靴下

スーツスタイルに合った靴下の選び方

投稿日:平成23年(2011) 10月29日  (更新:平成27年10月12日)

_MG_1742.jpg


■靴下の役割 ~足を美しく、格好良く見せる~

靴下。
字面は靴の下着ですが、実際には靴とトラウザーズ(ズボン)を繋ぐ、重要な役割を果たす衣類です。
特に、座ったときや歩いているときなど、足首は結構露出する機会が多いものです。

このサイトでも何回か書きましたが、日本人のサラリーマンは短い靴下を使っている人が非常に多いと思います。
学生時代の「スニーカーにあわせた白い靴下」が、そのまま「革靴の黒い靴下」に替わっただけなのでしょう。
でも、スーツスタイルの靴下は、靴下ではなくストッキングと同じだと考えた方が良いです。

スニーカーの靴下は美しさ・格好良さの為に履くと言うよりは、靴を汚さないために履くという役割の方が大きいですよね。
だから、アンクル丈の靴下なんかが出てきたわけで。
しかし、スーツスタイルの靴下は、足を美しく見せるために履くのです。

ですから、スーツスタイル初級者の靴下は以下の項目を守ると良いと思います。

・足に合ったサイズを選ぶ
・膝下までのハイソックス(ホーズ)を使う
・スポーツ用の靴下のような厚い生地は使わない
・色は靴に合った物を。紺、黒、灰、茶にとどめる
・柄物は難しく、無地が良い

それぞれを詳しく見ていきましょう。



■足に合ったサイズを選ぶ

これは、スーツスタイル全般に言えることなのですが、
素材、色など、全ての要素を差し置いて、サイズの合った物を選ぶのが一番重要です。

靴下のサイズが合わないと、
見栄えが悪い、靴の履き心地が悪い、靴下が傷みやすいなどのデメリットが生じます。
逆に、ピッタリと合うと、非常に気持ちよく靴を履けますし、足首の見栄えも非常に美しくなります。

■膝下までのハイソックス(ホーズ)を使う

電車で座ったとき、椅子に座って足を組んだとき、素足とすね毛を見せることはなんとしても防がなければなりません
一番簡単に防ぐ方法は、靴下を膝下までのハイソックス(ホーズ)にすることです。
足はふくらはぎが一番太いので、それ以下の長さの靴下は、自然と下にずり落ちてしまいます。



■スポーツ用の靴下のような厚い生地は使わない

スーツスタイルに於ける靴下の役割は、足を美しく見せることであることは先述の通りです。
美しく見せるためには、野暮ったい厚い靴下を避ける必要があります。
女性のストッキングに厚手のものが多いですか? スーツスタイルの靴下はストッキングと同じなのです。

足の形に自信がある方は薄めの、肌が透ける程度の靴下を。
私のように自信が無い方は、肌が透けない程度の靴下を選ぶと良いと思います。
なお、フォーマル用途にはリブ(畝。縦縞の生地の盛り上がり)無しの若干薄めの靴下が良いでしょう。

■色は靴に合った物を。紺、黒、灰、茶にとどめる

基本的な、靴下の色あわせのテクニックは、
・トラウザーズ(ズボン)→ 靴下 → 靴でグラデーションにする
・靴の色と合わせる(黒なら黒、茶なら茶、等)
以上の2つを踏まえれば問題ないと思います。

ちなみに、黒の革靴の色は、「限りなく黒に近い紺」であることが多く、
また、濃茶色の革靴の色は、「茶色+紺色」である事が多いため、
紺色の靴下は万能選手であると言えます。



■柄物は難しく、無地が良い

紳士服売り場を除くと、柄物の靴下の多さに驚きます。
カジュアルなジャケパンスタイルなら良いと思いますが、スーツスタイルには無地がよいでしょう。
女性のストッキングに柄物が多いですか? スーツスタイルの靴下はストッキングと同じなのです。

■まとめ

  ・靴下はストッキングと同じ
・サイズの合った、膝下丈の物を買う
・足が透けない程度に薄い物を買う
・色に迷ったら紺と黒を買っておく
・柄物は避ける

■――おまけ:お薦めの靴下メーカー

高価格帯
パンセレラ(英)
・ソッツィ(伊)
中価格帯
・ハリソン(日)
低価格帯
SoxBOX(日)

--------
本当はハリソンの靴下履き比べレビューを書こうと思ったのですが、
本サイトが前提とする「靴下観」がないと説明が意味不明になりそうなので、
まずは靴下の選び方をご紹介しました。

靴下は日本の紳士服飾の中では下着のパンツに続く脇役です。
しかし、シャツ(ワイシャツ)に次いで「露出する(させる)下着の代表格」なわけで、
思った以上に重要な役割を担っていることが分かります。

私は男色家ではないですが、ちゃんとしたホーズがトラウザーズの裾から覘くと、思わずニヤリとしてしまいます。
スーツの腰や裾のライン、タイ、ラペルの折り返しに次ぐ、エレガンスポイントではないかと、
個人的には思う次第です。。。

-靴下
-, , ,

Copyright© サラリーマンのファッションを考える , 2019 All Rights Reserved.