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スーツスタイル、衣替えが有効なアイテムとは?

投稿日:平成30年(2018) 4月8日

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前回、衣替えのメリットや目的について整理しました。

それを踏まえて今回は、衣替えが有効なアイテムは何か? を考えてみます。

持ち物の数や、家の大きさ/収納力によって、要不要は分かれると思いますが、まずは私のケースをご紹介した上で、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

また、クリーニングが必要そうなアイテムについては、その要否についても考えてみます。

※ この時期なので、多少新入社員向けにかみ砕いた表現が多いですが、その点はご了承下さい。。。



前回のおさらい

最初に、前回の記事「衣替えってする必要があるの? 衣替え5つのメリットを考える」のおさらいから。

前回、衣替えの目的/メリットは、以下の5つにあると整理しました。

  1. 使い勝手の悪い収納場所を活用し、収納力を上げる
  2. 選択肢を限定し、忙しい時も効率的にコーディネートを決められるようにする
  3. 選択肢を限定し、季節上のベストな選択を出来る様にする
  4. アイテムを一斉点検し、効率よくチェック/メンテナンスをする
  5. アイテムを一斉点検し、不要なものを整理してスペースを確保するとともに、これから必要なものを見定める

これを踏まえ、私たちサラリーマンのスーツスタイル各アイテムにについて、衣替えでメリットが出るかを見ていきましょう。

 

1.スーツ

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サラリーマンのスーツスタイルにおいて、衣替えといえば真っ先に思い浮かぶのがスーツでしょう。

スーツの衣替えは必須

学生や軍人の制服に夏服と冬服があるように、スーツにも夏服と冬服(場合によっては+合服;春先~梅雨くらいに着る服)があります。

日本は寒暖の差が激しいので実用面からも、また、季節感を出す事はとても粋に見えるので見た目からも、スーツの衣替えは必須だと思います。

この時期(春)であれば、厚手の冬用スーツから、合い物、または夏物に切り替えるわけです。

なお、新入社員などスーツに馴染みがない最初のうちは、夏物と冬物の違いが見分けにくいかも知れません。しかし、生地の厚さ(重さ)や織り方、裏地の範囲など、慣れれば見分けるのは簡単になります。(→ 詳細は、こちらの記事をご覧下さい。「スーツの夏服、冬服、合い服の違いを考える」。)

メンテナンス/クリーニングの要否

クリーニングは1シーズンに1回で済ませるようにする

私の場合は、衣替えと併せて、前シーズンのスーツを基本的に全てクリーニングに出しています。(また、ここ数年は全て保管クリーニングを使っていて、クローゼットの容量を有効活用するようにしています。)

逆に言うと、シーズン中は食べこぼしなど汚れがつかない限り、極力クリーニングには出さず、ブラッシングとスチームのみでしのいでいます。

理由は簡単で、一般的にスーツの風合いは、クリーニングをすればするほど落ちてしまうからです。汗や皮脂などの汚れは、ちゃんとした着こなしをしていれば基本的には下着やシャツが防いでくれますし、ホコリなどの汚れもブラッシングで十分取ることが出来ます。

ただし、ローテーションと次シーズンに持ち越さないのが前提

とはいえ、毎日同じスーツを着用せず、最低でも3着、出来れば5着以上で着回す事が前提です。(月の勤務日数を18日で1シーズン3ヶ月、これを5着で着回すと、1着あたり1シーズンに10回前後着用する計算になり、そこまで着用回数は多くないことが分かります。)

一方で、クリーニングしなさすぎるのもNGです。いくら気をつけていても、汚れがどうしてもついたり、汚れが酸化して落ちづらくなったりするためです。

従って、ビジネスで普段使いするスーツについては、いくらクリーニングで傷むからといっても、経験上1シーズン以上持ち越すのは避けています。

参考情報

 



2.靴

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続いて、靴をとりあげます。

ビジネスカジュアル用の靴であれば、意味はあるかも……?

ビジネススーツで使われる靴は、黒の紐靴が多いと思います。

このタイプは、通年で履くことが殆どで、衣替えをしたところで余り意味はなさそうです。

一方、ビジネスカジュアルで使うような靴、例えばスエード靴など、季節性がある物については、収納力やメンテナンスの意味において、有効かも知れません。

ただし、近年では暑い季節にもスエードをあわせることが多くなったので、意味は薄れてきているかも知れませんね……。

私の場合は、カジュアル用の靴の置き場所を若干変えるくらいで、大々的に衣替えはしていません。

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3.ネクタイ

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年を追う毎に増殖し続ける、ネクタイについて見ていきましょう。

数が多ければするべき

ネクタイにも、実は季節性があります。

例えば素材。ネクタイの基本はシルク――絹ですが、夏用に麻や綿を使った物、冬用にウールやカシミアを使った物があります。

また、織り方や生地の厚みでも、冬用と夏用に分けることか出来ます。

従って、収納の都合上も、選ぶ時のスムーズさを考えても、ネクタイの本数が多い場合には衣替えが有効だと思います。(だいたい、30本を超え辺りから意味が出てきます……)

なお、私の場合は以前記事で紹介したとおり、ネクタイの衣替えをしています。

クリーニングは極力避ける

クリーニング店のメニューにネクタイが掲げられていることが多いのですが、シルクはウール以上にクリーニングが難しい素材ということもあり、基本は「汚れが無ければクリーニングはしない」でOKです。

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4.シャツ

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続いてシャツ(いわゆるワイシャツ)について考えます。

麻好きは必要に応じて……

シャツ、それもビジネス用途のものは、基本的に通年素材が多いため衣替えは不要だと思います。

ただし、麻素材などのいかにも夏向けに見える物や、機能性素材(吸汗発散系)を使った物など、夏に特化したシャツを冬によけておく、というのも手でしょう。

ビジネスではあまり出番が無いかも知れませんが、厚手のネル素材を使った冬物がある場合も、同様に夏には仕舞っておくのも良いかも知れません。

私の場合、麻が好きなこともあって麻シャツが多く、これを寒い期間だけ待避させています。

 



5.腕時計

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続いて、腕時計です。

ベルトの衣替えはやってもいいかも……

腕時計は、基本的に衣替えはしないアイテムです。しかし私の場合、夏は汗をかきやすいこともあって、革ベルトを金属バンドに替える事があります。

革のベルトは、汗を吸うことで痛みが早くなります。また、汗を吸ったベルトはヌルヌルして不快ですよね……。

通常、時計のベルトは、他の革製品(靴、ベルト、鞄など)や当日のファッションにあわせて選ぶべきです。とはいえ、盛夏かつ外にいる時間が長い場合などは、金属バンドに交換することが多いです。

そんなこともあり、私の場合、使用頻度の高い時計については、夏のうちは金属バンド一本、ということもあります。

定期的なメンテナンスは必須

機械式時計の場合、定期的なオーバーホールは必要というのは、よく知られている話です。

一方で、汗をかいた後のメンテナンスは、余り語られる事が多くありませんが、結構重要です。

革バンドの場合は、乾いた布で水分を取った後、靴と同様、陰干ししつつ2~3日休ませます(連日使わないことが重要!)。また、吸汗と乾燥を繰り返すと油分が抜けるので、必要に応じてデリケートクリームを塗ります。

金属バンドの場合も、セーム革で良く拭き、定期的に超音波洗浄機で洗うと清潔さを保てます。

そして、時計本体も、汗をかきそうなときは防水機能があるものを使います。(アンティーク時計は、発売当時防水性があったとしても、現在それが保たれているかは別問題なので注意が必要です。汗がケース内に浸入し、いつの間にか錆びだらけになることも……。)。

参考情報

 

6.下着

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続いて下着を。ここではアンダーシャツをメインに考えます。

機能性下着の入れ替えと、定期的な廃棄を

ユニクロのエアリズム/ヒートテックや、SEEK/YGカットオフの強撚タイプ/防寒タイプなど、近年は夏や冬に特化した機能性下着が流行しています。

もちろん、これを入れ替えるだけでもよいのですが、オススメしたいのはヘタった下着の廃棄です。

下着は毎日交換し洗濯するものですが、外には見えないため、意外と古いまま着続けているパターンが多い様に感じます。

そのため、私は衣替えのタイミングで下着を全部確認し、傷んだ物を新しいものと交換するようにしています。

 



7.靴下

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実はここにも季節性がある、靴下について。

ウール、麻など季節物の交換と、定期的な廃棄を

概ね、下着と同様です。ただし、機能性素材と言うよりは、そもそも靴下はウールや麻など、季節性素材を使った物があります。

私もその一人なのですが、ウールや麻の靴下をお持ちの方は、衣替えをオススメします。ただし、ウールの靴下は、防虫剤と一緒にしまう事を忘れずに……。

また、下着以上に傷みが無いか確認することが重要です。というのも、靴を脱ぐことが多い日本において、穴が空いたり薄くなったりしている靴下は、非常に目立つからです。

いくらスーツはビシッと決まっていても、靴下に穴が空いているだけで、全てが台無しになります……。

 

8.防寒具(コート、マフラー、手袋)

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当然、嵩(かさ)張る防寒具は、きちんと仕舞っておくことが必要です。

正しい処理と収納が大事

防寒具は、収納スペースを広く取ってしまいます。また、登場する時期が終了してから次に登場するまでかなりの時間が空くことが多く、ケアも大切です。

コート

良く着たコートや、ウールや綿素材のコートについては、クリーニングに出してしまう方が良いと思います。

ただ、カシミアのコートで、かつ着用回数が少ない物については、クリーニングに出すか迷うところです。というのも、ウール以上にクリーニングで痛みが出やすい素材だからです。

私の場合、着用回数が少なければ、カシミア専用のブラシを掛け、袖口、襟口、ボタン回りなど肌が接触する回数が多いと想像される部分について、固く絞った布巾で拭い、陰干しした上で防虫カバーに入れて保管しています。そして、3年~5年に1回位、クリーニングに出しています。

マフラー

マフラーの場合は、カシミア素材であっても、首に(肌に)直接触れることが多いため、私の場合はドライマーク用洗剤(普段はジョイベックを使っています)で洗い、防虫剤を入れて保管しています。

革手袋

こればかりは、今も悩んでいます。

今までは、サフィールのレザーバームローションを塗った上で、防虫剤を入れ、湿度の低いところに保管していました。

ただ、ライナーのウールやカシミアは肌に直接触れていたわけですが、当然革と一緒に洗うのは抵抗があります。サドルソープ(革用洗剤)で丸洗いできるか……など、色々考えたのですが、答えは出ていません。

一応、クリーニング店では対応しているところもあるので、よっぽど汚ければ出してしまうのも手だとは思いますが……。(良い方法をご存知の方が居ましたら、ぜひコメント欄からご意見お寄せ下さい……。)

 

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