考察

「シャツ」と「カットソーの違い」って何? クリーニング料金のわかりにくい部分を訊いてみました

投稿日:平成25年(2013) 5月25日 

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みなさんは衣替え、おわりましたか?
ちょうど衣替え真っ最中という時期ですよね。

スーツやジャケット/パンツなどのクリーニングは、この時期が一番多いと思います。
私は日常のシャツを除いて保管クリーニングを利用しているので、
年に2回、梅雨時と晩秋に、まとめてクリーニングをしています。

先日、保管クリーニングに出すにあたって、
料金表の疑問点について、いつも使っているクリーニング屋に質問しました。
掲載許可も貰ったので、参考までに情報を展開したいと思います。

  • コート、コート(厚手)の違いはなに?
  • ハーフコート、コート、ロングコートの違いはなに?
  • シャツとカットソーの違い

# すみません。今回の更新は単なる覚え書きです……

 

■コート、コート(厚手)の違いはなに?

回答は以下の通りでした。

現物を検品時に判断させていただくことになりますが
いわゆるナイロン系やポリエステル系など通常的な厚さは
一般的なコートの分類です。
何㎝もの厚みがある形状のものは厚手扱いとなります。
両者の料金の違いはクリーニングの工程が違うからです。

一般的な綿や化繊のコートなどは、通常の「コート」に分類されるようです。
「厚手」は、あくまで「何センチもの厚み」があるものだそうで、紳士物としては少なそうですね……。

 

■ ハーフコート、コート、ロングコートの違いはなに?

まぁ、当然と言ったら当然なのですが、

回答は以下の通りでした。

ハーフコートは丈が腰回り付近まで
コートは腰から膝あたりまで、ロングコートはそれ以上と
いった具合で判断させていただいております。
(タグ表示のサイズより大まかに算定もしております。)

東京都心部だと、だいたい膝上10cm、酷いときだとジャケットと同じ丈のコートが多いですね。
上記で言うと、コート~ハーフコートくらいでしょうか。

コートの短丈化にともなって、
膝上でも「ロングコート」と呼称する商品も多くなっているように見受けるので、質問した項目でした。

 

■ シャツとカットソーの違い

カットソーという単語自体和製英語で、もともとはニット製品に言った様ですが、
クリーニング業界では「ビジネス用シャツ以外の規格外シャツはカットソー」
となっている様です。

漠然と、白いシャツ(いわゆるワイシャツ)がシャツ扱い、
濃い色物のシャツがカットソーという認識でいたのですが、回答は以下の通りでした。

ワイシャツは主にビジネススーツの中に着られるワイシャツの部類と洗濯表示の水温40度以下で洗える物を言います。

カットソーは主に明らかにビジネスシャツ以外のものや選択表示の水温30度以下で洗う物、付属的な物がついているもの、シワ加工やクラッシュ加工などが施されているものを指します。(色の濃いシャツは主に水温30度以下の洗濯表示多いものではないかと思われます。)

主な見分け方は洗濯温度と標準規格外がポイントのようです。
恐らく、通常のシャツルート(タンブラー→機械プレス)で処理できない物は、
値段が違いますよ、ということだと思います。


利用するクリーニング屋によって見解は異なるかも知れませんので、
利用前に念のため確認をすると良いと思います。
また、綿や麻、カシミアなどの混紡率でも料金が異なる場合がありますので、注意して下さい。

さて、これから衣替えを始めます……

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