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保管クリーニングで衣替えを乗り切ってみる その2(保管クリーニング「つかさクリーニング」レビュー 前編)

投稿日:平成24年(2012) 6月10日  (更新:平成31年4月29日)

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大変お待たせしました。今回から、保管クリーニングのレビューをします。
というのも、「保管クリーニング」を扱う上で、いくつか知っておくべき事があり、
前回までに以下のような記事を書きました。未読の方は本記事閲覧の前にぜひ御覧下さい

保管クリーニングで衣替えを乗り切ってみる その1
→ 保管クリーニングとはなにか? 基本について

スーツの夏服、冬服、合い服の違いを考える
→ 衣替えを行う上で、そもそも夏服、冬服、合い服の違いはなにか? を考える

スーツスタイルの効率の良い衣替えを考える
→ どのタイミングで衣替えをするべきか? について

それでは、今回は保管クリーニング業者「つかさクリーニング」のレビューをします。

 

 

今回は、すでに去年の11月にクリーニングに出していた夏物衣類が、自宅に到着したところから始まります。保管クリーニングの出し方、出す際のコツなどは次回以降解説します。

 



■ 保管クリーニング到着

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ででーん

と、指定日時/時間帯に、こんな感じで宅配便が到着しました。
保管クリーニングは、その多くがクリーニング業者による配達では無く、
佐川急便、ヤマト運輸などの宅配便を利用しているようです。

重い衣類を、クリーニング屋に取りに行かなくて良いところ、
また、衣替えを行う当日の午前に指定できるなど、
時間短縮/節約に繋がるところは、保管クリーニングのメリットの一つです。

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家の中まで引きずってきました。

 

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天地無用――上積み、横倒し禁止のシール。業者の気遣いが感じられます。
宅配便業者でアルバイトをしていた人のブログなどを見ると、
どこまで守られているか微妙なところですが……。

 



■ 中身を点検する

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パカッ

っと、開けます。このとき、カッターを使うと中の衣類が傷つくので注意!
また、この箱はクリーニング屋に冬物を送り返す際に再利用するため、
梱包用テープを綺麗に剥がすようにして下さい。(梱包用テープは上からテープを貼れないので)

大量のプチプチの蔭に、納品書が隠れています。

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こちら。

左からアンケート用紙、冬物を送り返す際に使う着払いの伝票、
クリーニング結果の納品書、
冬物用のクリーニング申込書類です。

クリーニングの鉄則として、残留した溶剤や湿気が衣類を傷めるため、
ビニール袋に衣類を入れたままにするのは避けなくてはなりません

到着した当日に、全てのカバーをとってしまいましょう。

保管クリーニングの場合、悪質な業者で無ければ、
衣類が到着する直前にクリーニングをしている事は無いのですが、
たたんだままだとしわになりますから、同様にします。

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ずるずる……

上着が出てきました。
このとき確かめたいのが、以下の3点です。

1.クリーニングは適切に行われているか(変なシワや下手なアイロンワークは無いか等も)
2.カバーには通気性のある物が使われているか
3.ハンガーは細すぎる物が使われていないか

 

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裏返してみます

なんと裏側は通気性の高い不織布でした。地味に高く、コスト圧縮のためにあまり使われません。
2番はクリアです。クリーニングでこのレベルのカバーをつけてくるところは珍しいです。
これは高ポイント。(これなら、1日干したあと、そのままクローゼットに入れても良いでしょう)

 

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仕上がりを確認するためにカバーをとってみました

通常つけられているクリーニングタグに、もう一つ白いタグがつけられています。
写真では文字が読みにくいのですが、「エリ、ラペルロールするように加工」と書かれています。
クリーニングに出す際にこちらからメモで指示した事項が書かれているようです。

指示事項が対象の衣類に明記されているのは高ポイントです。
しかし、ハンガーが細い(先ほどの3番)のはマイナスポイント
細いハンガーは肩パットの部分に負担を掛けたり、変形させたりしてしまうからです。

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ずらずらー

ビニール袋をとって、家の中で半日~1日程度陰干しをしてからクローゼットに入れましょう。

 

■ クリーニングの質を確かめる

さて、肝心のクリーニングの質はどうなのでしょうか?
結論から申し上げると、ほぼ満足の結果です。
水洗いも併用しているため、通常のドライクリーニングでは残りやすい汗臭さもありません。

しっかり洗われている証拠に、ファスナーが非常に固くなっています。
ファスナー部分についた油分がしっかりと落ちているためです。
※ 逆に言うと、クリーニングのしすぎは衣類を傷めるのはここに原因があります

っと、ここで一つ気になることが……

 

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三つボタン段返り※の服なのですが、一番上のボタン部分で折り返されていない……!?
クリーニングを出した際の、指示書のデータを再度確認しましたが、
私は「三つボタン段返り、アイロン位置に注意」としっかり記載していました。

※三つボタン段返り:真ん中のボタンだけで留める形式。一番上のボタンは単なる飾りで留めず、ラペルの裏側に隠れる。質の低いクリーニング業者では三つボタンと勘違いして、飾りボタンの上の部分にプレスをしてしまうことがある。

 

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ボタンホール側を確認してみます。やはり、アイロン位置が従来位置より上に来ているようです。
これはクレームでは……と思ったのですが、念のため着用してみます。

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これは予想外の展開。(クレーム対象ではありませんでした)
一番上の飾りボタンを軸にして、左右とも大きくロールしていたのです
通常よりも高い位置にアイロン線があったのは、「ラペルロールするよう」指示した為のようでした。

それにしても、仕立てた直後のようなラペルロール……
一安心でした。

 

 


長くなりましたので、続きは後編で。
つかさクリーニングの評価、まとめ、さらにクリーニング結果の納品書も晒してみようと思います。

それでは。

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