平成22年8月16日(月)追記:
ModernTailorで初回限定限り、19.95ドル(1,800円弱)で綿100%のシャツが作れるようになったようです。
→詳細
ModernTailorから到着したシャツ
前回(第8回 「ModernTailorレビュー」)はModernTailorの紹介にとどめましたが、今回は註文の方法をご紹介します。
海外から物を買う、ましてや自分で採寸したシャツを作って貰うというのは、いかにもハードルが高そうですが、一度経験してみるとそんなに難しいことではありません。
特に、ModernTailorは高度にシステム化されているので、生地選び、シャツのレイアウトやディテール決め、採寸がとても簡単にできます。
それでも難しそう……という人のために、今回から3回に分けてスクリーンショットで註文の順序や方法、さらにシャツのディテールの選択について、ご紹介しようと思います。
1.ModernTailorレビュー
2.ModernTailorに註文する(PayPal登録と生地選び) ←今ココ
3.ModernTailorに註文する(ディテールの決定)
4.ModernTailorに註文する(採寸と決済)
5.ModernTailorフォトビュー
平成22年8月8日(日)追記:
現在、ModernTailorはPayPalの扱いを一時中止しているようです。
代替手段として、Google checkoutをお薦めします。
■PayPalってなに?
PayPalはeBay(イーベイ。アメリカのオークションサイト最大手)系列の決済代行サービス業者です。
カンタンに言うと、「クレジットカード番号が流出するのを防いでくれる会社」です。
PayPalの親会社であるeBayは、日本で言うと楽天とかAmazonに近い会社で、信用力があります。しかし、所詮はオークションサイトなので、個人同士のやりとりが多く、詐欺の危険性がままあるのです。そこで、このPayPalを通して決済することで、買い手を重点的に保護する仕組みを作っています。
さて、そんなPayPalですが、eBayだけでなく、様々な海外通販で使用することが出来ます。
前回紹介したJazzano.comも使えますし、今回ご紹介するModernTailorでも勿論使用できます。
ModernTailorではPayPalに登録せず、クレジットカード情報をサイトに直に入力しても買い物をすることが出来ますが、クレジットカード情報を守るためにも是非PayPalの使用をお勧めします。
なお、クレジットカードを持ちたくないor持てないと言う方は、以下にヒントを書きますので、ググってみて下さい。
コレをつかってもPayPalに登録が出来ます。
「スルガ銀行VISAデビット」
■PayPalに登録する
PayPalは業者側から料金を徴収しているので、登録は無料です。
まず、PayPalのサイト(日本語対応可)にアクセスします。
あとは氏名や住所、クレジットカードの番号を入力して完了です。
海外通販で使用する場合、通販サイトが漢字や平仮名に対応していないことが多いので、ローマ字での入力をお薦めします。
また、電話番号は(かかってくることはありませんが)以下のように入力して下さい。
03-XXXX-YYYY → +81-3-XXXX-YYYY
090-ZZZZ-YYYY → +81-90-ZZZZ-YYYY
最初の「0」をとり、国番号の81を先頭にくっつければOKです。
(PayPalの画面では、すでに81が表示されている場合もあります)
これで登録は完了しますが、クレジットカードの本人確認が終わらない段階では、使用できる金額に制限があります。ただし、シャツの註文程度ではあまり影響はありませんので、本人確認については割愛します。
■生地選び
それでは早速、生地を選ぶところから始めてみましょう。
最初に、ModernTailorのウェブサイトにアクセスします。
▼ CREATE YOUR OWNから、Men SHIRTSを選択します
平成22年8月16日(月)追記:
トップページデザインが変更されました。
左下の「Products」から「Tailored Shirts (men)」を選択して下さい。
▼ 生地の選択画面が出てきます。順番に見ていっても良いのですが、価格や色、素材でターゲットを絞ると良いと思います。今回は水色のシャツを作るので、Fabric colour(シャツの色)からBlue(青)を選択します。
以下、参考までに本画面で使われるミニ用語集
pure cotton……綿100%
single ply……単糸/単絲。双糸に比べ比較的薄くなるが、耐久性が悪い。
two ply……双糸/雙絲。双糸に比べ厚く、高級。耐久性が高い。
thickness……生地の厚さ。本画面ではインジケータになっている。L(細い) ← → H(太い)
Thread Count……番手。数字が大きくなると生地を構成する糸が細くなり、高級感が増す。100番手以上は高価。
▼ 出てきたファブリックの中から、自分の好みだと思う画像をクリックします。そうすると、以下のような画面が登場し、場合によってはその生地を使って作られたシャツの写真を見ることが出来ます。
この生地で作ることを決断したら、Choose this fabricをクリックします。
続いてはシャツのディテール作り(襟の形や、ボタンの数など)ですが、長くなってしまうので次回にご紹介します。