ノウハウであるが故に、網羅性や利便性に考慮して書く必要があ(ると勝手に思ってお)り、なかなかネタに出来ないものがかなり出てきてしまいました。
そこで、日々サラリーマンや就活中の大学生を見ていて思うことを、コラムとして書き連ねたいと思います。
こちらの方が本来のウェブログ(ブログ)っぽいですが、あくまでこちらは本サイトの筆休めとして続けて行ければ良いなと思っています。
閑話休題。今回は、街行くサラリーマンを見て思ったショルダーバッグについて、その是非を含めながら取り上げたいと思います。
1.街中ショルダーバッグだらけ……
街行くサラリーマンをみて思うのですが、なんとショルダーバッグ(肩掛け鞄、2WAY バッグ等)率の高いことでしょう。
先日もスーツの衿をヨレヨレにしながら肩掛けするサラリーマンを見て、悲しい気持ちになりました。
「あの肩ヒモに蹂躙されている、哀れな上衿を今すぐにでも助けたい!」とっさにそんな衝動に駆られるほどでした。
意識して観察してみると、結構ショルダーバッグユーザーが多いですよね。
確かにショルダーバッグは、沢山の書類やラップトップPCを格納するのに便利です。しかし、スーツとショルダーバッグとの相性は最悪なのです……。
2.型崩れするからやめてーっ!
いきなり結論からタイトルになっていますが、この一言に尽きます。
スーツの両肩には肩パッドが入っています。パッドによってスーツを立体的に見せているのです。しかし、ショルダーバッグを使用することによって、使用した側の肩が著しくぺちゃんこになってしまいます。
ビスポークスーツ(いわゆるオーダースーツ)になると、左肩と右肩で入れるパッドの分量が異なります。
これは、人間は左右の肩で、そのサイズが異なるからです(勿論、同じ方もいらっしゃいます)。また、スーツは「肩と胸で着る」とも言うくらい、肩の部分が非常に大事なのです。
また、冒頭にも書いたとおり、衿の部分がぐちゃぐちゃになってしまいます。哀れ……。
3.似合わないからやめてーっ!
二番目はこれ。
スーツでショルダーバッグを着用すると、鞄を引きずっているようにしか見えません。あるいは、凄く疲れている風に見えてしまいます……。
ショルダーバッグが似合うのは、郵便配達員や新聞配達員だけです。また、重いショルダーバッグは、バランスを取ろうとして体の重心がぶれます。
スーツはスラッとした姿勢の良い人によく似合う着物ですよ。
4.じゃぁ、どんな鞄が良いの?
という罵詈雑言が聞こえてきます^^;
基本的にはブリーフケースタイプの、片手で持つ鞄のみがお薦めです。それでは沢山の書類を持ち運ぶときにはどうすればよいのでしょうか?
いくつか解決策があると思いますが、一つはパイロットケースです。
パイロットが使用するマチ幅が広いアタッシェケースで、取っ手の部分がふたになっており、床に置いたまま物が取り出せる優れものです。凄く格好良いいです。
もう一つはキャスター付きの小型スーツケースを使用するという手です。道路上は音が結構出ますが、駅構内などは非常に楽々運べます。スーツにも凄くよく似合います。
5.おわりに
皆さんはどんなタイプの鞄を使っていますか? 私も学生時代には肩掛けタイプのショルダーバッグを使っていました^^;
その流れで、就職活動を始めた当初もビジネス用のショルダーバッグを使用していましたが、あるときショーウィンドウに反射した自分の姿を見て愕然としました。余りに疲れて見えたからです……
職業上、大きな鞄を持ち歩くことが必須のは仕方がないですが、なるべく小さく薄い鞄を持つことをお薦めします。ONのスタイルには、小さく薄い鞄が似合うからです。
女性はハンドバッグにかなり力を入れますが、男性は余り鞄を重要視しないですよね。もう少し、真剣に考えても良いアイテムだとは思うのですが……