シューツリー

ライフバリューの2480円シダーウッドシューツリーレビュー&DIPLOMATとの比較

投稿日:平成24年(2012) 8月25日  更新日:平成29年(2017) 12月17日 

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ライフバリュー製のオリジナルシューツリー(シューキーパー)レビューの第2弾です。
前回は880円の激安木製シューツリーでしたが、
今回は真鍮の取っ手付き&シダーウッドという本格的なシューツリーをレビューします。

 

 

シダーウッドというのは、ヒマラヤ杉の一種で、抗菌/抗カビ作用のある木材です。北米では沢山とれるため、ハンガーからタンスまで、様々な家具に利用されています。

当然、シューツリーも高級品の多くに、このシダーウッドが使われています。
だいたいは1万円以上なのですが、今回は2480円という金額!

早速人柱で購入してみましたので、レビューをします……。

 

■ 作りはまぁまぁだが高コスパ、見た目も良し

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こちらが2480円のシューツリーです。
開けた瞬間、シダーの良い香りが漂ってきました。
つま先はスプリング入り、前後もスプリング付き2軸、取っ手も真鍮製です。

 

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つま先の部分。
ここにスプリングが入っているので、丁度良い圧力で甲革を伸ばしてくれます。

 

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取っ手の部分。
高級シューツリーによくある、真鍮製の取っ手です。
ただ、よく見ると、木のフチが角張ったままで、あまり綺麗に処理されていないのが分かります。

 

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裏側。
こちらはきちんとヤスリがけされていて問題ありません。

 

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前から見たところ

 

■DIPLOMATとの比較/使い分け

コロニルが扱っているため、最近日本でもよく見かける(流行っている?)ようになったシューツリーDIPLOMATと比較してみたいと思います。
DIPLOMATは1万円レベルのシューツリーなのですが、半額の5千円程度で買える良心的なツリーです。

 

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左がDIPLOMAT、右が2480円。
やはり、DIPLOMATの方に高級感があります。

 

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右がDIPLOMAT、左が2480円。
フチの部分の処理が全然違うことが分かります。

 

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取っ手の部分。

 

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実際に装着してみました。

 

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奥がDIPLOMAT、手前が2480円です。
2480円の方が背が高いことが分かります。

一番の違いは、緻密さでしょう。
DIPLOMATのほうが、断然綺麗に作られていますし、しっかりとしています。
しかし、半分の価格で2480円のほうを買えることを考えると、コスパはこちらの方が上です。

また、本項目の一番上の写真を見ると分かりますが、2480円の方はかなりほっそりしています。
逆に、DIPLOMATは横幅が広い作りです。
幅広のラスト(木型)の靴にはDIPLOMAT縦長には2480円と使い分けると良いと思います。

 

■総評

このシューツリーをお薦めな人は、以下の通りです。

  • 880円のシューツリーじゃ物足りない
  • 高級感のあるシューツリーを安く買いたい
  • シダーウッドのシューツリーを安く買いたい

逆に、安ければ安いほどよい、沢山シューツリーが欲しい、と言う場合には、
880円の方を選べば良いと思います。

また、幅広の靴をお持ちの方には、購入初期状態ではフィットしない可能性があります。
その場合には、先端のねじを緩めると横幅を広げることが出来ます。
(これもすこし面白い話なので、次回記事にまとめてみようと思います^^;)

とにもかくにも、革靴にはシューツリーは必須です。
シューツリーが有ると無いとでは、寿命は勿論、
見栄えも断然違ってきますので、帰宅後は必ずシューツリーを履かせて下さいね。

 

それでは。

 

■備考

ショップへのリンク:

2480円のシューツリー(amazon.co.jp)
・ 同上 (楽天)

単品の880円シューキーパー
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