香水

ビジネス向け、男性用香水オススメ3選(夏用)

投稿日:令和6年(2024) 7月15日 

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皆さんは、香水を使っていますか?

以前当サイトでアンケートを採ったところ、半数以上の方がビジネスでも使っていると回答しているほど、かなり浸透している様に思います。

一方、香水を使ってみたいのでオススメを教えてほしいという複数の初心者の方から、質問をいただいていました。

香水は量り売りだけでも100種類以上、レギュラーボトルでも40種類以上と、恐らく人並み以上に購入してきましたが、これまでオススメを紹介する記事は”ある理由”から出してきませんでした(理由は記事の最後で述べます)。

が、少し考えが変わったのと、結構この手のコメントをよくいただくので、記事にしてみたいと思います。

0.そもそも香水は必要か

本題に入る前に重要なことを。

香水は、そもそも「使わなくても差し支えがないもの」で、かつ”香害”など「マイナスになりかねないもの」です。

私なりの結論としては、「香水は全ての男性にとって必要ではないが、ファッションの一部として、毎日のコーディネートが楽しくなるアイテムの一つである」と考えています。

香水を楽しむ為の三ヶ条

私は、香水を楽しむ為の次の3つのことに気をつけ、マイナスが発生しないようにしています。

  1. 付ける量と場所の限定し、香害を防止
    → ほのかに香らせるため、脇腹よりも下に基本的に1プッシュ、多くても2プッシュ。
  2. 香りの種類を使い分ける
    → 「夜用」の甘ったるい香りはビジネスには不向き。香りにもTPOがある。業界やシーン(謝罪、葬儀)などによっては、使わない、という選択も必要。
  3. 基本は消臭、その上で香りを
    → まずは体臭や生乾き臭を抑え、そのうえで香水を活用する。

※ 特に、香害防止は非常に重要ですので、未読の方はぜひ以前のエントリーをご覧下さい↓

 

以上に気をつければ、香水はそれほど怖い物ではありません。

「自分の定番の香り」として同じ物を使い続けるのも良し、私のように様々な香りを気分、天候、コーディネート、行く先によって変える、というのも楽しいものです。

 

1.BANANA REPUBLIC 「CLASSIC」

オススメポイント1:万人受けする

BANANA REPUBLIC(バナナリパブリック)のCLASSIC(クラシック)は、おそらくほとんど嫌いな人がいないのではないか、と思われるほど万人受けする香りが一番の特徴です。

シトラスフローラル・スパイシーで、完全に「平日日中の香り」です。とてもすがすがしさがあります。

また、香りがキツすぎず、かつ1プッシュが少量で香害になりにくいのも良い点です。

おじさん臭さも一切無く、若者の香りでもあります。特に20歳代にオススメです。

オススメポイント2:ユニセックス

オススメポイントの2つめはユニセックスであること。

ユニセックスの何が良いかというと、ビジネスに不適な男性の「色気」をあまり出さない香りが多いからです。

例外はありますが、基本は「ユニセックスの香水はビジネスで使いやすい」というのは覚えておいて損はありません。

なお、本製品はAmazonの商品紹介詳細情報欄では「女性用」、売れ筋ランキングでは「男性用オードトワレ」と、まさにユニセックスを体現しています^^;

オススメポイント3:安価

最後に、安価であること。 この製品は125mlタイプが3,000円台と、この後紹介する製品の半分以下の価格です。

初めて買うボトルとしては最適だと思います。

 

2.Dior「DUNE POUR HOMME」

クリスチャンディオール デューン プールオム EDT 100ml

クリスチャンディオール デューン プールオム EDT 100ml

18,370円(10/17 23:00時点)
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オススメポイント1:スーツに良く合う

Dior(ディオール)のDUNE POUR HOMME(デューン プールオム)の一番気に入っているのは、スーツにピッタリの香りであること。

男性的な落ち着いたウッディがベースでありつつも全く甘ったるくなく、フレッシュさが混ざった、まさにビジネスでパリッと着こなすスリーピーススーツを連想させる絶妙な香りです。

最もお気に入りの香水の一つで、かれこれ3本くらい買っています……。

オススメポイント2:複雑な香り

先に紹介したBANANA REPUBLICのCLASSICと異なり値段は張りますが、対照的にとても複雑で重厚な香りです。

年齢的にCLASSICは20代にオススメと書きましたが、DUNE POUR HOMMEは30歳以上の方にオススメできる香りです。(といいつつ、私は20代から愛用していましたが^^;)

オススメポイント3:ベースノートが秀逸

最後にベースノートの秀逸性です。

ベースノートとは、基礎となる香りで、そして最後まで消えない部分を言います。(クラシック音楽でいうとピアノの左手、コントラバスやチューバといった低音パートですね。)

最初は良いけど、3時間を越えると嫌なムスク臭しかしなくなる……という香水が多い中、DUNE POUR HOMMEは、このベースノートが最後まで綺麗かつ力強く、朝つけても夜お風呂に入る前まで香りがしっかり残ります

さらに、DUNE POUR HOMMEのベースノートは、体臭や汗臭さを上手く混ざって、嫌な臭いを良い香りに変換してくれるのです。(体臭に個人差があるように、効果には個人差があります^^; というか私の幻覚かもしれません。)

「基本は消臭、その上で香りを」と上で書いたように、まずは汗臭くならないような努力が必要ですが、外回りや出張など、どうしても汗をかいてしまうときにはベストな香水だと感じています。

 

3.Guerlain「VETIVER」

ゲラン ベチバー EDT スプレー 100ml [並行輸入品]

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オススメポイント1:春先~初夏にピッタリ

Guerlain(ゲラン)のVETIVER(ベチバー)はその名前の通り、イネ科のベチバー(ベチベル草)をイメージした香りです。

草のイメージですので、ウッドの中に新緑、草原、フレッシュさが入っています。なお、いわゆる「キュウリ臭」のような青臭さや瓜臭さは皆無で、新しい畳の香りを濃くしたような感じです。

まさに、春先から初夏にかけてピッタリな香りです。

なお、ベチバーを冠した香水はいくつかあり、私が好きなジャンルでもあるのですが、その中でも一番がゲランです。(ちなみに二番はクリードのベチバー

オススメポイント2:落ち着いた「和」も感じるテイスト

ゲランのベチバーは、人によっては「お香の匂いがする」と感じるかもしれません。私も、ベースノートに強い白檀(高級な線香の香り)を感じます。

したがって、20代~30代というよりは、40代以上のシニアマネージャや50代のエグゼクティブ層に最適な香りです。(といいつつ、私は20代から愛用していましたが^^;)

オススメポイント3:人と被らない

オススメポイント3つめは、人と被らないという点です。

先に紹介したBANANA REPUBLICのCLASSICは全ての層で、Dior DUNE POUR HOMMEは香水好きにはかなり有名な香水です。

そのため、(ダビドフのクールウォーター、ck one、ブルガリの何種類か程ではありませんが)街中で被る事はなきにしもあらずです。 しかし、ゲランのベチバーは、外で嗅いだことはありません。

なお、私と被る可能性は――ご容赦ください。

 

(さいごに)オススメの香水を記事にしてこなかった理由

最後に、今までオススメの香水を記事にしてこなかった理由を書きます。

実際は、いくつか記事の中で小さく紹介したことがあります。しかし、あくまでデパートでムエット(試香紙)を使ったり、量り売りを買ったりして、「自分の好きな香りを見つけてほしい」とし、紹介そのものの記事はありませんでした。

理由はいくつかありますが、一番は「好きな香りは千差万別。香水はオススメされて選ぶ物でない。」と考えていたからです。

とはいえ、これは少し不親切だったかも知れません。

なぜなら、香水は「星の数ほど種類はある」が「売上上位のシリーズは街中の至る所から香ってくる」し「ビジネス向けの香水はかなり限られる」など、難しい性質を持っているからです。

従って、趣味や趣向が似通っている他人の好きな香りを起点に、系列のシリーズや、同じブランドの他の香水に手を伸ばす、というのも有意義なのではないか、と考え直すようになり今回の記事に至りました。

 

今後も、もし需要があれば、秋向け、冬向け、年齢別など、色々な角度から香水をご紹介したいと思います。

 

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