みなさんは衣替え、おわりましたか?
ちょうど衣替え真っ最中という時期ですよね。
スーツやジャケット/パンツなどのクリーニングは、この時期が一番多いと思います。
私は日常のシャツを除いて保管クリーニングを利用しているので、
年に2回、梅雨時と晩秋に、まとめてクリーニングをしています。
先日、保管クリーニングに出すにあたって、
料金表の疑問点について、いつも使っているクリーニング屋に質問しました。
掲載許可も貰ったので、参考までに情報を展開したいと思います。
- コート、コート(厚手)の違いはなに?
- ハーフコート、コート、ロングコートの違いはなに?
- シャツとカットソーの違い
# すみません。今回の更新は単なる覚え書きです……
■コート、コート(厚手)の違いはなに?
回答は以下の通りでした。
現物を検品時に判断させていただくことになりますが
いわゆるナイロン系やポリエステル系など通常的な厚さは
一般的なコートの分類です。
何㎝もの厚みがある形状のものは厚手扱いとなります。
両者の料金の違いはクリーニングの工程が違うからです。
一般的な綿や化繊のコートなどは、通常の「コート」に分類されるようです。
「厚手」は、あくまで「何センチもの厚み」があるものだそうで、紳士物としては少なそうですね……。
■ ハーフコート、コート、ロングコートの違いはなに?
まぁ、当然と言ったら当然なのですが、
回答は以下の通りでした。
ハーフコートは丈が腰回り付近まで
コートは腰から膝あたりまで、ロングコートはそれ以上と
いった具合で判断させていただいております。
(タグ表示のサイズより大まかに算定もしております。)
東京都心部だと、だいたい膝上10cm、酷いときだとジャケットと同じ丈のコートが多いですね。
上記で言うと、コート~ハーフコートくらいでしょうか。
コートの短丈化にともなって、
膝上でも「ロングコート」と呼称する商品も多くなっているように見受けるので、質問した項目でした。
■ シャツとカットソーの違い
カットソーという単語自体和製英語で、もともとはニット製品に言った様ですが、
クリーニング業界では「ビジネス用シャツ以外の規格外シャツはカットソー」
となっている様です。
漠然と、白いシャツ(いわゆるワイシャツ)がシャツ扱い、
濃い色物のシャツがカットソーという認識でいたのですが、回答は以下の通りでした。
ワイシャツは主にビジネススーツの中に着られるワイシャツの部類と洗濯表示の水温40度以下で洗える物を言います。
カットソーは主に明らかにビジネスシャツ以外のものや選択表示の水温30度以下で洗う物、付属的な物がついているもの、シワ加工やクラッシュ加工などが施されているものを指します。(色の濃いシャツは主に水温30度以下の洗濯表示多いものではないかと思われます。)
主な見分け方は洗濯温度と標準規格外がポイントのようです。
恐らく、通常のシャツルート(タンブラー→機械プレス)で処理できない物は、
値段が違いますよ、ということだと思います。
利用するクリーニング屋によって見解は異なるかも知れませんので、
利用前に念のため確認をすると良いと思います。
また、綿や麻、カシミアなどの混紡率でも料金が異なる場合がありますので、注意して下さい。
さて、これから衣替えを始めます……