皆さんはシューツリー(シューキーパー)を使っていますか? シワを伸ばして型崩れを防ぎ、革靴を長持ちさせるためには必須のアイテムですよね。
しかし木製の、特にカビや臭いを防ぐシダーウッドのシューツリーは高価なのが難点でした。
本サイトでは何度か安くて品質の高い、木製シューツリーを紹介してきましたが、久しぶりに買い足したライフバリューのシューツリーがさらに進化を遂げていたので、再レビューをしたいと思います。
前回との違いはどこか、どこがどう良くなったのか、写真を交えてご紹介します。
今回購入したのはAmazonからで、価格は送料込で\2,530。消費税分値上げされただけで、本体価格は変更がありません。元々高コスパだっただけに、今回の改善から考えると、かなりの企業努力がうかがえます。
良くなったところ1:プレゼントにも使える外観に
自分で使う分には全く関係ないのですが、贈答品として見た時に、従来の段ボール然とした箱から、格段に進化しています。
木目調のプリントがされた、結構しっかりとしたボール紙の箱です。
下の画像がかつての箱。
「中国から買い付けた箱に企業ロゴをプリントしました」といった感じでした。
蓋を開けた瞬間、シダーウッドのとても良い匂いが立ちのぼります。一昨年購入した時よりも、香りが強いような気がします。
説明書きが入っていました。
陰干しをすることや、シダーウッドの特性などが書かれています。ちなみに下の写真は前回の物。こちらも良くなっていますね。
良くなったところ2:不織布のシューバッグがついてきた
説明書きをとると、なにやら2つの袋が。
まさかと思い取り出してみると……
シューツリーが不織布のシューバッグに包まれて出てきました。
シューバッグとは、靴の収納袋のこと。ある程度高い値段の靴を買うとついてくるやつです。
靴を保管する際、靴購入時の化粧箱に入れて蓋を閉めると湿気でカビてしまうので、シューバックに入れ、蓋を開けた状態で風通しの良いところに置く、
また、旅行に持っていく際に入れていく、といった使い方をします。
乾燥剤入りで、一足ずつくるまれていました。この、一足ずつというのも粋な計らいです。
紙ではなく、結構しっかりとした不織布で出来ています。取っ手もついており、その部分は二枚重ねで出来ていました。
これだけでも、単品で買うと数百円はしそうな物ですが、大丈夫なのでしょうか……。
ちなみに、かつては単に紙に包まれていただけでした……。
フォトレビュー、他社製品との比較など
前から見たところ。とても2.5千円で買えるものとは思えないです。
縁の部分。しっかりと角取りの処理がされています。
横幅は、穴の中にあるねじで調節することが出来ます。
高級感の要でもある金具の取っ手。こちらもしっかり出来ていました。
左からDiplomat、ライフバリュー、スコッチグレイン製のシューツリー。
他にも色々なシューツリーを持っていますが、一番中庸な、どんな靴にでも合うような作りをしていると感じます。
当然、値段が値段なので、内側までヤスリがけされていないなど、アラを見つけようと思えば見つけられます。
しかし、コストパフォーマンスでこのシューツリーに敵う物は今のところ見つけられていません。
もし、木製(シダーウッド製)のシューツリーを使っていない、または贔屓のシューツリーがなく、シューツリーを買い足したいという事であれば、買って損は無い製品だと思います。
リンク:
シューツリーは、靴が好きなひとにとっては当然のように全ての靴に入っていますが、服に気を遣っている人のなかでも、まだまだ利用されていないケースが多いようです。
シューツリーを入れた瞬間に甲の皺が伸びる感覚は、とても気持ちが良いものです。
革靴はサラリーマンなら誰しも持っている物ですし、収納や出張にも使えるシューバッグつきであれば、とても良いプレゼントになると思います。
おおよその靴のサイズを知っておく必要はありますが、贈答品としても、シューツリーはまだまだポテンシャルの高い製品だと感じました。また、皆さんがお使いのシューツリーで、お薦めの物があったら是非教えてくださいね。