靴下

もう一つのソックスbox408格安ロングホーズ人柱レビュー。従来品との比較も。

投稿日:平成30年(2018) 8月5日 

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男性のスーツスタイルに欠かせない「ロングホーズ」。

当サイトでも、様々な製品を取り上げてきましたが、その中でも一番安価で、製品もしっかりしていたのが「ソックスbox408」のロングホーズでした。

今回は、そんなソックスBoxのロングホーズに、新しい製品を見つけたのでレビューしてみました。

1.ロングホースの必要性

※ ご存知の方は読み飛ばして下さい。

ロングホーズとは、直訳すれば「長い筒」。要は、ハイソックスよりもう少し長い靴下です。

すね毛や生足を隠す

電車内や、会社のデスクにおいて、もじゃもじゃのすね毛を見せていませんか?

スーツスタイルにおいて肌が見えて良いのは、手と、首から上だけ。足を組む癖のある方が知らず知らずのうちにやってしまうパターンが多いのですが、格好が悪い上に、マナー違反でもあると感じます。

そんなとき、膝丈までのロングホーズを履く事で、スーツやジャケパンスタイルでの「すね毛見え」や「生足露出」を防ぐことが出来ます。

足首とふくらはぎを美しく見せる

実は、ロングホーズを履くことで、(常時ではなく、歩いたり、座ったり、足を組んだ時に見える程度ですが)男性の足首とふくらはぎを美しく見せることが可能です。

一見地味なパーツで見落としがちですが、かつてふくらはぎが男性らしさの象徴でもあったように、スーツスタイルにおいてチラッと見える靴下のゾーンはとても重要なポイントです。

ずり落ちない靴下

ならばハイソックスでも良いのでは? と思うかも知れません。

しかし、ふくらはぎまでしか無いハイソックスでは、動いているとどうしてもずり落ちてしまいます。落ちた靴下はとてもだらしなく見えますし、当然すね毛や生足が露出してしまいますよね。

その点ロングホーズは、膝まで丈があるため、ずり落ちることが少ないのです。

 

こういった理由もあって、当サイトではこれまでロングホーズに多く言及し、また何回もレビューしてきました。

 

2.低価格ロングホーズの定番「ソックスbox408」

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ロングホーズの価格帯

ロングホーズの価格は、ハリソンやタビオ、SEEK等の国産製品が1足1,200円~2,000円程度、ソッツィやパンセレラなどの舶来製品が3,000円超といったところです。

その高い金額には理由かあり、特に日本製については価格に見合う品質があるのですが、それでも街中で売られている、一般的な靴下の値段からはかなりの差があるのも事実です。

今では納得してこれらを愛用しているものの、私もお大学生や新入社員の頃、その価格に面食らったのを覚えています。

良心的な価格のロングホーズ

そんなロングホーズの中でもひときわ安価だったのが、ソックスBoxのロングホーズでした。

1足500円を切る価格は驚異的で、私は新人の頃に多数購入し、愛用していました。当サイトでも7年前に初めてレビューしています。(参照:「コストパフォーマンス抜群! ソックスbox408 オリジナルホーズ レビュー」)

 

3.実はセットで買える別のホーズがあった

最近は、ハリソン、タビオ、SEEKの靴下をメインに使っていました。しかし、生地に厚みがあって丈夫なので、休日等の家に居る時間が多い日用に、ソックスBoxのロングホーズは現役でローテーションしていました。

そんな丈夫なソックスBoxのロングホーズも、だんだんと摩耗が進み、また色あせてきたので、買い換えることに。

そこで見つけたのが今回レビューする製品でした。

セットで安いロングホーズを見つける

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前回と同様、500円(正確には486円)のロングホーズを買おうと、ソックスBox408で「ロングホーズ」と検索したら、4足セットの商品も同時に出てきました(上記画像)。

価格は1,780円(税込)で、一足当たり445円のうえ、送料が無料。

いつもの製品は、メール便を使えば送料が162円で済みますが、それも2足が同梱の上限。結果送料を考えると1足567円という計算になり、セット品の方が1足100円以上も安い計算です。

とはいえ、従来のロングホーズはレビューが600件越えの一方、セット品はレビューが1件もなし。正直不安でしたが、逆にいつもの人柱精神が芽生え、購入/レビュー/比較してみることにしました。

 

4.写真レビュー

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到着したのがこちら。左が4足セットのホーズ、右が比較のために同時購入した従来品(どちらが製品として古いか不明ですが、便宜的にこのように呼ぶことにします)です。

4足セットが送料無料だったため、従来品も送料無料になりました。

 

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黒×2、紺×1,チャコールグレー×1という組み合わせ。従来品は、黒、紺、チャコールグレー、ブラウンの4色から選べます。

サイズは従来品と同様、25~27センチの1サイズのみです。

 

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品質は綿、ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン。(品質表示は成分が多い順に記載されますから、綿が主体の靴下ということになります。)

ただ、後述しますが、ハリソンやSEEKに比べると、若干化繊が多めに感じます(その分丈夫なのですが)。

 

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参考までに、こちは従来品の品質表示。記載内容と順番はセット品と同一です。

 

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ハンガーを外したところ。見た目は普通のホーズです。

 

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チャコールグレーがセット品、紺色が従来品です。

商品の説明ページにも記載がありましたが、セット品の方が7~8センチ程度短いとのこと。

 

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ただし、平置きでの実測値は4.6センチ。

当初、かなり短いのでは(ハイソックスレベルなのでは)? と懸念しましたが、違うようです。

トルソーでの比較

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こんな感じになりました。

 

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くるぶしのあたり。縫製は綺麗です。

 

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この価格なので、先端の処理(これが悪いと、靴の中で指に当たるんですよね……)が気になるかと思ったのですが、予想より綺麗です。

 

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生地の感じも綺麗です。

 

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前から

 

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後ろから

従来品との比較

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当然長さは違います。足が長い方は、従来品が良いかも知れませんね。

 

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一方で、生地の質感や縫製に、大きな違いは見られませんでした。

 

5.実際に着用してみた感想

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実際に着用した上で、靴も履いてみました。

なお、以下については、従来品もセット品も、履いた感覚は(膝の部分の長さに起因する感触の違い以外)変わなかったため、主に他のブランドとの違いを中心に記載しています。

履き心地は上々

感覚としては、タビオの靴下に似ています。

ハリソンに比べると少しきつめで、ふくらはぎ全体にピタッと密着します。(ただし、タビオの方が密着度は上。)

一方で、化繊ぽさはある

この価格ですからやむを得ませんが、化繊ぽい肌触り(汗の吸いが物足りない感じ)はどうしても感じます。

ただ、これもハリソンやSEEKといった、天然繊維を主体とする1,500円~2,000円の靴下と比較した場合。

1,200円のタビオとは、感覚が似ていました。

光沢感は少ない

タビオと着用感は似ているものの、光沢感はなくマットな感じがします。

どちらが良いというわけではなく、コーディネートによって選べば良いと思います。

若干厚手

特にSEEKやハリソンに比べると、若干厚手です。

薄手のホーズでは少し緩い、という靴に履くのも良いかも知れません。

 

6.こんな人におすすめ

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どんな方にソックスBoxのロングホーズ(セット品)がオススメなのか、考えてみます。

靴下にお金を掛けたくない方

若手や大学生など、スーツ/ジャケパンスタイルをしたいけれど、靴下にまでお金を掛けられない……という方は、今のところこのセット品が一番オススメです。

また、「ロングホーズ? 何それ美味しいの?」という方も、一度本製品で試してみるのも良いでしょう。

靴を脱ぐ機会が多い方

宴席など、靴を脱ぐ機会が多い方には、厚手で耐久性があるので、オススメです。

和室では、とりわけ座っている人からは、歩いている人の靴下がとても目立ちます。傷んでいたり、ましてや穴が空いている靴下は汚らしく、幻滅されることも。

従って、接待の機会が多い営業職はもちろん、宴会などで靴を脱ぐ機会が多い方は、常に綺麗な靴下を履いておくことが重要です。

そしてこの価格なら、古くなった靴下をためらわずに更新していくことが可能でしょう。

また、靴下は、靴の中よりも靴を脱いでいるときの方が傷みやすいように感じます。家の中に居る時間が多い休日等は、デリケートな薄い靴下よりも本製品のような厚手のものが活躍します。

従来品が長めに感じられた方

膝上まで達するほどの長丈なロングホーズは、どうしても膝の辺りで生地が余ってしまい、そこで折り返すと締め付けが強くなって痛くなったりかぶれたりします。

本製品は、小柄な方など、従来品を長めに感じていた方にもオススメです。一方、足の長い方は従来品を選ぶと良いでしょう。

 

7.最後に

本製品は、化繊が多め、厚手、少し丈が短いというデメリットがあるものの、それをデメリットと感じさせないほどの圧倒的なコストパフォーマンスがありました。

もちろん、1,000円超えの本格ロングホーズに慣れ親しんだ方からすると物足りない感覚があるかも知れません。

しかし、靴の緩さや脱ぐ機会の多さなど、履く靴やその日の状況に応じて使い分けるのも良いかも知れないと感じました。

 

リンク

製品のリンク

今回レビューした製品に関するリンクは以下の通りです。

Amazonから購入することも可能ですが、値段は上記リンク(楽天市場)の方が安いです(記事初出時点)。

※製品リンクの方針について

これまでレビューしたロングホーズ記事へのリンク

主な製品は以下の通り

特徴を羅列すると、天然繊維好きの方はハリソンかSEEK。耐久性はタビオが一番。光沢の強さやデザイン性はSEEK。種類の多さはハリソンといったところでしょうか……。

ソックスBoxのロングホーズからステップアップする場合は、タビオが一番違和感が無いと思います(株主優待も使えば、安く買えます)。

どれも好きですが、個人的にはハリソンが一番バランスが良く、人に勧めやすいですね……。

そのほか、福助のロングホーズも試してみようと画策しているのですが、なかなか在庫が入荷せず……。

 

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