GIGA製 シダーウッドの精油。
その他生活の木などのブランド、ナチュラルサイコスなどがお薦め。
丁度半年ほど前、防カビスプレーを自作するというエントリーを書いたところ、結構な反響を戴きました。
そこで、今回は当時作った防カビスプレーがどれくらい役に立ったのかレポートしたいと思います。
※当時の記事「アロマの精油で、靴のカビ防止スプレーを自作する」へのリンク
1.今年はカビが発生せず!
恥ずかしながら、今まで毎年のように、靴のつま先に溜まったゴミなどから、若干のカビ臭がしておりました。
靴のアッパー(甲革)などの重要な部分には流石に生えていませんでしたが、それでもシューツリーのつま先は確かにかび臭かったのです^^;
今年は、以下のような運用方法をとったところ、なんとカビ臭がゼロでした。
- 帰宅後、自作のカビスプレーを靴の中に1プッシュずつ噴霧する
- (降雨時などの特殊環境を除き)簡単なブラッシングをしてすぐにシューツリーを入れる
- 毎日同じ靴は履かない(少なくとも2日はあける)
- 靴箱周辺の除湿等の措置は執らない。(但し、風通しは確保する)
- シューツリーは木製を使用する
以上の5点です。
実は、家の隣に山があり、梅雨~夏にかけてはかなりの湿気が溜まります。
湿度計で測ると、だいたい7~80%と、カビにとっては一番嬉しい環境です。それでもスプレーの助けもあり、今年はカビに冒されずに済みました。
2.スプレー「だけ」が効いたわけでは……
自作防カビスプレーだけが効いたわけではないことを附記しておきます。
というのも、先述した1~5の運用にヒミツがあります。それぞれ、解説します。
- 帰宅後、自作のカビスプレーを靴の中に1プッシュずつ噴霧する
→これは、スプレーのことなので割愛。 - (降雨時などの特殊環境を除き)簡単なブラッシングをしてすぐにシューツリーを入れる
→ブラッシングでカビのエサになる泥やホコリを落としています。カビの胞子自体もぬぐっています。 - 毎日同じ靴は履かない(少なくとも2日はあける)
→出来るだけ余分な水分を靴にためないようにします。 - 靴箱周辺の除湿等の措置は執らない。(但し、風通しは確保する)
→一般的な玄関での除湿は無意味です。それより、風通しの確保が重要です。 - シューツリーは木製を使用する
→水分を吸収しやすく、調湿してくれます。
この様に、いくつかのケア方法を併用したからだと考えています。
関東ではこれから乾燥の時期を迎えますが、日本海側は多湿の時期になることでしょう。家の中は暖房で暖かくなるため、カビには要注意です。
3.自作防カビスプレーの副次効果
実は、自作防カビスプレーの効果は防カビだけではなかったのです。というのも、靴の中の足の臭い匂いが無くなりました^^;
靴は長時間履いていると、あのすえたつーんと言う汗臭い匂いが溜まってきますよね。
まるで中学高校の剣道の授業で体験したような、アノ匂いが……。それが、今期はほとんど感じなくなったのです。
アノ匂いは、汗自体よりも、汗の水分と脂分によって繁殖するバクテリアや雑菌が出しているのですが、ティートゥリーやユーカリ精油の抗バクテリア成分が効果的だったのではないかと考えています。
思わぬ効果に、止める予定だった冬も、防カビスプレーの噴霧を続けようと思います。