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海外個人輸入ビスポークシャツ(オーダーシャツ)のススメ | 第8回 「ModernTailorレビュー」

投稿日:平成22年(2010) 7月19日  (更新:平成24年6月30日)

平成22年8月16日(月)追記:
ModernTailorで初回限定限り、19.95ドル(1,800円弱)で綿100%のシャツが作れるようになったようです。
詳細

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■ModernTailorをレビューする

前回のJazzano.comと今回紹介するModern Tailorの共通点は、香港に拠点があることです。香港は大陸の安い労働力、欧洲の高品質の生地と高いデザイン力を併せ持つ、コストパフォーマンスに優れるスーツスタイルのメッカと言えます。
それでは、今回は以下のように、全5回でModernTailorをご紹介したいと思います。

 1.ModernTailorレビュー ←今ココ
2.ModernTailorに註文する(PayPal登録と生地選び)
3.ModernTailorに註文する(ディテールの決定)
4.ModernTailorに註文する(採寸と決済)
5.ModernTailorフォトビュー


まずは、なぜビスポークシャツなのかと言うところから……

このサイトをごらんの若いサラリーマンや大学生の中には、量販店の既成シャツを着ている方が多いのではないでしょうか。
既成シャツは、標準体型の方なら良いのです。しかし、標準体型はあくまでも平均値であって、平均値とイコールな人はほとんど居ないのが現状です。そこで、体にフィットするためのビスポーク(いわゆるオーダー)シャツが必要になってくるわけです。

■なぜ、ネットで海外からシャツをビスポークするのか

通常、ビスポークシャツはシャツ専門店やテーラーなどで註文します。しかし、“パターンオーダー”(正確にはビスポークシャツではない)を除けば、通常1~3万円程度と、高額な投資になってしまいます。
高額になってしまう理由は3つ。工賃が高いこと、生地代が高いこと、そしてブランド料金です。工賃は日本で縫製するために人件費が高く、生地は海外から輸入した上で問屋や卸しを経由し、様々な利益が上乗せされるからです。ブランド戦略は言わずもがなですが^^;

もちろん、高い値段には良質なフィッティング(採寸)費用が含まれています。しかし、シャツはスーツに比べ単価が安いので、註文を繰り返すことでこまめな採寸値の変更が可能です。(また、「首回り」「袖丈」「胸回り」「胴回り」の4つが概ね正確であれば、多少他の箇所が間違っていたとしても、見た目には問題有りません)

従って、一度良い採寸値を見つけることが出来たら、次回以降は非常に安価で高品質なシャツの註文をすることが出来るようになります。

コルテーゼなど、機械化・専業化され国内製シャツ生地を多用した良心的なメーカーもあります。しかし、本連載は海外製の良質な生地とデザインを持ったコストパフォーマンスの高いシャツを、あえて追求したいと思います。

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Modern Tailorで仕立てたタブカラーシャツ

■ModernTailorってなに?
ModernTailorは香港に拠点を持つ、インターネット専業のビスポークテーラーです。
※シャツ以外にもスーツやジャケット/トラウザーズ(パンツ)を扱っていますが、採寸が難しいためシャツのみの利用をお勧めします。

・生地
種類が豊富な上に、生地の厚さが表示されるのが特徴です。また、1/3程度の生地については、完成品のフォトレビューを見ることが出来るため、出来上がった状態をイメージしやすくなっています。
以前、「麻で紺色の生地はない?」とカスタマーセンターに質問したところ、一週間後に麻で紺色の生地が追加されていた事がありました。柔軟性は高いです。

・縫製
残念ながら、Jazzanoと違って縫製は大陸が多いようです。大陸の縫製品質が悪いとは言いませんが、香港よりは劣ることが確かです。ただし、最高ランク生地をまだ註文したことがないため、これについては香港で縫製される可能性もあります。
生地は非常に良質なものが多いですが、縫製はまだのび白があります。但し、スーツ量販店で売っている4千円程度のシャツよりは良質です。

・価格
価格は3千円から2万円程度まで、幅広くあります。Weekly Saleもあり、半額前後のディスカウントがかかるので、チェックしてみて下さい。但し、Jazzanoとちがって、シャツ1枚当たりに10ドルの配送費用がかかるので注意。本体価格はJazzanoとあまり変わらないと思っていただいて大丈夫です。

・納期
ここはJazzanoにおいては、最悪2ヶ月程度かかるという大きな欠点でした。しかし、ModernTailorはクイックサービスを使わなくても、最短で1週間以内に届きます。長くても2~3週間くらいです。平均は2週間弱でしょうか。

・言語
英語です。ただ、注文する際に英文を書く事はありません。

・決済
今のところ、クレジットカードやPayPal、Googleのペイメントサービスが使えます。
安全性の面から、PayPalをオススメします。

・カスタマーサポート
ここは特筆すべきです。
カスタマーサポートに力を入れているようで、非常に誠実です。(縫製ミスや、反映ミスに対して、良く対応してくれます)
Jazzanoが家族的な暖かいカスタマーサポートだとすると、ModernTailorは規律のとれたすがすがしいカスタマーサポートと言うところでしょうか。

■ModrnTailorを使ってみて
いままで7回以上註文していますが、そのほとんどの註文に満足しています。
上の項目には書きませんでしたが、システムが非常に使いやすいのです。採寸の情報を複数保存できるのは当たり前で、入力した数値が統計データの一定範囲より外れるとアラートを出してくれる機能など、親切な機能が盛りだくさんです。
初心者には非常に使いやすく、評価されるべきだと思います。

また、シャツを2枚同時に注文すると、シルク100%のネクタイがついてきます。ネクタイのワードローブが少ない人はどうぞ。(但し、本サイトの方針としては、ネクタイについてはもう少し価格帯が上のものを推奨しています。従って、個人的にはネクタイ無料サービスではなく、無料で真珠貝のボタンをつけるサービスなどをしてくれると嬉しいのですが……)

Jazzanoより優れる点は、納期とシステム面です。劣る面は、フラシ芯が使えないといった所でしょうか。それぞれ良い点、悪い点はありますが、総じて言えることはオススメだという所です。

次回以降、注文方法の紹介をしますので、是非試してみて下さい。

ModernTailorサイトへ

次回:ModernTailorに註文する(PayPal登録と生地選び)

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