クラシカルなスーツを知らないまま流行スーツが標準だと思ってしまう
  • スーツを制服だと誤認してしまう

……といったように、挙げるときりがないほど、あまりよろしくないシロモノです。

 



リクルートスーツにたどり着くのはなぜか

そもそも、「リクルートスーツ」になってしまう原因は、

どの様なスーツを着て良いか分からない

目立たない地味なスーツ/皆が着ているスーツを着たい

典型的な「チャコールグレーのスーツ/ストライプのタイ
トゥに向けて2本線が入っているとんがり靴」の組み合わせになる

つまり、「どんなスーツを選べばよいか分からない」という悩みが根本にあるのではないでしょうか。
(この、地に足のつかないスーツ選びしか知らないと、後述する「本人だけはおしゃれだと思っている奇っ怪スーツ」の新人君にになるのです……)

私は、リクルートスーツという考えを捨て、クラシカルな正統スーツをベースにした上で、もっと自分が着て楽しい、あるいは自分のスーツを選ぶべき
だと思います。

なぜなら、服装の選択はその人の「人となり」を表すからです。他人とはひと味違うクラシカルな服装は、面接の印象も、さらに自分の自信の持ち方も変わってくるはず。

あなたは「みんな一緒でみんないい」主義ですか? このサイトにたどり着いた人は違うのではないでしょうか。

 

個性的なスーツを着るという意味ではありません!

一方で、新入社員に多いのが派手なモード系――ラペル(下襟)が細く、着丈が短く、トラウザーズ(パンツ)が極端に細い、時にラメが入った――スーツです。夜遊びに行くのなら良いですが、ちゃらちゃらしていると不当な評価を受ける可能性があるため、就活中は勿論、就職後も控えるべきです。

また、就職情報誌などやスーツ量販店に掲載されている「これが正しいリクルートスーツだ!」という情報は、参考程度にしておくべきです。あれは、「これが今回就活生に売るために大量に仕入れたスーツだ!」という意味だからです。

以上を踏まえてリクルートスーツではない「スーツ」とはなにか、を考えてみます。

※ちなみに、スーツの流行は他の服飾と違って、若者向けが一番遅れてやってきます。5年くらいまでは細ラペルが流行しましたが、現在は揺り戻しが着ています。一方若者向けのスーツ雑誌を見ると、いまだに流行遅れの細ラペルが主流であることにビックリします。

 

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