今年も、恒例のファッショングッズベストバイを最後の記事にしたいと思います。
平成30年(2018年)の1年間にレビューしたファッショングッズの中で、上位5製品をピックアップし、その後の状況などを交えつつご紹介したいと思います。
選定の基準はもっと早く買っておけば良かった、という観点――つまり、「もし、年初の自分にアドバイスできるとしたら伝えたい、ファッショングッズ」をご紹介します。
第5位)つま先の快適さが違う「fukuskeロングホーズ」
選定理由
ロングホーズとは簡単に言うと、スーツで厳禁の生足を隠し、かつふくらはぎから足首を美しく見せる長めのソックスのこと。
これまでパンセレラ、ハリソン、SEEK、タビオ、ソックスBox等々の色々なロングホーズをレビューしてきましたが、その中でもfukuskeのロングホーズは、一二を争うすばらしい履き心地でした(特につま先)。
もちろん、パンセレラやSEEKも履き心地は非常に良いのですが、高価格がネックでした。しかし、fukuskeは1,500円(税別)で購入できます。
レビュー後の状況
当時、耐久性については利用して日が浅かったことから評価対象外としていましたが、実際に履き続けたところ全く問題ありませんでした。
「fukuske」の文字や、つま先のロゴ部分については禿げてきたものの、表面の質感に荒れ等なく、快適に利用できています。(洗濯ネットを使い、普通の家庭用洗濯機で洗っています。)
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第4位)スエード靴の手入れが楽しくなる「さのはたブラシ スエード用」
選定理由
寒い時期におけるカジュアル靴の主役、スエード。基本的なケアはブラッシングでよいため、「手入れが楽」とよく言われる素材でもあります。
しかし、スエードのブラッシングは、小さいブラシや引っかかるゴム系のブラシが多く、その手入れについては快適さとはほど遠いのが実情でした。
そこで試したのが「さのはたフラシ スエード用」です。
従来のスエード用ブラシに比べて大型のため短時間でサッと使え、グリップも良く、手入れ後の仕上がりにも満足でした。
レビュー後の状況
たまに退色(色落ち)したな、と思ったらスエード用保革リキッドを使いますが、スエード靴の手入れはほぼこれ1本になっています。
普段の手入れはブラシ外周部をメインに使い、すこし毛が寝てきたなと思ったら内側の真鍮部分をメインに……といった感じで、オールマイティなのも使い勝手がよいですね。
この秋冬、スエードの手入れをかなり変えてくれたので、4位としました。
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第3位)夏にも使える腕時計用革ベルト「カシス ミュールズ」
選定理由
休日のジャケパンで、腕時計の金属ブレスはどうしてもビジネスライクに見えてしまう事も多く、革ベルトにしたいことがありますよね。
一方で、夏は汗で革ベルトが傷むから、やっぱり金属ブレスにしておこう……。この考えは、これまで私の腕時計における常識でした。
この常識を壊してくれたのが裏面に天然ゴムを使い、汗からベルト本体を守ってくれる裏面防水ベルトのカシス ミュールズです。
革の傷みを気にせず、革ベルトを「つけたいときに、つけられる」ようにしてくれる、良い製品だと感じました。
レビュー後の状況
黒ベルトをビジネス用に、茶ベルトを休日用にそれぞれ活用しています。
冬になった今でも、暖房の効きすぎなどで汗をかくことがあり、重宝しています。
もちろん、裏面の肌触りは革張りに叶いませんが、それを上回る効用があったこと、夏に革ベルトをできて幸せだったこと(^^;)を加味して、3位にしました。
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記事にも記載していますが、手洗い等で濡れそうなときや汗をかいたときにサッと外せ、ベルトの負担も最小限になる「Dバックル」と一緒に利用すると便利です。
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CASSIS[カシス]カーフ時計ベルト 裏面防水 MULHOUSE ミュールズ 18mm ブラウン 交換用工具付き U0040656037018
※ 楽天のmano a manoで購入すると、ワンタッチバネ棒が無料で附属するので、個人的にはこちらをよく利用しています。
第2位)舶来ペンの格好良さと、優秀な日本リフィルのいいとこ取りできる「リフィルアダプター PK-01」
選定理由
海外のボールペンは、見た目は格好が良いけれど、漢字を筆記するのには文字が太すぎたり粘度が高かったりする……。
一方で、日本製の筆記具には好みの外観のものがない……。
そんな悩みを解消してくれたのがリフィルアダプターでした。
紹介したのは、通称パーカーリフィルに、日本製リフィルを取り付けることの出来る「PK-01」というリフィルアダプターです。
実際にペリカンの「スーベレーン」へ三菱の「ジェットストリーム」の替え芯を装着したところ、ぐらつきもなく、細字かつ書き味の良いペンへと生まれ変わりました。
レビュー後の状況
客先でメモを取るときなど、毎日のように使っています。インクがなくなったときも、日本製リフィルならばどこででも手に入るのが良いですね。(会社の文具カタログで調達可能という……^^;)
ほぼ毎日使っていること、お気に入りのペンがより一層使いやすくなったことから、この製品を2位にしました。
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第1位)実用にも見栄えにもメリット「豊岡クラフト ウォッチスタンド」
選定理由
腕時計をする方が減っている中、また直前の記事でレビューした製品を1位にするのもどうかと思ったのですが、実際
- 毎日使っている
- 時刻のズレがすぐに確認できるようになった
- 手軽に掛けられる
- 腕時計に定位置が出来て安全になった
- 朝出かけるときに時計を選びやすくなった
- インテリアとしても優秀
- 金属ブレス腕時計の裏蓋を傷つけにくくなった
等々、腕時計に関しての環境がかなり良くなり、投資対効果も高かった製品なので、1位としました。
個人的には、「毎日使っている製品」というのが、高ポイントでした。
レビュー後の状況
相変わらず重宝しています。
帰宅後にはここに掛けて、出かける前はここから取っていくというのが、完全にルーチン化しました。
ウォッチスタンドは腕時計マニア向けのグッズ(ン百万円もする高級時計を掛けてニヤニヤするグッズ)だと思っていたのですが、服のハンガーやシューツリーに近い存在かも知れませんね。
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※ 人気がある&製造数が少ないためよく欠品し、定価以上で売られていることがありますが、1週間くらいで補充されるので気長に待ちましょう……。
今年の反省と来年の抱負
昨年末の課題
昨年(29年)年末の記事を見返すと、
- よりアンテナを高くして、(29年に少なかった)役立つファッションアイテムのレビュー記事を増やしたい
- サイトの情報や構成を構造的にしたい
この2つを挙げていました。
おそらく、1つ目は達成出来たと思いますが(今年は、2本に1本はレビュー記事でした)、2つ目までは正直手が回りませんでした^^;
2つ目については来年への課題として持ち越したいと思います。
また、記事のアイデアについては色々とコメントやメッセージをいただいています(ありがとうございます。)ので、それについても出来るところから手をつけていきたいと思います。
来年でサイト開設から丁度10年目です。
これもコメント等、皆さんから様々なリアクションをいただけたことが、継続のモチベーションにつながりました。
これからも、皆さんと一緒に、サラリーマンのファションについて考えていきたいと思います。
(おしらせ)来週の更新はお休みします。
(参考)これまでのベストバイ