着こなし

寒い冬、スーツスタイルをオシャレに温かくするおすすめアイテム5つ

投稿日:令和元年(2019) 11月17日 

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肌寒い日が多くなってきました。寒い季節の準備はいかがでしょうか?

今日は、これからの季節に役立つ、スーツスタイルを温かくするアイテム5つをとりあげます。

ごくありふれたアイテムではありますが、防寒/ファッション両面における意外な効用や、私が実践する活用方法についてご紹介したいと思います。

1.手袋

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まずオススメしたいのが手袋です。街中を見ても、意外と使っていない方が多いんですよね……。もったいない。

実用に優れる

持ち運びや脱着が楽

なぜオススメかというと、とにかく持ち運びや脱着が楽だからです。

都市部では、外は寒いのに建物や乗り物の中は蒸し暑い……ということがよくあります。

手袋なら数秒で脱着出来る上、かばんの中にも嵩張らず収納できます。

手の保湿にも最適

そして、冬場に手がカサカサになる方、ぜひ手袋を使って下さい。

手の保湿や保護にもなるため、特に乾燥しやすい太平洋側にお住まいの方にはオススメします。

(個人的には、手の手入れや清潔さは、靴やスーツのそれと同じくらい重要だと思っています。)

格好もいい

また、上述の実用面に加えて、高品質な革手袋が、スーツやジャケパンスタイルを一段も二段も格上げしてくれることにも注目です。

この時、出来れば靴やベルトと素材や色を合わせると、統一感が生まれてよりよく見えます。

選び方

少し小さめを選ぶ

ポイントは、購入時に少し小さめを選ぶこと。

ビジネス用途ではピッタリしていた方が格好が良く見えます。また、革手袋の使い始めは少しキツいこと(使っていると少し大きくなること)も考慮します。

ライナーも重要

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なお、防寒の観点からは、ライナーが重要です。

格好良さはライナー無しがピッタリしていて一番だと思いますが、防寒上はカシミアや(蒸れますが)化繊、少し膨らんでしまいますがラビットファーなどがオススメです。

なお、詳しい手袋の選び方については、過去に記事を書きましたのでご覧下さい。

 

2.マフラー

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続いてのオススメアイテムはマフラーです。

手袋に次いで可搬性が高い

オススメの理由は手袋と似ています。

温度変化の激しい都市生活において、マフラーはとても脱着しやすい防寒具だからです。

ラグジュアリーなシルク、温かいカシミア

また、マフラーもファッション性の高いアイテムの一つで、色合わせや素材による組み合わせが面白いです。

ジャケパンなどのカジュアル用途にはザックリとしたウール、ビジネス用途にはカシミアやシルク混がオススメ。

色は、茶、紺、グレイの無地または織り柄がビジネス用途として高い汎用性を発揮しますが、柄物も楽しいです。

アクリルも取り扱いが楽で良いのですが、蒸れにくさの観点では天然繊維がオススメです。

 

3.オーバーコート

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防寒着の代名詞的存在がオーバーコート。

「寒くなったら着るのが当たり前」なアイテムですが、本稿では選び方の工夫について述べたいと思います。

化繊も良いが、ウールやカシミアに注目

単純な防寒の観点からは、ビジネスでよく使われるナイロン地のコートでも充分です。

しかし、オシャレの観点からは、質感豊かなウールやカシミア(及びその他の獣毛)といった天然繊維も見逃せません。

ただし、ウールは重くなりがちで取り回しが不便、カシミアは高価なうえに摩擦や虫喰いに弱いといった欠点もあるため、それを理解した上で購入する必要があります。

着丈が重要

一時は極端な(ジャケット着丈±0~+数センチの)着丈のコートが流行しましたが、最近は徐々に長く(長いものでは膝丈程度に)なっています。

防寒の観点からも、着丈が長くなると多少温かくなります。

とはいえ、身長によっては長い着丈が似合わないなど個人差があるため、十把一絡げにどのくらいの着丈が正解、というものがあるわけではありません。

ライナー付きも有効

個人的にオススメなのはライナー付きオーバーコートです。

少し肌寒い時期にはライナー無しで、本格的な冬を迎えたらライナー付きで着ることが出来るため、長く付き合えます。

オーダーコートでも、テーラーによってはファスナーやボタンなどでライナー付きの仕立てが可能なため、相談してみると良いでしょう。

 

4.ベスト(ウェストコート)

三つ揃い(スリーピーススーツ)でなくとも、普段のスーツにニットベストを一枚重ねるだけで大分温かくなります。

サイズ感と糸の細さが重要

とはいえ、気をつけないと見た目を損なってしまうのがベストの怖いところです。

サイズ感

一番重要なのはサイズ感です。

好みもありますが、胸回りや胴回りのだぶつきが無いようなジャストサイズを。また、着丈はベルトが隠れる程度にし、少なくともジャケットからはみ出さないように注意します。

糸の細さ

一口にニットベストといっても、いわゆるローゲージ(太い糸)ニットとハイゲージ(細い糸)ニットに分かれます。

基本的に、ローゲージはカジュアル寄りに見えますから、ビジネス用途ではハイゲージニットがオススメ。

あるいは、梳毛(正確な表現ではありませんが、毛羽立ちの少ない滑らかなスーツ生地)のスーツにはハイゲージ、紡毛(同、毛羽立ちの多いスーツ生地)のスーツにはローゲージ、という合わせ方もアリです。

前開きかどうか

ニットベストには、フロントボタン型(中央をボタンで留めるカーディガン型)とプルオーバー型(頭の上から脱ぎ着するタイプ)の2種類がありますが、フロントボタン型であればスリーピーススーツの様な、よりドレッシーな雰囲気になります。

首の形

首の開き方も、クルーネック(首元まで衿がある丸首タイプ)よりVネック(V字型に開いたタイプ)の方が、ドレッシーでビジネス用途に良いと思います。

 

5.靴下

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実は、靴下も冬のオシャレに重要なアイテムです。

綿だけが靴下じゃない

一般的なビジネスソックスは、綿や綿ポリエステル混素材のものが多いです。

しかし、ウールや(ものによっては)カシミアといった動物系の靴下は、温かくかつ汗をよく吸うのでオススメです。

もちろん、アクリルなどの化繊も温かく、かつメンテナンスが楽で良いのですが、個人的には汗を吸わずに蒸れやすいため、あまり使っていません。

丈と質感

着丈は長めを

歩いているとき、座ったとき、足を組んだとき等々、ズボン裾の中は自分で思うよりはるかに他人からよく見えます。

従って、なるべく地肌(特にすね毛!)の見えない丈の長い靴下がオススメです(そのような靴下を「ホーズ」といいます)。防寒にもオススメ。

遊び方

靴下は、カジュアル用途ならば、差し色(例えばズボンとは全く違う色)で遊ぶことも多いでしょう。

しかし、ストイックなビジネスにおけるスーツスタイルの場合は、グラデーション(同系色)でアクセントにしたり、同色に大人しめの柄で遊んだりすると良いでしょう。

なおその際、ズボンとの質感も揃えることを忘れずに(例えば、ザックリとした素材感のあるズボンに、ツルツルした靴下では、ちぐはぐになってしまう)。

 

おわりに

今回は、普段私が心がけていることを中心に、冬のスーツスタイルを温かく快適に過ごすための工夫について、まとめてみました。

気温の変化は、時に人を不快にしますが、新しい装いに挑戦するチャンスでもあります。

これからの季節、積極的に変化を楽しんでみたいと思います。

 

また、みなさんのオススメがありましたら、ぜひコメントからお寄せ下さい。

 

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