グルーミング

Philipsシェーバー 9000シリーズ レビュー

投稿日:平成28年(2016) 3月20日

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男性の身だしなみに欠かせないグルーミング。皆さんにはお気に入りの髭剃りはありますか?

私は朝の支度にあまり時間を掛けたくない事もあって電気シェーバー派なのですが、ガジェット好きなのも相まって、ブラウン、松下(パナソニック)、日立、そしてフィリップスと、様々種類のシェーバーを使っています。

その中でもフィリップスは肌への負担の少なさ、メンテナンスのしやすさ、寿命の長さなどの点で、こだわる人には一番オススメのメーカーです。(フィリップスの回転刃は習熟に時間がかかるので、一般ウケするのはパナソニックのラムダッシュですが……。)

この製品は半年前に発売された物ですが、9000シリーズそのものは1年半くらい前に登場しました。9000シリーズが発表された当時はかなり高めの値付け(4万円近く)だった上に、日立のロータリーシェーバーなどに浮気をしていた事もあって、手を出していませんでした。

今回は、価格もかなりこなれてきたので早速1台購入し、レビューしたいと思います。



1.製品概要

  • メーカー名:Philips(フィリップス)
  • 型番:S9182/26
  • 価格:2万円(購入時)
  • 生産国:オランダ(本体)
  • リンク:公式Amazon.co.jp

フィリップスの9000シリーズは、本体の種類が以下の3つに分かれています。

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また、これに自動洗浄装置の有無や量販店向け型番(中身は同じ)も加わったあげく、カラーリングのマイナーチェンジが加わりかなりの組み合わせになり、大量の型番が生まれています。(正直わかりにくいので止めて欲しいですよね……。)

今回は、下位機種、自動洗浄装置あり、最低価格の3ポイントで調べ、上記の機種にたどり着きました。

 



2.外観レビュー

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かなり大きいのですが、自動洗浄器が入っているタイプは毎回このくらいのサイズです。

 

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前作のセンソタッチ3Dに比べて、20%剃る効率が良くなったの触れ込み。また、回転刃が苦手としてきた深ぞりについても言及しています。

 

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下位機種のため、バッテリー残量は3段階。ただし上位~下位機種ともに駆動時間は50分です。 また、前回のセンソタッチ3Dは分単位表示が可能な機種を選んだのですが、(当然ですが)分単位で残量を心配するシーンに一度も立ち会わなかったので、今回はこちらにしました^^;

① 開封

それでは、早速中身を開けていきます。

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白い箱は、書類一式が入っています。

 

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取扱説明書や保証書類です。取扱説明書は全機種共通のもので、10種類の型番が並んでいます。店舗でも確認しましたが、金額の違いは大きいのですが、部品は殆ど共通のためグレードによって使い心地は殆ど変わらないようです。

そり味の点で、あえてモンキーモデル(性能劣化版)を作ってこないところは嬉しいですね。

 

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続いて、キワ剃り用のアタッチメント、充電器、回転刃用取り外し工具の入った箱が出てきました。

 

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充電器の仕様はセンソタッチ3Dと同じです。

 

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アーキテック、センソタッチ3Dと、これまでキワ剃り刃は本体に内蔵れさてきましたが、9000シリーズからはアタッチメントになっています。

 

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自動洗浄器の洗浄液です。これまではボトルから洗浄器に補充をしていましたが、タンクごと交換する方式になりました。洗浄器の清掃をしなくて良くなる一方、ランニングコストはすこし上がります。

 

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持ち運び用のケースです。

 

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中に本体が入っていました。

 

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最後が自動洗浄器。

 

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結構な大きさです。

② 本体

続いて、シェーバー本体の外観レビューを。

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フィリップス独特の細長いボディです。慣れると一番持ちやすい形だと思います。

 

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スイッチ部分。下位機種なのでスイッチは一つだけです。

 

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フィリップスシェーバーのシンボルマークでもある3つの回転刃です。前作のセンソタッチ3Dよりも20%も効率性が向上したとのこと。

 

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今回からアタッチメントとなった、キワ剃り用のトリマーを装着した様子。やはり、デザイン面では、主要3メーカー(パナソニック、ブラウン、フィリップス)の中で一番好きです。

③自動洗浄器

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最初に出したときの印象は、かなり大きいなぁというもの。狭い洗面所には不向きで、リビングに置いて使うイメージですね……。(デザイン的には良い感じです。)

 

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今回から手動で固定する方式に変更されました。

 

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実際に固定してみたところ。

 

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下から自動洗浄液のカートリッジを装填します。

 

3.使用感レビュー

2週間程度使ってみた感想です。

なお、新しい回転刃への慣れか、刃そのもののエージング(回転しながら刃自らが研磨される方式のため)か不明ですが、最初の3~4日はあまりよく剃れなかったのですが、5日目くらいから劇的にそり味が良くなりはじめ評価が変わりました。

① そり味1:肌への優しさ

歴代のフィリップスシェーバーは、肌への負担が軽い機種が多かったのですが、今回もいつものフィリップスといった感じで、肌への負担は殆ど感じられません。

また、アフターシェーブローションが無くても、肌がひりひりしないのは出張時などに嬉しい仕様です。

② そり味2:深ぞりしやすさ

フィリップス回転刃はその構造上、深ぞりが苦手という欠点がありました。しかし今作は、前作のセンソタッチ3Dとパナソニックラムダッシュの中間くらいの深ぞりが出来るまでに進化していました。

具体例を言うと、朝ひげを剃ると、前作は夕方頃にひげが気になってきますが、今作は夜7時ごろ気になる、といった感じです。(この例えで言うとラムダッシュは午後9時頃気になる感じでしょうか。)

また、特筆すべきは、他のメーカーが苦手な、顎の裏や首といった、色々な方向にひげが生えている部分のそり残しの少なさです。回転刃が昔から得意としてきたところでしたが、9000シリーズになってからさらにカバー率が上がった様に感じます。

③ 手入れのしやすさ

自動洗浄器を使った場合は、とても手軽に手入れが出来ます。洗浄は毎回行う必要は無く、週1回程度で十分だと思います。(この頻度で洗浄カートリッジが3ヶ月持つようです。)

もちろん、洗面台で水洗いも可能です。水洗い後の注油が必要ないのも、回転刃ならではでしょう。

④ 要改善点

全体としてはセンソタッチ3Dから正統進化を遂げている感じはします。特に、刃のそり味は確実に向上しているように感じました。一方で、充電スタンドの廃止や、刃の分解に専用工具が必要になったりと自動洗浄器を使う前提になってきているようにも感じます。

それぞれ詳しく見てみます。

専用充電スタンドが無くなった

従来は便利な充電用スタンドがあったのですが、充電プラグの形状変更に伴って廃止されたようです。自動洗浄器がある場合は良いのですが、無い型番を選んだ場合は、置き場所に困るのでは無いでしょうか。(とはいえ、他メーカーのシェーバーも同じ課題を抱えていますが。)

また、自動洗浄器がある場合でも、その巨体をどこに奥かが課題になります。

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▲ 左がセンソタッチ3Dとその充電スタンド、右が9000シリーズ

分解掃除がしにくくなった

前作に比べて、分解が煩雑になりました。前作は蝶番で開閉する仕組みだったのに対し、今作はフタを外した上で、さらに専用の工具を使って分解する仕組みです。ただし、自動洗浄を使う場合は関係ありません。

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▲ 上が9000シリーズ、下がセンソタッチ3D

キワ剃り刃が外付けになった

人によって需要は異なると思いますが、もみあげやひげのトリムで使うキワ剃り刃が外付けになった事で、使う際に一手間増えることになります。ただ、専用トリムは幅が広いため、マイナスポイントのみ、というわけではありません。

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▲ 左がセンソタッチ3D、右が9000シリーズ

 



4.旧製品センソタッチ3Dとの比較

すでに前までの項目で言及した部分も有りますが、他の部分もふくめて比較してみたいと思います。

① 本体

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まずは外観から。左が9000シリーズで、右が前作のセンソタッチ3Dです。おおよそのデザインは踏襲している事が分かります。

 

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横から。前作の方が少しスリムなかもしれません。

 

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回転刃の部分。可動範囲が向上したため、前作よりも丸みが帯びている事が分かります。

 

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回転刃を前から。すこし丸みを帯びていますが、刃そのものの大きさは変わっていないようです。

② 収納袋

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右が9000シリーズ、左がセンソタッチ3Dです。(①と位置が逆ですね。すみません^^;)

 

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前作はソフトケース、今作は少し弾力のあるハードケースです。一回り小さくなっている事が分かります。

 

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舞えたら見たところ。前作は旅行鞄で嵩張るデザインでしたが、今回は少しマシになりました。

③ 自動洗浄器

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上が前作、下が今作です。前作は奥行きが広いのに対し、今作は横と上に広くなったイメージです。また、立てかける方向が違うので、既存ユーザーは最初に戸惑うかも知れません。

また、洗浄液がカートリッジ式になったのは先述のとおりです。

 

5.パナソニックラムダッシュとの比較

最後に以前レビューしたラムダッシュ(ES-LV74)との違いを。

① そり味

平面での深ぞりや、早剃りはラムダッシュの評価が上ですが、顎や首などの曲面はフィリップスの方がそり残しが少なく優位です。

② 肌への優しさ

断然フィリップスが優位です。フィリップスは円を描きながら、何回も肌に擦れる事を前提に設計されていますが、ラムダッシュで何往復も行うと、ひりひりしてしまいます。

③ 使いやすさ

初めて電気シェーバーを使う方でも、ラムダッシュであれば1~2日で慣れてしまうと思います。一方、フィリップスは最低2週間、長いと1ヶ月くらいは習熟が必要です。

ただし、慣れてしまえば使いやすさに差は無く、むしろ手入れなどはフィリップスの方が楽だと感じています。

④ 寿命

ラムダッシュの替え刃は寿命が1年(外刃)なのに対して、フィリップスは倍の2年です。さらに、回転しながら刃が研がれる仕組みのため、(9000シリーズは買ったばかりですが、5年以上使って刃の交換経験もあるセンソタッチ3Dの経験から言うと)殆どそり味が落ちず、これはかなりの魅力だと思います。

また、フィリップスのシェーバーはモデルチェンジのスパンが長く(センソタッチ3Dが5年くらいでした)、その意味でも永く使えるシェーバーと言えそうです。

⑤ コスト

どちらも安定した価格が2万円程度と、価格に差はありません。あとはランニングコストですが、自動洗浄器無しなら面倒な注油が不要なフィリップスに軍配が上がります。

自動洗浄器ありの場合は、洗浄液の原液を水にとかすタイプのラムダッシュの方が、若干安い計算です。

 



6.総評

前作までのフィリップスシェーバーをお使いの方は、十分安心して移行できる機種だと思います。他のメーカーを使っている方で、深ぞりに強いこだわりの無い方で、そり残しや肌のヒリヒリにお困りの方は、ぜひ回転刃の世界にお越し下さい。

肌質やひげの濃さなどによっても好みは変わりますが、9000シリーズは、私自身としてはいま一番お薦めの電気シェーバーです。あとは、回転刃の「慣れ」と、自動洗浄器が大きいという2つの問題さえ無ければ言う事が無いのですが……。

回転刃を試す

なお、慣れの話ですが、「回転刃はどうも……」と思っている方もふくめ、フィリップスの携帯用シェーバーを使ってみるというのをお薦めします。

値段は千円台ですから、たとえ気に入らなかったとしても納得できますし、百グラム台という軽さがとても重宝するため、あとから9000シリーズを買う事になっても出張用(または会社用)と自宅用という役割分担が出来ます

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