着こなし

[新郎新婦/家族必見]スーツ/礼服の写真撮影で気をつける、7つのポイント

投稿日:令和2年(2020) 12月6日

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先日、親戚の結婚式関連で写真撮影に参加しました。

綺麗な花嫁衣装はとても魅力的でしたが、注目したのは新郎や男性出席者の衣裳です。

というのも、写真館のスタイリストやスタッフは、花嫁の衣裳や髪型には常に気を配って乱れを直していましたが、新郎の衣裳については「え、そこ直さないの!?」というシーンが多発したからです。

(こう言う言い方は男女平等に反するのかも知れませんが)結婚式の主役はあくまで女性ということを考えると、男性側に気を遣っている暇は無いのかも知れません。

ということは、男性の皆さんが写真を撮られる際、自分の服装は自分で気をつけなければいけないということです。そこで今回は、普段気をつけていても、いざ写真を撮られる段になると忘れがちな点について、自分なりにまとめてみました。



上着/ベスト

チェックポイント1:フロントボタンは閉じているか

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よく、集合写真で見る多発NGポイントがこちら。「ジャケットのフロントボタンが閉じていない」です。

ジャケットのフロントボタンは、着席時以外は原則閉めることが必要で、これはスーツにせよジャケパンにせよ同じです(燕尾服<テールコート>など、元々ボタンをしめない設計になっているものは除く。)。

同窓会など、会合の最後に写真撮影があるパターンだと多発する現象です^^;

もちろん、三つ揃い(スリーピーススーツ)などのベスト(ウェストコート)を着用するものは閉じなくても構いませんが、ウェストが絞られているデザインの場合、閉じた方が腰回りが綺麗に見える事があります。

ただし、全部のボタンを止めるのはNGなのでご注意下さい(一番下のボタンは基本的に開けたままです。詳細は以下の記事をご覧下さい。)

チェックポイント2:ベストのベルトは締まっているか

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これは、冒頭に紹介した写真撮影で実際に遭遇した問題です。

当日新郎は写真館の貸衣装タキシード(正確にはタキシードのようなもの)を着用していたため、サイズが体に若干あっていない状況でした。

そのため、ベストの胴回りが大きく、お腹から浮いた状況に。

本来であれば、ベストの背にあるベルトを調整することである程度この浮きをとることが出来ますが、スタイリストもスタッフも全く対応せず……。うるさい親戚として私が締めに行きました^^;

 

ズボン

チェックポイント3:裾が蛇腹になっていないか

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これも今回発生したもの。

貸衣装のタキシード(正確には(以下略))は、ブレイシーズ(ズボン吊り、サスペンダー)によってズボンのウエスト位置を調整できる仕様になっていましたが、きちんとサイズ調整されておらず足下がだぶついていました。

ズボンを綺麗に見せるためには、クリース(ズボンの縦方向のプレス)が地面へ垂直に落ち、靴の上で若干くぼむことが必要です(ハーフ~ワンクッション程度)。しかし、ズボンの裾が余っていたり、ふくらはぎ部分のサイズが合っていないと蛇腹になり、みすぼらしく見えます。

ベルトの場合、ウエスト位置は調整出来る範囲が限られたり、調整出来ても歩くと元に戻ってしまいますが、調整が楽になるので写真撮影時にはできればブレイシーズを使いたいところです。(そして、きちんとウエスト位置を調整してください。)

チェックポイント4:座りジワがついていないか

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実は、スーツスタイルになれた方でも起こしてしまう問題がこちら。(わたしもやらかしたことがあります……。)

座りジワとは、ズボンの太ももの付け根あたりに起きるシワ。サイズが合わないことによって起きるシワでは無く、長時間座ったことによって発生してしまうものです。

写真館に向かう間の交通機関利用時、着席での会食、仕事など、座るシーンは様々ですが、出来れば立って移動するか、写真撮影時は別の服で向かい、撮影前に着替える等の工夫が必要です。(会食後の集合写真はもう仕方が無いですね……。)

太もも以外の座りジワ

座りジワには、太もも以外にも目立つモノがいくつかありますので、ご紹介します。

  • ジャケットの背のすそ……背もたれに寄りかかることで発生。特に、サイドベンツ(切れ込みが2カ所はいっているもの)に発生しやすいです。ジャケットを総裏(裏地を前面に貼ったディテール)にしたり、ノーベントにすると軽減できます。
  • ズボンのひざ裏……膝を曲げることで発生。汗によって、シワが強く出るため手強いシワです。直すにはズボンプレッサーやアイロンが必要。

 



シャツ/ネクタイ

チェックポイント5:シャツの袖が適切に出ているか

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これも今回の写真撮影で実際に発生したものです。

ジャケットは、袖からシャツの袖が若干(体格にもよりますが1cm前後)出ていると綺麗に見えます

しかし、たとえサイズ通りのシャツ/スーツであっても、手の上げ下げによってスーツの中にシャツが引っ込んでしまうことがあります。

したがって、撮影前にはシャツがジャケットの裾から出ているか確認し、出ていなかったら引っ張って出すようにしてください(シャツの袖が短くても、一時的なら出てきます。)。

ほんの少しでも、白いシャツの袖が見えているだけで、全体が引き締まって見えます。

シャツが出すぎている場合

袖が長めのシャツなど、出すぎている場合はアームバンドを使うと便利です。

アームバンドについては過去に記事がありますので、そちらをご覧下さい。

チェックポイント6:ネクタイが「たくあん」になっていないか

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これも今回の(以下略)。

ネクタイが「下がっている」とか「左右にずれている」などは、スーツスタイルに詳しくないスタッフやスタイリストでも対応してくれますが、「結び目が緩く格好良く見えない」状態については、対応できない場合があります。

結び目の形は好みによりますが、結び目の下の部分が緩くなっているのは基本的にはNG。キュッと結び、出来ればディンプル(えくぼのような凹み)を入れて立体感を出すと良いでしょう。

こちらについても、詳しくは関連記事をご覧下さい。

チェックポイント7:ネクタイはふんわりしているか

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締めるべきところはしめる、ボリュームを出すべき所はふんわりさせると綺麗に見えるのがネクタイです。

やり過ぎると嫌らしくなりますが、タイバー(いわゆるネクタイピン)を使い、ネクタイをふんわり持ち上げると立体感が出て綺麗に見えます。弔事には向きませんが、慶事であればとても華やかに見えます。

 

さいごに

まとめとして、チェックポイントを再掲します。写真撮影の前にもう一度御確認下さい(御家族の方、写真館スタッフの方は、ぜひご協力下さい^^;)。

  1. フロントボタンは閉じているか
  2. ベストのベルトは締まっているか
  3. ズボンの裾が蛇腹になっていないか
  4. ズボン等に座りジワがついていないか
  5. シャツの袖が適切に出ているか
  6. ネクタイが「たくあん」になっていないか
  7. ネクタイはふんわりしているか

なお、今回挙げたのは、あくまで写真撮影の直前や向かう途中のうっかりに気をつけるべき内容でした。したがって、スーツのサイズ感がとか、汚れがついているとか、場に相応しくないアイテムとか、そういった内容は、当然別途考えておく必要があるのでご注意ください。

 

皆さんが写真撮影時(に限らず、スーツなどの着用中の乱れ)に気をつけていることはありますか? よろしければ是非コメントをお寄せ下さい。

 

 

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