収納

ネクタイの収納方法を考える

投稿日:平成28年(2016) 3月27日

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気に入ったネクタイを見つけるとついつい買い足してしまいますが、皆さんは増えたネクタイをどの様に収納していますか?

質問箱宛に数件、ネクタイの収納方法について採り上げて欲しいというご意見がありました。本サイトで今まで扱った事の無い話題でもあり、今回はネクタイの収納方法について、考えてみたいと思います。

 



1.理想の収納方法を訊いてみた

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実は一時期、デパートのネクタイ売り場やネクタイを仕立てるテーラーなど、複数の人にお勧めの収納方法を訊いてみた事がありました。その時は主に2つの収納方法に分かれたのですが、まずはそこからご紹介します。

つり下げ派 V.S. 平置き派

1つはタイを脱いだあとのシワを取り、湿気を放出しやすい「つり下げ」る方法。もう一つは型崩れしにくいとされる「平置き」する方法です。

つり下げ派の意見としては、一日中首に巻いたネクタイには大量の水分が含まれている上、ノット(結び目)にはシワがよりがちで、これらを解消するためには風通しの良いところで吊すのが一番というものです。

それに対して平置き派の意見は、ネクタイは吊したままにしておくと伸びたり形が崩れたりする恐れがあるため、店で売っているときと同じく、平置きにした方が長持ちするというものです。

 



2.平置き

そこで、シワを取る必要も、汗を蒸発される必要も無い、季節外れや予備役のタイを平置きの状態で収納することにしてみました。

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写真はオフシーズンのタイです。靴が入っていた箱に包装紙を敷き、タイを平置きにして入れ、カビ防止剤が入った防虫剤引き出し用の除湿剤を入れています。

縦置き

ちなみに、上記写真の左側靴箱に入っているタイを、見やすいようにと縦にして入れると……

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靴箱より一回り大きい入れ物を用意しても、1本入りきらないくらいに収納力が低下し、かつシワがよりやすいので、あまりお薦めしません。(写真の入れ物は「チェストBOX仕切り」という不織布で出来た製品。)

 

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タイの全長は基本146センチ程度。3つ折りにしても37センチと、一般的なチェストの長さ(34~35センチ)よりも若干大きいため、変則的な畳み方をしないと上の写真のように大剣の先端にシワが入ってしまいます。

疲れて帰ってきたときに、この作業は結構神経を使うのでやりたくないですね……。

 

3.丸め置き

よく店頭のディスプレイで見かける丸めておく方法については、有識者曰く平置きのメリット(型崩れしにくい)を無くしてしまうのであまりお薦めしないとの事でした。

 

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このくらいに軽く丸めて置いておくぶんには良いと思うのですが、

 

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先ほどのサイズの入れ物に入れると、結構ギュウギュウになってしまいます。これでは取り出したときにシワがよってしまいそうですよね……。(もう少しゆとりのある入れ物に入れたとしても、タイの大剣が入れ物と擦れることにかわりは無く、あまり採用したくない方法です。)

 



4.つり下げ

 

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そして本命の吊り下げです。

 

どのハンガーを使うか

最近ハンガーネタが多くて食傷気味ですがお付き合い下さい^^;

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ネクタイ用ハンガーで検索するといくつも出てくるのですが、ネクタイ同士擦れるような物や、ギミックが仕込まれているトリッキーな物を除くと、概ね上の写真の製品に絞られてきます。

 

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こちらが私が常用している2種類のハンガーです。左側がシンコハンガー(600円くらい)で、20本まで同時にかける事が出来ます。 右側はおなじみマワハンガー(500~700円くらい)で、16本と掛けられる本数は少ないのですが、使い勝手が良いのでこちらを多く使っています。

A. マワハンガー

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一番のお薦めです。一覧性に優れ(選びやすい)、取り出すときに他のタイに干渉しにくいので確実に一本だけ取り出す事が出来ます。また、クローゼットの中で落ちる事も有りません。(クローゼットは暗く、いったん落とすと探しにくいんですよね……。)

B. サワフジ、アイリスオーヤマ

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そしてこちらが今回の記事用に買ってみた2本。どちらも似た様なタイプですが、左がサワフジのノンスリップネクタイハンガー、右がアイリスオーヤマのPVCネクタイハンガーです。どちらも6×4で24本のネクタイを掛けられるという製品です。

と、ご紹介しておいてアレですが、どちらもアイデアは良いのですが、マワハンガーには使い勝手で勝てませんでした。

 

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下から4本掛けた状態なのですが、後のハンガーが邪魔をして、掛けるのが非常に難しく、取り出そうとすると別のネクタイまで出てきてしまいます。

 

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一方、反対方向に掛けようとすると、今度は一番上に掛けたタイしか見えないので、選ぶ時に非常に不便です。

C. シンコハンガー

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シンコハンガーは「箱にしまうほど季節外れでは無いが、たまに使うタイ」を収納するのに活躍しています。(一覧性は高いのですが、タイを取ろうとすると他のタイが落ちてしまう事があるので、常用には向いていないと感じたからです。)

 

5.まとめ

専門家も意見が分かれるところなので、これといった正解は無いのかも知れませんが、私は以下の通りタイを収納するようにしています。

  • 利用頻度が高いタイは、一覧性と取り出しやすさに優れるマワハンガーでつり下げる
  • 季節外れなど長期保存する必要があるタイは、防虫剤と防湿剤を入れた箱で平置きにする
  • 丸める方法はあまりメリットが無いので使わない

(おまけ)マワハンガーを大量に吊す方法

マワハンガー唯一の弱点は、横幅が広くないため、クローゼットの奥と手前にデッドスペースが出来てしまう事です。

以前ズボン用ハンガーの記事で、クローゼットの天板にフックを取り付ける方法をご紹介しましたが、似た様な方法で狭いスペースを有効活用する方法を参考までにご紹介します。(ただし、穴をあけても良い、安いクローゼットでお試し下さい^^;)

 

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粘着シートで貼り付けるタイプの壁用フックですが、ネクタイ16本+マワハンガーの自重には到底耐えきれません。そこで、木ねじを使ってプラスチックの土台を貫通させる形でクローゼットの側面に固定します。

 

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こんな感じで、上下に並んで取り付けます。

 

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実際にハンガーを取り付けるとこんな形になります。この写真では縦方向に3カ所、フックを取り付けています。

ポールに掛け、少し取り出しにくいですが奥側にも1カ所フックを取り付けると、計5カ所に設置出来ます。(出来るかどうかは蝶番の強度や構造にもよりますが、扉の内側にも取り付けています。)

また、ハンガーごとに色や柄でまとめると、目当てのネクタイを探し当てるのがずいぶんと楽になります。

なお、このやり方にはコツがあります。以下に書いておきますので、興味のある方はご覧下さい。また、当然クローゼットの改造は自己責任でお願いいたします^^;。

  1. 木ねじをプラスチックに手で貫通させるのは難しいので強めの電動ドライバーを使う
  2. 扉の蝶番でタイを傷めないようテープで養生する
  3. タイを選びやすいよう、電池式(人感式であれば尚良い)のLEDライトをクローゼット内に設置する
  4. 粘着シートを使わず木ねじや釘だけで固定するフックは、合板や木材チップを使ったクローゼットの場合重量に耐えられず不向き

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