靴の履きこなし

革靴の「靴擦れ」に効く、絆創膏を考える

投稿日:平成30年(2018) 1月14日  (更新:平成30年2月26日)

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新しい革靴の履き始めは、嬉しい反面、大抵は靴擦れに悩まされるもの。 皆さんは、靴擦れ対策としてどんな絆創膏を使っていますか?

今回は、靴擦れの仕組みから、最近使ってみて良かった、靴擦れに効く絆創膏について考えてみたいと思います。



1.どんなときに靴擦れを覚悟すべき?

どんな絆創膏が良いかを考える前に、どんなときに靴擦れが起こるか、つまり、どんなときに靴擦れ対策の絆創膏が必要かを整理しておきます(ご存知の方は読み飛ばして下さい)。

① 新しい靴を履いたとき

恐らく、一番多いパターンがこれでしょう。

そもそも靴擦れは、足の皮膚に対して、こすれや圧力が繰り返し加わることによって発生します。

新しい靴は革がまだ足になじんおらず、革も硬いため、皮膚に対して強い圧力が加わりやすくなります。(本格靴の多くは天然素材で出来ているため、その後履き込むうちに足に合わせて革が変形し、やがて靴擦れが起きなくなります。)

靴によって異なりますが、最低でも5回、場合によっては数十回履かないと足になじまないことがあるため、靴擦れの覚悟が必要です。

つまり、靴の履き始めには、靴擦れを和らげるための絆創膏は持っておきたい、というわけです。

ただし、自分に合うメーカーと木型を見つけてしまうと、初回から靴擦れが起きない事もあります。また、グッドイヤーウエルテッド製法の場合、靴底のコルクが沈み込んで甲の位置が微妙に変わるため、少し経ってから靴擦れが起きた/靴擦れがおさまったという場合もあるようです。

② 長時間歩いたとき

靴擦れは、こすれや圧力が繰り返し皮膚に加わることで起きる、と前述しました。

この圧力やこすれが、強い力で加わったときは「靴擦れが来るな……」と予見できます。しかしやっかいなのは、これが弱い力のときです。

新しい靴の履き始めに、オフィスワークではなんともなかったのに、出張や外回りが発生すると、夕方や夜になって痛み始めた経験は、皆さんにもあるのでは無いでしょうか。

つまり、少し慣れた靴、あるいは余り違和感を覚えない靴であっても、長時間歩くことが想定される際も、絆創膏の準備は要る、という事になります。

③ そもそも足に合わない靴を履いたとき

基本的に、絆創膏による靴擦れの緩和は、上記の靴が足になじむまで(①)や、少しなじんでいる状態で長距離を歩行した場合(②)のみに限るべきだと考えています。

というのも、足に合わない靴はいつまで経っても合わず、逆に自身の足に問題を発生させる可能性があるからです。

従って、何度履いても痛い、足に合わない靴については、根本的な解決には繋がらない絆創膏での一時的な緩和に、頼るべきでは無いと考えます。

なお、本格靴に慣れていない(「この違和感は、はき慣れれば消える or 消えない」の判断が出来ない)うちは、靴の購入は専門店のシューフィッターに相談しましょう。足に合わない靴を買ってしまうことを回避出来ます。

また、足に合わない靴でも、専用の器具(ストレッチャーなどと言われます)を使う事で、解決することがあるので、諦めず靴販売店に相談してみて下さい。

 

2.普通の絆創膏を使う

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私も、就職活動中や、就職したての頃は、このような普通の絆創膏を持ち歩いていました。

普通の怪我にも使えたり、安価だったりというメリットがあるものの、やはり薄手で低粘着です。きつめの靴擦れでは重ね張りが必要になり、また、靴下の中で場所がずれてしまうことがありました。

メリット

  • 普通の怪我にもつかえる
  • 安価

デメリット

  • 薄く、場合によっては重ね張りが必要
  • 粘着力が弱く、ズレる

 



3.靴擦れ専用の絆創膏を使う

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その後発見したのが、靴擦れ専用の絆創膏「バンドエイド マメ靴ずれブロック」でした。

小さなドラッグストアには売っていないことが多いため、ネットで取り寄せています。

 

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少し厚みのある絆創膏です。このお陰で、靴擦れの痛みがかなり軽減されます。

ただし、正確には絆創膏ではなく、傷口の手当てには使えないため、注意は必要です。

 

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大きい方は4枚入り、小さい方は5枚入りでそれぞれ400円前後。

だいたいの靴擦れは、左の「スモールサイズ」で事足りています。

 

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ケース入りで販売され、持ち運びに重宝しますが、私は後述するパウチに入れ、いつも鞄の中に忍ばせています。

この靴擦れ専用の絆創膏を導入してから、新しい靴を履きおろすのが、肉体的にも精神的にも、大分楽になりました^^;

メリット

  • 痛みがかなり軽減される
  • 粘着性が高くズレにくい

デメリット

  • キズの手当には使えない

 

4.最強は「キズパワーパッド」?

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実は、マメ靴ずれブロックを見つける前から、ヒドイ靴擦れで転用していたのが「キズパワーパッド」でした。

傷口を従来のように消毒/乾燥させるのでは無く、水で洗って放置する「湿潤療法」の代名詞的な存在ですよね。

そのキズパワーパッドに、いつの間にか靴擦れ専用のラインナップが出ていたので、こちらも併用するようになりました。

マメ靴ずれブロックよりも若干高いのが難点ですが、血がにじんでいる場合やその他の傷口にも使え、さらに耐久性も高いのでそれなりに重宝しています。

 

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6枚入りで700円前後と、マメ靴ずれブロックよりも若干高め。

 

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滅菌袋から取り出したところ。

 

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左からマメ靴ずれブロックのレギュラーサイズとスモールサイズ、キズパワーパッドの靴擦れ用。

数日間取らないことを想定して作られているためか、粘着性や防水性などの耐久性は、個人的にはマメ靴ずれブロックよりも高いと感じました。

メリット

  • 出血している場合や、その他の怪我にも使える
  • 高い耐久性(粘着性や防水性に優れ、数日間の連用が可能)

デメリット

  • 高価

 



5.個人的な利用方法

最後に、私がどの様に利用しているかをご紹介します。

密封できるパウチを活用

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▲ 左はモノタロウの「チャック付袋 0.08mm 8Cサイズ」、右は「チャック付袋 0.08mm 8Bサイズ」を使用

当初、2枚位を単品で鞄のポケットにいれていました。しかし、どうしても滅菌袋が破けたり、剥離紙がめくれたりが多発。

また、附属の箱や持ち運び用のケースはかなり嵩張るうえ、空気に触れると劣化しやすいと聞いたため、最終的に上の写真のような密封できるパウチに落ち着きました。

会社と鞄に常備

この様に、今では厚手のビニールパウチに入れた上で、鞄と会社のデスクにそれぞれ忍ばせています。

というのも、靴擦れの手当は早ければ早いほど痛みが少なく、また足の痛みは機動力はもちろん集中力の妨げにもなるため、いつでもどこでもはれることが重要、と考えたからです。

このようにしてから、新しい靴でも不安無く出かけられるようになり、靴をより楽しめるようになったと感じています。

 

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追伸:
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