下着

Tシャツにも対応したカットオフシャツ グンゼ「in.T」を試す

投稿日:平成31年(2019) 4月21日

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夏のスーツスタイルに(個人的には)もはや必須となった下着、グンゼYGカットオフ。

本サイトでも過去に何度かレビューしましたが、先月、Tシャツでも利用できる姉妹製品が発売されました。

そこで、実際に購入し、外観や着心地についてこれまでのベストバイ(YV1912)とも比較しつつ、ご紹介します。

また参考情報として、ヘビーユースしたYV1912の状況から、その耐久性についても記事末尾でご紹介します。

0.スーツスタイルにおける良いアンダーシャツの条件とは?

※ さんざん書いてきたことでもあるので、ご存じの方は読み飛ばして下さい。

スーツスタイル(スーツ、ジャケパン)において、アンダーシャツはとても重要です。

もちろん、「シャツ(いわゆるワイシャツ)そのものが下着であるから、アンダーシャツは着ない」というポリシーの方はいらっしゃると思います。

しかし、一般的なサラリーマンのみなさんには、ぜひ以下の条件にあったアンダーシャツの着用をおすすめします(今回は、これから来る夏用について述べます)。

良いアンダーシャツ5つの条件(夏)

①色がベージュなど、透けないこと

シャツからアンダーシャツが透けて見えるのは最悪です。これを防ぐには、肌に近い色のアンダーシャツを着ることが、手っ取り早いです。

②縫い目が少なく、目立たないこと

色が肌に近かったとしても、縫い目の盛り上がりがシャツに透けて見えることがあります。そのため、なるべく縫い目の少ないものを選ぶと良いです。

③VネックかUネックで、開襟から見えないこと

夏のクールビズ期間、ネクタイを外すことがあると思います。

そのときに目立つのが、シャツの開きから見えるアンダーシャツです。これを防ぐのが、深いVネックかUネック。これだけで、だいぶ「おじさん臭さ」が消えます。

④汗に強く、汗透けしないこと

アンダーシャツは、汗を吸って快適さをもたらすとともに、汗で肌が透けないようにしてくれます。

このとき、単に薄い生地のシャツでは汗が抜けてしまうため、高い吸水性と蒸発性が必要です。

また、醜い「脇汗」を防ぐ仕組みもあればなお良いでしょう。

⑤風を通し、快適であること

たとえ汗を良く吸ったとしても、汗を吸ったまま張り付いてしまっては快適性が損なわれます。

そこで、スーツの強撚糸のように、通気性がある物を選ぶと良いです。

今のところのベストバイ

これまで色々な夏用アンダーシャツを試してきましたが、今のところベストはグンゼYGのYV1912でした。(SEEKも良いのですが、コスパを考えるとYGです。)

3枚1,000円のシャツがちまたにあふれていますが、一度着てしまうとやめられません。。。

詳細は下記レビューをご覧下さい。

そんなグンゼYGカットオフの姉妹品が、今回レビューする製品です。

 

1.製品の概要

in.T(インティー)と名付けられたこの製品ですが、名前の通り、Tシャツでも問題無くアンダーシャツを着られるようにした製品です。

首の開口部が広いTシャツを着ると、Vネックのアンダーシャツは首元から見えてしまう問題がありましたが、これを改善するために広めのUネックにしたもの、と言う事だそうです。

ただ、本サイトのメインテーマはサラリーマンのファッションですから、Tシャツの話は「Tシャツでも着られる」とオマケ程度とし、まずはスーツスタイルやクールビズの観点から、レビューを進めていこうと思います。

仕様・諸元

今回購入した製品には、袖ありと無しの2種類があります。

袖あり

  • 品名:クルーネックTシャツ(汗取りパッド付・短袖)
  • 品番:YV2613P
  • 希望小売価格:\1,800+税
  • サイズ:3種類(M、L、LL)
  • カラー:3色(ホワイト、クリアベージュ→今回購入、ブラック)
  • 素材:ポリエステル35%、綿:30%、レーヨン:20%、ポリウレタン15%

以前レビューし、29年のベストバイとしても挙げたYV1912と比較すると、値段が少し高めなのと、ポリエステルの割合が5%程度増えているところでしょうか。

袖無し

  • 品名:クルーネックスリーブレス(汗取りパッド付・短袖
  • 品番:YV2618P
  • 希望小売価格:\1,500+税
  • サイズ:3種類(M、L、LL)
  • カラー:3色(ホワイト、クリアベージュ→今回購入、ブラック)
  • 素材:ポリエステル35%、綿:30%、レーヨン:20%、ポリウレタン15%

緑文字:袖ありとの差異
※ 出典(いずれも):グンゼのニュースリリース

 

2.フォトレビュー

それでは、実際にどのような製品か、写真を交え、YV1912とも比較しつつ確認したいと思います。

 

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これまでのパッケージとは傾向が異なるおしゃれな感じです。

両方とも同じに見えますが、左が袖あり、右が袖無しです(正直見分けにくいです。逆かも^^;)。

 

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ちなみに、YV1912はこんな感じでした。

袖あり

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1,800円ということで、YV1912よりも定価ベースで300円高い値付けです。(実勢価格だと500円くらい差があります。)

 

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袋からだしたところ。首周りが大きなU字型になっています。

 

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上がIn.T、下がYV1912です。色も結構違いますね……。

 

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袖の長さは変わらないように見えます。その他、胸の開口部以外、縫製はほとんど一緒に見えました。

 

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トルソーに着せてみました。やはりかなり開きが大きいですね。

 

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比較のために、YV1912の上から、In.Tを着せてみました。

 

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左右で約2センチ程度、In.Tの方が大きく開いていることが分かります。

 

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肩の部分。1センチ程度In.Tの方が広いです。

 

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逆に、胸の深さは約4.5センチ、YV1912の方が深いようです。

 

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背中も、YV1912にくらべて深くなっている気がします。

 

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こちらも実測してみると、約3センチ、In.Tのほうが広くとられています。

結構大きめのTシャツを着ても大丈夫そうですね。

 

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袖をめくると脇汗パッドが見えます。

 

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シャツを着せてみました。透けやすい麻のシャツですが、透けませんね。

 

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ボタンを2個外しすると、アンダーシャツが見えます。(このサイトをご覧の方で、どの程度需要がある着方か分かりませんが……。)

 

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この点、YV1912は2個外してもシャツは見えません。(ちなみに、私は2個外すことはありません^^;)

袖無し

続いて、袖無しを見ていきます。

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平置きすると脇汗バッドが出てくるので、奇妙な形に見えます。

 

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上が袖あり、下が袖無しです。

 

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袖は、脇汗バッドのみが見える形状です。

ランニングシャツのように古くさく見えないので、短袖のポロシャツ、Tシャツにピッタリですね。

 

3.着心地レビュー

先週1週間は暑い日が多く、また外勤も多かったので着心地を試すには丁度良い陽気でした。、実際に何回か着用してみましたので、着心地について簡単にコメントします。

袖あり

実際に着てみると、清涼感のある肌触りです。YV1912よりも若干シャリ感があるようです。また、弾力性が強いと感じました。

意外に良かったのが、胸の間にも布があるため、汗を受け止めてくれたことです。YV1912はVネックが深いので、汗が流れてしまうことがありました。

一方デメリットとして、背中のタグ(シャツのヨーク部分に付いているブランドや生地の織りネーム、イニシャルタグなど)が肌に当たることです。これはIn.Tの、背中の襟ぐりが深い設計になっているためです。

また、Uネックの部分が広がりやすいのか(及び素材のシャリ感が強く引っ張られやすいためか)タイトなポロシャツを着る際に、肩の部分が少しずれることがあります。(気をつけて着れば問題ないと思います。)

袖無し

基本的には袖ありと同様ですが、袖が無いため着ていてかなり開放感があります。

そもそも肩の部分は汗をあまりかかないでしょうし、通常のスリーブレスのアンダーシャツと違ってしっかりとした脇汗バッドもありますから、袖が無くても良いのかも知れません。

当初はスースーして違和感がありましたが、本格的な夏場には活躍してくれることでしょう。

あとどうでも良い情報ですが、デザイン的にIn.Tのほうが、シャツを脱いだときの男らしさがある(体を鍛えている方は、In.Tの方が見栄えがよいはず) 様に思います。

 

5.まとめ

本製品は、冒頭に書いた通りあくまでTシャツ用として開発されたものです。

したがって、スーツスタイル専用として用いるのであれば、従来のベストバイであるYV1912を購入した方がよいと思います。

一方、週末やスーパークールビズで、Tシャツや襟の開きが横に広い衣服を着る機会が多い方は、兼用としてIn.Tを選ぶメリットがあると思います。

また、In.Tの「袖無し」については、開放感がありつつも脇汗対策が施されているため、盛夏に用いるアンダーシャツとしては良いと感じました。

個人的な方針

  • 引き続き、夏の主力はYV1912
  • 休日やレジャーで着るTシャツ用兼盛夏用にIn.Tの袖無しが数枚あっても良いかも
  • 袖ありの追加購入は様子見(実勢価格の推移次第)

 

(おまけ)YV1912の耐久性報告~1年酷使した状況~

昨年3月頃に購入したYV1912について、耐久性を見るため、意図的に週1~2ペースで使い倒してみました。

今回はその顛末をご報告します。

 

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こちらが、1年使い続けたYV1912です。衿もヨレヨレになっておらず、一見新品に見えますが……

 

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表面の毛羽立ちが、若干目立ってきました。

 

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カットオフ部分も、若干ギザギザになってきています。

 

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一方で、V字の部分は破れることはありませんでした。(SEEKは綿の割合が多く着心地は良いのですが、V字の先端部分が破れやすいという欠点があります。)

 

今回1年間着倒した結果言えるのは「グンゼ凄い」です。

冬場も着続けたため、おそらく70回以上着用と洗濯を繰り返しており、他のメーカーの(しかも裁ち落としタイプの)シャツであれば、もっとダメージが見えているところですがまだ実用範囲です。

この耐久性だったら、1枚1,000円以上も納得の価格だと思いました。

 

今回のIn.Tも、どのくらい耐久性があるのか確認していきたいと思います。

 

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