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迷ったらコレを買え!②:アンダーシャツ編

投稿日:令和6年(2024) 4月13日 

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本シリーズについて:これまで10年以上多いときには毎週のように様々なアイテムを購入/レビューしてきましたが、結局どれが良いの? ということが分かりづらくなってきたので、アイテムの種類別に紹介していきたいと思います。


スーツ、ジャケパンはもちろん、ポロシャツ、果てはTシャツ1枚といったラフな出社スタイルであっても、必ず着用してほしいのがアンダーシャツです。

もちろん、「ドレスシャツ(いわゆるワイシャツ)は下着であってアンダーシャツは着るべきではない」という考えは正しいです。

しかし、高温多湿なわが国では、シャツ類が吸った汗は簡単に取れず、みっともない汗染みを作ります。さらに、アンダーシャツを着ないことで、近年話題になることの多い「男性の乳首透け」の問題もあります。

ビジネスの場で、脇や胸に大きな汗染みがあって、乳首や脇毛が透けていたとあっては目も当てられません。したがって、オシャレ上級者以外は、原則として、出社時にはアンダーシャツを着てほしい、と思います。

ということで、今回はサラリーマン必携、アンダーシャツの迷ったらコレを紹介します。

1.グンゼ YG 清涼CUTOFF 脇パッド付

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これまでアンダーシャツを実用/レビュー用合わせて何十枚と購入してきましたが、最も満足度とリピート率が高かったのがこちら。グンゼ YG 清涼CUTOFF 脇パッド付(品番としてはYV1912、以下グンゼYGカットオフ)です。

1枚1,500円前後とアンダーシャツとしては高価格帯です。3枚1,500円ではなく、1枚の価格です。

新入社員の皆さんや、お小遣い制のお父さんは購入しづらいかもしれませんが、それでも買ったことがないのであれば、ぜひ1枚購入して下さい。満足度が他のシャツとは雲泥の差です。

 

2.グンゼYGカットオフの良いところ

良いところは挙げたらいくつもあるのですが、主なポイントは集約すると以下の3つです。

ポイント1:汗染みになりにくい

アンダーシャツを着る目的は、第一に汗染みを防ぐことです。その観点で、グンゼYGカットオフはとても優秀です。

普通のシャツは汗を吸収してため込むばかりですが、この製品は汗を素早く蒸発させてくれるからです。

通常、この手の機能は、(肌触りに劣る)合成繊維100%の生地を使用した製品が得意とするのですが、本製品は綿35%+レーヨン(植物性再生繊維)20%と、過半が植物性であるにもかかわらず実現している点が凄いです。

生地だけで無く、縫製/デザイン上も体にピッタリとフィットする仕様で、アンダーシャツとドレスシャツ(ワイシャツ)/ポロシャツの間に空間が生まれるため、乾燥が早く、かつドレスシャツ側に汗が移りづらいという特徴もあります。

また、脇汗対策も、製品名の通り備わっています。

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夏の暑い時期や、暖房の効きすぎた電車内など、チラッと見える脇汗はとても気になります。しかし、この製品は、シャツそのものに脇パットが縫い込まれており、ある程度の汗を吸収し、脇の汗染みを防いでくれます。それでいてごわつきや違和感がないのが素晴らしいです。

ポイント2:下着が透けづらい

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△ 他の白いアンダーシャツの例

いくら汗染みを防ぐ下着でも、アンダーシャツそのものが透けると、とても格好が悪いもの。

グンゼYGカットオフは、自らの存在を隠す仕組みが複数あり、徹底してドレスシャツやポロシャツからアンダーシャツの存在が見えづらくなるよう作られています。

一つはネックラインがカットオフ(切りっぱなし)であること。普通のシャツは生地がほつれないように折り返しがあるため盛り上がっており、これが下着の透ける一つの原因になっていますが、本製品にはこれがありません。

二つ目は大きく開いた胸のVネック。ノーネクタイのドレスシャツやポロシャツの開襟時に、胸元から下着が見えるのは格好の良いものではありませんが、このVネックが露出を防いでくれます。(ほつれやすい切りっぱなしで、にここまで大胆に切り込みを入れられるのは凄いと思います。)

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そして、最後に肌色のラインナップがあること。ドレスシャツとおなじ白色の方が透けづらいように感じますが、実際は肌と似た色の方が透けづらいのです。YV1912にはクリアベージュとスモークオレンジという2種類の肌色が用意されていますので、自身の肌色に近いものを選んで下さい。

ポイント3:肌触りが良い

最後に、アンダーシャツは直接肌と触れるため、快適に過ごすためには肌触りも重要です。

グンゼの下着は、同社が専門の下着メーカーと言うこともあり、他に比べて肌触りが抜きん出て良いのが特徴です。

グンゼYGカットオフも同様で、生地はサラサラしていて肌触りが良いのはもちろん、縫い目が丁寧で肌への当たりがよいのです。また、前述したとおり汗をかいたときの快適さも良いポイントです。

なお、本製品は「清涼カットオフ」という商品名ですが、私は通年で愛用しています。というのも、冬場も暖房の効きすぎにより、オフィスや電車内でも汗をかく機会が多いためです。涼感素材というわけではないため、清涼というよりは「汗をかいても快適」という意味だと思っています。

 

3.グンゼYGカットオフの気になるところ

グンゼYGカットオフの気になる点は大きく3つです。

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1つは耐久性の問題。切りっぱなし(カットオフ)のVネック部分は、やはり他のアンダーシャツに比べて負荷がかかりやすく、長く使うと破れてきます。

対策としては、脱ぎ着をするとき負荷を掛けないことです。丁寧に脱ぎ着するだけでも寿命がだいぶ異なります。

2つめは肌触りの問題。「良い点」にも肌触りを上げましたが、人によっては好みが分かれるサラサラ感かもしれません。もちろん私は好きですが。

かつてはもう少し綿の配合率が高く、フンワリした肌触りのグンゼYGカットオフが発売されていましたが、現在はありません。(おそらく、耐久性と汗の蒸発性能が低かったため廃番になったと思われます。)

3つめは価格の問題。他社の類似製品を見ると1,000円を切る価格で販売されていることがあります。とはいえ、性能は全く違いますし、そもそも良いものに良い価格(適正な価格)を支払うのは当然のことで、私としては適正な価格だと思います。

 

4.In.Tはどう?

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グンゼYGには、Tシャツに特化したIn.Tというシリーズがあります。

ネック部分が大きくU字型にカットされており、Tシャツはもちろん、広く襟を開いたポロシャツにもつかえるシリーズです。

ただ、私の好みとしては、通常のグンゼYGカットオフの方が、汗を吸う面積が広く、またデザイン上の問題なのか着心地もグンゼYGカットオフの方が好みなのです。また、価格もIn.Tの方が高めです。

したがって、メインはグンゼYGカットオフ、必要に応じてIn.Tを利用するようにしています。襟の開きが広いTシャツをメインに着ている方は、In.Tを主力にしても良いかも知れません。

 

5.買い方

買い方について。

初めて買う方はAmazonがオススメです。Prime会員でしたら1枚単位で購入できます。

一方、複数枚纏めて購入する場合は、グンゼの公式オンラインショップで、○千円以上○%OFFといったクーポンが発行されているときに購入すると良いでしょう。(記事初出時点では、5,500円以上で10%、11,000円以上で15%OFFクーポンが利用出来ました。)

まとめ買いの場合で、楽天経済圏に浸かっている方は、スーパーセール等の開始時に、楽天のグンゼオンラインショップでばら撒いているスタート2時間○%OFFのクーポンを使うのもお勧めです。

公式オンラインショップや、楽天の公式では、稀にIn.Tのセールをやっていることもあるため、こちらも要チェックです。(記事初出時点では、楽天の公式で20%OFFをやっていました。)

 

6.おわりに

良いアンダーシャツは、夏場はもちろん、年間を通してファッションに美しさと快適さをもたらしてくれます。もし、まだお気に入りのアンダーシャツに出会えていない方が居たら、グンゼYGカットオフを試してみて下さい。

また、皆さんのオススメはどんなアンダーシャツですか?

本シリーズの特性上、基本オススメは1本としていますので、当然「こっちの方がよい」「こっちの方がオススメ」という方もいらっしゃる事と思います。是非コメント欄から情報をお寄せ下さい。

 

 

 

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