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シューツリー

激安レッドシダーシューツリー「glossychoe」のレビュー

投稿日:平成31年(2019) 2月24日 

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革靴を美しい状態で長持ちさせるために、必須なアイテムである「シューツリー」。

今回、千円台前半で、天然木――しかもレッドシダーを使ったシューツリーを見つけたので、レビューしてみます。

シューツリーの必要性

※ ご存知の方は読み飛ばして下さい

シューツリー(シューキーパー)とは、靴を綺麗に保つため、脱いだ後や保管時に、靴に装着する道具です。

主な目的は大きく分けて以下の2つで、いずれも革靴を綺麗に、そして永く履いていくために重要な要素です。

  • 靴の形を綺麗に保つ
  • 調湿する

靴の形を綺麗に保つ

靴は歩行時、つま先にあわせて何度も曲がります。そして脱いだ直後の靴は、曲がった状態でシナシナになっていると思います。

天然素材でできた革靴をそのままにしておくと、その状態で固まってしまうのです。(特に、人の体温と水分で柔らかくなった状態の革が、冷めて水分が抜けていく過程で固まりやすくなります。)

そんなとき、シューツリーを入れておくことで、靴の曲りや大きなシワを伸びた状態に戻すことが可能になります。

調湿する

一日履いた靴は、足の汗から大量の水分を吸っています。

多すぎる水分は、革の傷みやカビに繋がりますが、シューツリーはこの湿気を調節する役割も担います。

「シューキーパー」と書いたときは、先述の「靴の形を綺麗に保つ」という目的が強くなり、プラスチック製のものを使う場合もあります。

一方で、「シューツリー」と書いたときは、文字通り木を使った製品を指すことがほとんどで、調湿や(今回の様なレッドシダーの場合は)抗菌防カビを謳う製品もあります。

但し、調湿には諸説有り

ただし、シューツリーを用いた調湿には、諸説(諸流派?)あるので注意が必要です。

それが、「シューツリーを使うとかえって湿気が抜けない」という意見です。

「シューツリーを脱いですぐに入れるべきか」論争の今のところの意見

検証が難しいので断定はしませんが、私なりの考えは参考までに(今の時点では)以下の通りです。

  • シューツリー本体が吸える水分には限界がある
  • その限界を超える靴の水分は、シューツリーがフタとなって、かえって水分の発散を妨げる
  • もし、靴にその限界以上の水分(例えば、雨に濡れた等)がある場合には、シューツリーを入れる前に水分を乾燥させる必要がある
  • 一方で、一日履いた後に残る程度の水分(※)は、シューツリーで調湿可能な量か、それを僅かに超えるくらい
  • 理想は「乾いた風通しの良いところで1時間程度乾燥させてからシューツリーを入れる」かもしれないが、利便性や入れ忘れによる型崩れのリスクを考えれば、脱いだ直後に入れてしまっても問題ない

※……「コップ1杯分」などと言われることが多いですが、以前実際に重さを量ったところ、重量の増加は僅かでした。実際は汗がそんなに出ていないか、履いている途中も順次水分の発散が進んでいるか、その両方か、といったところだと思います。

 

今回買ったシューツリー概要

今回購入したのは、glossychoe(グロッシーシュ)というメーカーの、2種類のシューツリーです。

一つは税込1,280円、もう一つは税込2,280円というもの(今月、楽天市場で購入した際の価格)。いずれもレッドシダー(ヒノキの一種)製です。

安価な物は以前からありましたが、「レッドシダーを使った千円台前半の製品」というと、珍しかったので試しに買ってみた次第です。

 

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左が1,280円、右が2,280円です。

Amazonでも取り扱いはありますが、1,280円の方は送料が必要でした。そこで、楽天で送料無料の2,280円とセットで買い、送料を浮かせることにしました。

左側の形状は、以前からある「安価なシューツリーの定番」な形ではありますが、材質はまごう事なきレッドシダーでした。

レッドシダーは吸湿性はもちろん、防カビ性があると言われているのと、とても良い香りがするため、靴の消臭にも効果があります。

 

個別製品のレビュー:1,280円の方

特段、見分けられる様な製品名が付いているわけでは無いため、値段で呼ぶことにします。

ということで、1,280円の方から見ていきます。

外観レビュー

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左側が安い方、右が高い(といっても2,280円ですが)方です。

無地の箱ですから、贈答品としては使いづらいですね。

 

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開けると、きちんと紙にくるまれていました。

米国やチャイナから直接安いシューツリーを輸入すると、箱に無造作に入っていることが多いです。そのため、一部フチが欠けていたり、木の油が箱に付いていたり(いずれも、実際の使用には何ら問題無い)しますが、こういったところは日本向けの配慮がされていますね。

 

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取り出すとこんな感じです。開けた瞬間、レッドシダーの良い香りが立ちこめます。

なお、サイズは「M (約24cm~25.5cm)」と「L (約26cm~28cm)」の2種類から選べます。

 

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甲の部分は、大きな空気穴がタテに3カ所開けられています。

 

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バネ棒は1本タイプで、かかと上部の金具(取っ手)はありません。

 

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主要部分については、しっかりと面取りがされています。

 

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チャイナ製。

 

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裏側までしっかりと空気穴を貫通させています(穴のサイズが左右で若干違いますが、使用には問題無いでしょう。)

 

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くぼませ、かつ穴が空いているので、ちゃんと空気が循環しそう(乾燥に適していそう)です。

 

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かかとは少し大きな、コロッとしたデザインです。

使用感レビュー

購入当初はその価格故に不安でしたが、結論を言うと、使用に何ら問題はありませんでした。

甲部分の、横方向のバネ(後述)はありませんが、屈曲部分を伸ばすという目的は十分に達成出来ると思います。

ただ、若干靴から取り出しにくいかもと感じるところがありましたので、それについては両者の比較レビューで詳述します。

 

個別製品のレビュー:2,280円の方

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続いてこちら。1,000円の違いはどんなところにあるのでしょうか……?

 

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箱は一般的な段ボールですが、2色刷でロゴや商品名が書かれています。

以前紹介したライフバリューほどではないですが、贈答品としてのある程度の体面は保てると思います。

 

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箱を開けたところ。

左側の黒く見える物体は、オマケの靴磨き用パフです。

 

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展開するとこんな感じです。

靴磨き用のパフ

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表側

 

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裏側

 

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取っ手

 

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表面の拡大

 

かなりちゃちな作りではありますが、出張用などで持っておくと良いかも知れません。

本体

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ごく一般的なシューツリーです。

先ほどは2種類でしたが、「38/39 (約24cm~25.5cm)」「40/41 (約25.5cm~26.5cm)」「42 (約27cm~27.5cm)」の3種類から選べます。

 

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こちらも、ある程度の面取りがされています。

 

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安定性のある2本バネ式です。

 

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高級感のある金属製の取っ手と、少し小ぶりなかかとです。

 

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つま先の開きは、ネジである程度調整可能です。

靴の形は千差万別ですので、サイズ表記だけで最適なシューツリーを購入するのは難しいです。そのため、こういった調節機構があると、シューツリーを手持ちの靴に合わせやすくなります。

なお、個体差かも知れませんが、かかとのバネ部分に若干ぐらつきがありました(使用には問題なし)。

豆情報:これは低価格シューツリー全般に言えるのですが、使っているとかかとのバネ棒を押さえる金具が、横方向に飛び出してくることがあります。ドライバーでネジを締めてもダメな場合(多分、ネジを廻しすぎて木材側のネジ山がダメになっていると思われる)は、ネジを押し込んだ後「ホットボンド」を充填しておくと良いです。

 

両者の比較

続いて、1,280円と2,280円のシューツリーを比較してみます。

 

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同じ靴に、左側へ2,280円のものを、右側に1,280円のものを、それぞれ入れてみました。

 

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かかとの納まりは両者似た様な感じです。

ただ、強いて言うと1,280円の方が、かかと全体で密着している様に感じました。(とはいえ、2,280円は細くてかかとにダメージがありそうという訳でもないので、気にする必要は無いと思います。)

 

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比較すると、甲は2,280円の方がすこし高めな気がします。

 

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ただし、使い勝手は、個人的には2,280円の方が好きです。

写真は1,280円の方の取っ手ですが、靴のベロとかなり近いのです。そのため、シューツリーを取り出そうとすると、手の甲がベロに当たって痛いと感じることがありました。

1,280円の方が、かかとが太く、しっかりと靴にはまっているということも、原因の一つかも知れません。

 

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あとは先述したとおり、つま先の開きが調節出来るどうかというところですね。

サイズも、2,280円の方が3種類、1,280円が2種類と選択肢に違いがあります。

安い方は、シューツリーをあまりお持ちでない方に(価格的なハードルの低さから)オススメしたいところではありましたが、サイズ調整の問題や取り出しにくさという観点から言うと、むしろ「沢山靴をお持ちの方の、使用頻度の低い靴向けの買い足し」としてオススメできそうです。

 

まとめ

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結局どうなの? というまとめです。

1,280円の方

良いところ

  • 実際に使ってみたが、今のところ問題なし
  • とにかく安い(1,280円でレッドシダーは脅威的)
  • レッドシダーの良い匂いが、他の格安シューツリーを圧倒

悪いところ

  • サイズ展開が2種類で、サイズ調整不可
  • バネが若干強いかも知れない
  • 脱着時に、手が靴と干渉するかも(かかとが若干大きい?)

結論

  • この材質、仕上げで1,280円は脅威的
  • 贈答用には向かないが、自分用としては良い選択肢の一つ

シューツリーを入れていない靴が何足かある……という方や、古くなったシューツリー(レッドシダーの効能切れ)をまとめて交換したい……という方にとっては、有力な選択肢になると思います。

2,280円の方

良いところ

  • (以前レビューした)ライフバリューやその他の格安シューツリーと同等程度の品質
  • 仕上げはなかなか良く、靴への脱着がスムーズ
  • パフのオマケあり

悪いところ

  • バネ部分の金具に若干ガタつきがあるかも(個体差?)

結論

  • 目新しいところはないが、良心的な価格のシューツリー

昨年3製品同時にレビューした中で「YRMS」の製品に近い値段、形、品質でした(以下の記事参照)。

できるだけ安く済ませたいがサイズ調整はやりたい……という方、贈答品としても使いたい……という方や、見た目はある程度重視したいという方はこちらの方が良いでしょう。

なお、私が購入した店では、1,280円のシューツリーを送料無料で購入するためには4本買う必要があったのですが、単品送料無料の2,280円とセットで買ったので安く抑えることができました。

 

 

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