2年前、ジェイソンマークのシューケアキットの評判を聞き、レビューしてみようと購入したのですが、そのまま死蔵していました。
今回、親族から汚いスニーカーをなんとか綺麗にしてほしいと相談を受け、買うだけ買って、仕舞い込んでいたスニーカー用シューケアキット「ジェイソンマーク シューケアキット」を前線復帰させましたので、レビューしてみます。
1.ジェイソンマーク シューケアキットとは
ジェイソンマーク シューケアキットとは、スニーカー専用のシューケアキット(アメリカ製)。Amazonの販売ランキングではシューケアキット部門で1位常連のため、一度は見たことがある方が多いのではないでしょうか。
値段は2,000~3,000円とそこそこしますが、近年値上がりし続けるシューケアグッズを買ってきた身としては、そこまで高くは感じません(麻痺)。
レザー、スエード、キャンバス、ナイロン、ゴム等々、様々な素材に対応しているため、複数の素材が使われている靴であっても、一緒に丸洗いできるというメリットが大きいです。
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2.開封レビュー
こちらが外観です。
2年前に購入した物なので旧パッケージですが、中身は変わっていません。
入っているのは液体洗剤とブラシの2つ。容量は小さいですが、ぬらしたブラシに数滴垂らすだけなので、なかなか減らないと思います。
靴用ブラシとしては少し小さめのです。ただ、擦ったときに飛び散りにくいので適切サイズかもしれません。
使い方は記載の通りです。ブラシをぬらして、洗剤を付けて、もう一度ぬらして擦るだけです。
3.実際に使ってみる
用意した物はこちら。
ジェイソンマーク シューケアキット、ぬるま湯を張った洗面器、キッチンペーパーです。
なお、床は木のフローリングに見えますが、洗剤が使える丈夫な塩ビタイルの上で作業しています。皆さんが行う場合は、ビニールシートを敷いたり、風呂場で作業することをオススメします。また、手袋をした方が良いでしょう。
そして今回の生け贄はこちら。汚れやすい白のスニーカーです。
そして、案の定盛大に汚れています。
かかとの部分。
小さな範囲でしたら、消しゴムである程度落とすことが出来るのですが、全体となると丸洗いした方が良さそうです。
さっそく、洗剤を付けたブラシでゴシゴシ擦っていきます。
キッチンペーパーで拭うとこんな感じです。
1回でかなりさっぱりしました。
左が作業済、右が未作業です。一目瞭然ですね。
かかと部分。同じく、左が作業済です。
汚れが残った部分も、もう1~2回ブラッシングするだけで、だいたい汚れを落とすことが出来ました。
ただし、傷が付いた上で中に汚れが入り込んでいる場合は、落とす事は難しかったです。白色の靴クリームを塗り込むなどの処置が必要そうですね。
両方洗い終わりました。所要時間は片足3分くらいですかね。靴ひもは取らず、ひもごと洗ってしまいました^^; (丁寧にやるのであれば取った方が良いでしょう。)
4.感想
実際に使ってみて、気づいた点をお伝えします。
かなり綺麗になる
最初の感想は、「こんなに落ちるんだ……」でした。
そして、「こんなに水を付けてもシミになることはないのね」と続きます。
確かに、スニーカーは革靴とは比べものにならないほどタフな環境で履くことの多い靴ですし、実際に大雨に遭ったあともシミになることはほとんどないので、こういう洗い方が適しているのだと思いました。
擦りすぎには注意
ブラシはある程度硬い物が使われているので、擦りすぎると靴の表面に少し毛羽立ちを感じることがありました。あまり強く擦らない方が良さそうです。
靴ひもは消耗品
今回は靴ひもごと洗ってしまいました。
しかし、靴ひもは使っているとどうしても傷んでしまう物ですから、傷みがある場合は躊躇無く交換することをお勧めします。革靴も同様ですね。
* * *
オフィスファッションのカジュアル化が進み、社内でもスニーカーを履いている方を多く見かけるようになりました。
一方、服装は綺麗なのに、スニーカーだけは汚れている方もちらほら見かけるようになりました。気になる方は、一度ジェイソンマークで洗ってみては如何でしょうか。
また、今回はスニーカーでしたが、「あらゆる素材に対応する」と書かれているので、折を見てスエード靴を洗ってみようと思います。(さすがに普通の革靴に使うのはやめておいた方が良いでしょうか……。)
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