靴下

足の快適さが凄い! 福助(fukuske)のロングホーズレビュー

投稿日:平成30年(2018) 9月9日

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お気に入りのホーズ(ハイソックス)はありますか?

スーツにロングホーズは必須! という考えから、本サイトではこれまでいくつもの製品をレビューしてきましたが、その際外国の方から「福助のロングホーズ」をオススメされることが何度かありました。

福助はハリソンやSEEKに比べ、ネット上のレビューも少なく、店頭でも余り見かけないのですが、海外では意外と人気があるそうで。     

ここ数ヶ月、公式サイト含めて品切れが続いていたのですが、先日やっと在庫が補充され、購入することが出来ました。

そこで、実際に履きつつ、また他社製品との比較なども交え、レビューしてみたいと思います。

1.ロングホーズってなに?

※ 例によって、ご存知の方は読み飛ばして下さい

ズボンの裾から地肌が見えてしまう事、特にすね毛が見えてしまうことは、男性にも女性も不評です。

これを防いで靴とズボンの連続性を保ち、さらに足首とふくらはぎを美しく見せることが出来るのが、ロングホーズ――少し長めのハイソックスというわけです。

他人からこそよく見える

普通のソックスで十分隠せているよ、という方もいらっしゃると思います。しかし、そう上手くいかない事が多いのです。

普段、自分の脛(すね)は高い角度で見下ろしていますよね。しかし、他人は横の低い角度から見ています。

上から見たとき、当然ズボンの裾で地肌やすね毛は見えないかも知れませんが、他人からはかなりハッキリと視認できます。

特に座ったり、足を組んだりなど、ズボンの裾が上がりやすいシーンや、徒歩移動の後など、靴下が下がりやすいシーンにおいては、通常のソックスは無力です。

そして、靴、靴下やズボンといった色の濃いものに囲まれると、如何(いか)に地黒な方の素肌であっても、コントラストがついて皆の視線が脛に誘導されてしまうのです。

ズボンの張り付きを防ぐ効果も

また、素肌のままだと汗でズボンの裏地が張り付き、気持ち悪い思いをすることがありますが、ホーズを履くことでこれを防ぐことが出来ます。

もちろん、厚手や化繊の混紡率が高いと張り付いてしまう事もありますが、ホーズは夏冬問わず、ズボンの中を快適に過ごすための重要なアイテムでもあります。

 

2.足袋だけじゃない福助

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福助の足袋

ちなみに、福助といったら足袋(たび)ですよね。

ソックスの製造販売は、以前テレ東系のテレビ番組で見たことがありましたが、ロングホーズまで作っていたとはコメントを戴くまで知りませんでした。

少し調べて見ると、もともと下着や靴下にも事業を拡大していたものの、15年前の倒産を機に、商品ラインナップを多様化させたのだそうです。その一環かもしれませんね。

 

3.外観レビュー

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今回購入したのはこちら。「fukuske 6:2リブ ドレスロングホーズ」です。

1足1,500円(税抜)。1,200円のハリソンやタビオと2,000円のSEEKの中間くらいの位置づけですね。

(ただし、公式通販サイト(楽天市場)はクーポンをばらまくことが多く、工夫すると実質的もう少し安く購入出来ます。現在も、9月11日午前2時まで使える、3,000円購入で300円引きのクーポンを配布しています。)

 

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今回は4色購入しました。左下からグレーベージュ、ネイビー、モクチャコール、ディープブラウンです。

共通事項

色別のレビューに入る前に、共通する項目をチェックします。

 

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パッケージです。

fukusukeではなく、fukuskeです。検索時には注意しましょう^^;

アクセントにもなっているパッケージの赤い糸は、引っ張ると簡単に外れます。

福助の人形マークも健在。

 

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ちなみに、足袋ではこんなところ(コハゼ)にいます。

 

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土踏まずの部分。

グローバル展開を意識してか、fukuskeの表記を使用しています。

 

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つま先部分。つま先に自信があるようですね。(履き心地レビューで結果は後述します。)

つま先の留め具は、シールになっています。金属よりもこっちの方が捨てやすく有難いです。

 

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材質は綿とナイロン。配合の比率は分かりませんが、タビオよりも綿が多めに感じました。

私は問題無いのですが、サイズは1つのみなのが少々残念です。

 

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全体ではこんな感じ。ロングホーズとして十分な長さがあります。

 

つづいて、色別に外観を見ていきましょう。

グレーベージュ

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少し明るめのグレイです。明るめのパンツに合うと思います。

 

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中央付近までリブ編みになっています。

 

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リブ部分の拡大。

 

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トルソーに履かせてみました。

 

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片足のみとはいえ、ロゴが少し自己主張強めですね^^;

 

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畳に上がる事を考えると、こいつは要らないか、見えないよう足裏にして欲しいところです……。

 

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踵(かかと)部分。透けることもなく、とても綺麗です。

 

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履き口の部分。末端の部分の処理がきれいです。

 

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前から。綺麗なリブと、つやのある生地のおかげで、すらっと足が美しく見えます。

 

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踵部分を後ろから。

ここは靴のヒールカップ部分が当たるので、一番摩耗しやすい部分です。底部分と同じ厚みで作られていて、丈夫そうに感じました。

モクチャコール

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続いてモクチャコールです。

先ほどのグレーベージュと似た様な色合いですが、こちらの方が少し暗めです。

ビジネス向けとしては、こちらの方が汎用性が高いかも知れません。

 

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リブ編みの終端部分。

 

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後ろから。黒や、焦げ茶色の靴が合いそうですね。

ネイビー

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ネイビーといっても、そこまで青々しくありません。ビジネスに使える青、といった感じです。

また、モクチャコールよりも色が濃いように感じるので、あらたまった場にも使えそうです。

 

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紺のスーツはもちろん、あえてライトグレイのスーツと合わせて、靴下の紺を目立たせても面白いかもしれません。

 

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ジャケパンで茶や焦げ茶の靴とも相性は良いと思います。

ディープブラウン

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最後はディープブラウンです。

 

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ディープブラウンですが、思ったよりも明るいです。スーツというよりは、ジャケパンに合わせやすいとおもいます。

秋らしい色合いでもあるので、ベージュのパンツと茶靴を合わせ、グラデーションにしても面白いと思います。

 

4.靴との色合わせ

4色購入したことと、思ったより発色が良かったことから、黒靴と茶靴に合わせ撮影してみました。

黒靴

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グレーベージュ。まぁ、何にでも合いますね。

 

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モクチャコール。

 

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ネイビー。ネイビーの方がモクチャコールよりも暗く見えます。

 

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ディープブラウン。これはちょっと奇抜ですね。

 

黒靴には、グレーベージュ、モクチャコール、ネイビーが合いそうです。

個人的にお気に入りはグレーベージュでした。

茶靴

茶靴には様々な色合いがあるので、参考程度に……。

 

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グレーベージュ。

 

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モクチャコール。

 

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ネイビー。

 

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ディープブラウン。

 

ビジネス用途だったらネイビーかモクチャコール、カジュアル用途だとディープブラウンかグレーベージュが個人的には気に入りました。

 

5.履き心地レビュー

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一度水を通した後、一週間様々な靴に合わせながら、福助のロングホーズを履いて出社し過ごしてみました。

特筆すべきはつま先の履き心地

まず驚いたのが、つま先の快適性です。

靴下を履いた後、つま先の指を動かすと引っかかったり、動かしにくかったりすることがあると思います。特に安価な靴下に多いですよね……。

福助のロングホーズは、あたかも靴下を履いていないかの如(ごと)く、自由に足の指を動かすことが出来ました。

 

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まさに、外観レビューで出てきた「クラフトマンシップ・ファインクオリティ」なつま先です。

SEEKも比較的指を動かしやすい靴下でしたが、SEEKと同じか、それ以上の快適性がありました。

履き口の締め付け感が少ない

次に感じたのは、履き口の締め付け感が少ないことです。

 

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推測ですが、履き口だけで押さえつけるのではなく、上半分を通してフィットさせることで、足への負担を軽減しているのではと思います。

長時間靴下を履いた後、膝下が赤くなったりかゆくなったりしないのは、とても重要です。

適度に薄い

次項でも比較しますが、靴の中でのごわつきを押さえつつも、しっかりと足を守る適度な薄さです。

足裏もしっかりしているので、座敷に上がったとしても摩耗を心配せずに大丈夫そうです。

また、適度な薄さは通気性に繋がり、靴を脱いだ後もムレの解消が早いと感じました。

 

6.SEEK、福助、ハリソン、タビオ、ソックスbox……ロングホーズ比較

別途、新たに比較記事を起こそうと思いますが、取り急ぎポイントを絞って比較してみます。

価格

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こうしてみると、SEEKが頭一つ飛び出る強気の設定ですね。

※ 税抜価格

見た目、履き心地など

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続いて、見た目や履き心地などを比較をしてみます。

あくまで私の感じたままをA~Cにランク付けしただけで、個人の好みに依るところが殆どで、こんな意見もあるんだな、程度でご覧下さい。

見た目

種類・カラーバリエーションが多いことにも起因しますが、やはりSEEKはその価格に応じた、かなりの美しさがあります。

耐久性

福助は長期使用していないので不明ですが、薄手かつ綿100%にこだわるハリソンは低め、化繊混紡率が高く厚手のソックスBoxは高めと感じます。

履き心地

個人的に、福助はSEEK越えだと感じました。ただし、個人の足の形状にもよりけりなので、そのあたりは実際に試すしかありません。

また、ハリソンはBとしていますが、サイズ展開が他に比べ多いため、足が小さい方、逆に大きい方にとっては強い味方です。

張り付き

摩擦や冬場の静電気等で、ズボンが足に張り付くのをどの程度防いでいるか、という点です。

張り付きにくさを宣伝しているSEEKが一番強く、次点で静電気の発生しにくいハリソンです。逆に化繊が多めかつ厚手のソックスBoxは不利です。

コスパ

正直、ソックスBoxが頭一つ飛び抜けています。とはいえ、それ以外がコスパが悪いかというとそんなことは無く、適正な価格だと思います。

厚さ

どれだけ気になる方がいるか微妙ですが、測定した生地の厚さを掲載しておきます。(生地1枚ではなく、2枚一緒に挟んだ状態で計測。)

 

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今回は、デジタル測定器を用いて……

 

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エラスティック素材が多い部位A、リブ部分の部位B、足裏の部位Cの3カ所を測定しました。

 

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こうしてみると、福助の薄さが際立っていますね。ただ、実際の履き心地としては、極端に薄いという感触は無く、安心感があります。

そして、ソックスBoxはやはり厚手ですね^^; 部位Aでは福助の倍以上あり、ズボンの張り付きが気になる方は避けた方が良いでしょう。(ただ、丈夫であることと、少しゆるめの靴にフィットしやすくなるというメリットに繋がります。)

 

※ なお、SEEKはSXF134(レビュー記事)、ハリソンはエジプト綿ワイドリブ(レビュー記事)、タビオはメンズ9x2つやリブビジネス(レビュー記事)、ソックスBoxは4足セットの方(レビュー記事)を対象として計測しました

 

7.おわりに

当初、福助のロングホーズについて情報を戴いたときは、ここまでの特徴があるものだとは思いませんでした。

しかし、実際に履いてみると、その履き心地には他を寄せ付けないメリットがあることが分かりました。

履き心地を追求したいけれども、SEEKは高すぎて手が出ない、という方にとって、福助は有力な選択肢になると思います。

経年で劣化しやすいポリウレタンも入っていませんから、セール時等にまとめて買っておくのも良いかも知れません。

今後望まれるのは種類展開か

福助のロングホーズについて、色のバリエーションは多いものの、もう少し種類があっても良いのではと思います。

例えばリブ無し・リブ幅違いや、麻混、ウール混等です。(個人的には、現在の5mmリブが好みではありますが^^;)

また、サイズも25-26センチの上下に、それぞれ展開があっても良いのでは、と感じました。

リンク

※ 購入は、Amazonよりも楽天の福助公式通販の方が、セール時は安くなるうえ、2足以上で送料無料になるのでオススメです。

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