着こなし

クールビズをだらしなく見せないドレスダウンの工夫(1)[はじめに]

投稿日:令和元年(2019) 7月14日  更新日:令和元年(2019) 8月4日 

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7月も中旬。春先のスーツから一転して、すでにクールビズに「衣替え」した方も多いのではないでしょうか。

しかしこのクールビズ、格好良く――少なくともだらしなく見せないようにするのは、かなり難しいと感じるのは私だけでしょうか。

というのも、ルールがある程度決まっていて、それに従うと基本的に格好良く見えるスーツとは異なり、クールビズにはそういったものが存在しないからです……。

※今回のエントリーは交通整理のみで、次回以降具体的な議論に入っていこうと思います。

1.クールビズって格好悪い?

スーツスタイルにあった「格好良く見せるルール」が、クールビズには無い?

スーツスタイルは奥が深いと思いますか?

奥が深いことは確かです。しかしスーツスタイルは、基本的な(そして、さほど難しくない)ルールを守ることで、「及第点の格好良さ」を取ることが出来る、初心者に優しい服装であることも確かです。

それでは、クールビズはどうでしょうか?

確立されたスーツスタイルを崩したのがクールビズだとすると、私にはとても難しい装いであると感じます……。

どうすればクールビズを格好良く見せられる?

春先まで、ピシッとスーツスタイルで決めていたかっこいい同僚が、クールビズになった途端に「あれ?」となったことはありませんか? 私はあります^^;

そしてその時、私も同僚に「あれ?」と見られているのでは無いかと思ったのが、本記事を書く切っ掛けでした。

「着たい物を着る」ことがファッションの基本だが……

よく言われることに、「着たい物を着るのがファッションの基本」というのがあります。

確かにその通りですが、ビジネスマンのファションにおいては、一歩引いて考える必要があると思っています。

というのも、私たちビジネスマンにとって、「他人(客、上司、同僚、部下、その他利害関係者全て)にどう見られるか」ということが、「着たい物を着る」のと同じくらいビジネスを円滑に進めるためには重要なことだからです。

ですから、クールビズ――ドレスダウンをする上でも「スーツやジャケパンスタイルを何も考えずに崩した、だらしない格好」、「気取りすぎて周囲から浮く格好」、「カジュアル過ぎる格好」などを上手に避ける工夫が必要だと思います。

あまり小難しく考えるネタではないのかもしれませんが、頭の体操も兼ねて今回から数回に亘り、格好良い(少なくともだらしなくない)クールビズについて考えてみたいと思います。

 

2.必ずしも正解があるわけでは無い

念のためのお約束を。

だらしない・だらしなくない、格好良い・格好悪いなどの判断は、人によって色々な考え方や受け取り方があり、正解があるわけではありません……が、考えて自分なりの答えを見つける事に意味はあると思っています。

ですから、(当サイトの記載全般に言えることではありますが)記事の内容は、読者自身で消化し、考え、納得した上で、普段のビジネススタイルに取り入れていただければと思います。

また、これは違う、自分はこう思う/こう考えるというコメントは大歓迎です。皆さんと一緒に考えて行ければと思います。

特に、次回以降、シャツやジャケット、ズボン、靴などのドレスダウンについて言及していきますが、それらについてもご意見がありましたら、ぜひお願いします。

 

3.どこまでドレス度を落とすか

さて、先述の通り、アイテム別の考察は次回以降行っていきますが、ここでは簡単に概要を掴んでおこうと思います。

まずはトップス・ボトムスの2視点で考える

トップス

ビジネスウェアにおいてドレス度の高い順に考えると、以下の図のような感じでしょうか。

image

当然、スーツが一番ドレス度が高く、ジャケット、シャツ、ポロシャツ、Tシャツの順に低くなっていきます。

こういった「形」以外にも、「素材」(ウールより綿の方が涼しげだがドレス度は低い、等)や「色」、「小物」などを変えつつ、ドレスダウンを行っていきます。

ボトムス

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こちらは形だけだと短丈かどうかになってしまうので、素材としての観点を追加したものです。スーツ、ウールパンツ、綿パンツ(クリースあり、なし)、デニム、短丈パンツの順です。

これらトップスとボトムスの組み合わせで、ドレスダウンを考えていくことになります。

素材や色でドレスダウンが可能な点については、トップスと同様ですね。

靴や鞄、その他

上記以外に、靴や鞄もドレス度に大きな影響があります。

こちらも、形、素材、色などからドレス度が変わってきます。

また、靴下や財布といった小物類でも、意外と影響が大きいものもあります。

組み合わせが重要

そしてなにより重要なのが組み合わせです。

例えば、「ダークスーツのトップスをポロシャツに切り替えただけ」とか、「カジュアルな半袖シャツに黒色のストレートチップ」とか、単純に1部のアイテムを交換しただけだと、「よくあるNG例」みたいになってしまいます。

もちろん、「ハズシ」として、意図的にやるようなパターンも無くは無いですが……。

 

4.最後に

先述の通り、本日の記事は導入のみです。次回以降、アイテム別の考察をしていきますが、普段クールビズについて思う事、気になる事などのコメントをお待ちしています。

いただいたコメントに(文字数の関係で全てには難しいと思いますが)回答/引用する形で、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

募集するコメント

クールビズについて、

  • 自身が気をつけていること
  • 面白い/皆に伝えたいテクニック
  • 見かけたNG例
  • 私や本サイト読者に尋ねたいこと
  • その他、クールビズについて思う事

などありましたら、是非下のコメント欄から御願いします。(出来ればシャツ、ジャケットなどのアイテム名を挙げた上でコメントしていただけると有難いですが、クールビズ全般についてでもOKです。)

みなさんはクールビズをどう捉えて、どう取り入れていますか?

 

 

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