みなさんは、靴磨きの仕上げは何で磨いていますか?
私は、家族が使い古したストッキングで磨いていますが、
コスパ・効果共に、特段不満に思ったことはありませんでした。
今回、いつも当サイトにコメントを下さるミツさんから仕上用クロスの情報を戴きましたので、
物は試しと購入したところ、思った以上の効果がありましたので、
レビュー記事として、皆さんにご紹介します。
レビューでは、実際に靴を磨いてみた結果や、メリットデメリットをご紹介します。
みなさんがクロスを選定をする際に、ご参考になりましたら幸いです。
先月の記事「時短! 3分で靴を磨く方法」を公開したところ、
以下のようなメッセージを戴きました。
どうも有り難う御座います。
投稿者: ミツ さん
題名: 手軽な靴磨き靴を1日履いたあとに、手軽に磨けまので参考までに。
洗剤不要 水だけで汚れが落ちる 超極細繊維
べっぴんさん だきとりクロス ブルー MBK-624モック
調べてみると、家事掃除用の化学クロスで、
ECサイト等のレビューを見ると、かなり優秀な物のようです。
――掃除用としては^^;
そこで、早速買ってみました。
■「べっぴんさん だきとりクロス」フォトレビュー
こちらが「べっぴんさん だきとりクロス」の外観です。
Amazonで送料込、千円程度でした。
パッケージの裏側です。
一般的なクロスよりも、繊維が細く長いのが特徴とのこと。
水拭き、から拭き共に可能で、基本的にはレンジや家具類の掃除用。
勿論、靴磨き用とは一切書いていません^^;
材質はポリエステルとナイロン。
サイズは30×20センチと一般的ですね。
早速開封。
思った以上に厚手なのがビックリしました。
一般的な化学クロスというよりは、雑巾に近いイメージです。
裏も表とおなじ作りでした。
手触りは非常に良く、少し毛の短い、上質なカーペットのようです。
それでは、次に実際に使ってみた結果をご紹介します。
■ 実際に靴を磨いてみました
今回の生け贄はこちら。
スコッチグレインのストレートチップです。
写真からはあまり汚れているように見えませんが……
よく見ると、細かいホコリやかすり傷がついています。
これを、べっぴんさんを使って磨いてみます。
すると……
ホコリなどはきちんと取れた上に、さらに艶がでました。
化学クロスですから、ホコリは良く取れるだろうと思ったのですが、
正直ここまで磨けるとは思いませんでした。
また、厚手のため、ストッキングなどと比べて靴を磨きやすいと感じました。
逆に、コバ部分など、細かいところはストッキングに軍配があると思います。
■ メリットデメリットを考える
べっぴんさんの競合としては、ストッキングの他に、
靴磨き用と銘打って販売されている磨き用クロスも挙げられます。
以上を踏まえ、メリットデメリット(アドバンテージ、ディスアドバンテージ)を考えてみます。
「べっぴんさん だきとりクロス」の良いところ
- ストッキングと同等かそれ以上のつや出し
正直、この部分には驚きました。おそらく、細かい毛が靴表面の埃を取った上で、
さらにロウ分の層の凹凸を整えたのだと思われます。 - 見た目が良い
玄関にストッキングの塊を置いておくのは見栄えの良い物ではありません。
しかし、この製品なら、玄関にたたんで置いてあっても汚い感じがしません。 - 低価格で丈夫
価格も送料込千円で靴磨き用のクロスより安価な上、洗濯して何度も使用できるのが特徴です。
厚手で非常に丈夫で、長くつきあうことが出来そうです。
「べっぴんさんだきとりクロス」の欠点
- 生地が厚い
利点でもある生地の厚さは、同時にコバまわりが磨きにくいなどの欠点にもなります - ブラシと併用した方が良い
細かい砂埃がついた状態でいきなりクロスを使うと、靴に傷を付けてしまう危険があります。
従って、クロスを使う前には軽くブラッシングをした方が良いでしょう。
上記から、
玄関先で手軽に、変なワックスを使わず手軽につや出しをしたいけど、
ストッキングを置いておくのは無粋……という方には、朗報だと思います。
如何でしたでしょうか。
個人的には、もう少し薄手で、かつ同じくらい毛足が長くて丈夫なクロスがあったら良いのに……
と、無理なことを考えてしまいますが、ともかくこの値段でこの性能は買いだと思いました。
会社に一枚置いておくのも、嵩張らず、
ブラシのようにいかにもファッションに気を遣っていますオーラが出ないので、
良いのでは無いかと思います。
それでは。