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男性の散髪頻度はどのくらいが最適?

投稿日:令和6年(2024) 6月23日  更新日:令和6年(2024) 8月4日 

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皆さんはどのくらいの頻度で美容院/床屋に行っていますか?

以前から本サイトでは、手軽に清潔感を維持する手段として、(髪の毛の長さにもよりますが、概ね)3週間~1ヶ月間隔での散髪を推奨してきました。

今回は、統計資料や美容師/理容師へのヒアリングも踏まえつつ、男性の、特に私たちビジネスマンにとって最適な散髪頻度とは何かを考えてみます。

1.気づいたら行く派? 頻度を決める派?

そもそも、散髪に行く頻度はどの様に決めていますか?

一般的に散髪のタイミングは、「少し伸びたな……と感じた時に行く」パターンと、「予め頻度を決めて行く」パターンの2つに大きく分けられます。

意外と多い? 「気づいたら行く」派

職場の同僚や、複数の美容師/理容師に聞いてみたのですが、意外と多いのが「気づいたら行く」派でした。

つまり、散髪の頻度は決めていない、というパターンです。

鏡を見て「少し伸びたな」と感じたり、朝のスタイリングに時間がかかるようになったら行く、重要なイベントが迫ってきたら行く、という何らかの切っ掛けで散髪に行く派で、格好良く言うとオンデマンド散髪派、でしょうか。

中には、「予約アプリのクーポンが落ちてきたら行く」という方もいて、なるほど、その手もあったか! と思いました。 これはこれで良い方法だと思います^^; (hotpepperビューティーと、楽天ビューティーを二刀流し、しばらく使わないと付与されるクーポンやポイントを上手く使うのだとか。)

頻度を決める派

一方で、頻度を決めて散髪に行く方も一定数いるようです。私はこちらのパターンで、メリットは大きく分けて2つあります。

①清潔感を維持できる

第一には、清潔感を維持しやすい、ということです。

ビジネスでは清潔感が大事です。顧客対応や講演登壇が多いなど、他人に見られる業務に従事している場合はさらに重要です。自身が伸びたな……と気づいた時には既に清潔感が失われている可能性があるからですね。

また、服や腕時計に凝っていそうなのに、頭髪に気を使っていない方をたまに見かけますが、すごくもったいないと感じます。

②余計なことを考えなくて良くなる

もう一つは、余計なことを考えなくて良くなるからです。

頻度を決めてしまえば、特に何も考えず、清潔感の維持が自動化できます。 以前も記事にしましたが、決定コスト(決断コスト)の考え方です。

また、美容師/理容師の担当を決めていて、かつ予約が取りづらいパターンだと、次の予約を会計時に取った方が、予約が取りやすく、予定が立てやすいんですよね。

私も、人気で予約が取りづらい美容師が担当だったときは、次々回まで予約を入れていました。(なお、別に意図してその美容師を指名していたわけではありません。前任から引き継ぎを受け、担当になったあと、人気が出て予約が取りづらくなっただけです……。)

 

2.最適な散髪の頻度とは?

では、どのくらいの頻度にすれば良いか、という本題に入りたいと思います。

私なりの結論は、散髪頻度は①1ヶ月に1回を基準にし、②髪の毛の長さと求める清潔感に応じ加減する、です。

①1ヶ月に1回を基準にする

まず、世間一般でどのくらいの頻度なのかを見てみます。

世間のボリュームゾーンは1~3ヶ月に1回

リクルートが昨年、男性1,800人に実施した調査を参照すると、20~30代男性の8割以上が「1ヶ月~3ヶ月に1回程度」でした。(うち20~30代はn=800)

具体的には、1ヶ月に1回程度」「2ヶ月に1回程度」「3ヶ月に1回程度」がそれぞれ同率の3割前後と、ボリュームゾーンにかなりの開きがあることが分かります。

1ヶ月に1回でもボリュームゾーン

これは、どの美容師/理容師も口を揃えて言いますが、身だしなみに気を遣う男性ビジネスマンなら、月1回くらいがオススメとのこと。

2ヶ月に1回派や、3ヶ月に1回派からするとかなり高頻度に思えるかも知れません。また、店側からすると高頻度で来た方が売上が大きくなるから、というひねくれた見方もできます。

しかし、個人的には大いに納得できます。やはり、1ヶ月を過ぎてくるともみあげなどの生え際がどうしても汚くなってくるからです。

毎月第1日曜日、などとスケジューリングがし易い、という利点もあります。

それに、この頻度でも全体からするとボリュームゾーンの一部です。正確に言うと、ボリュームゾーンではあるが比較的頻繁に通っている部類(上位3割くらい)です。 おしゃれに気を使っているクラスターとしては妥当な位置かも知れません。

②髪の毛の長さと求める清潔感に応じ加減する

もう一つの観点は、髪の毛の長さと求める清潔感に応じて頻度を前後する、ことです。

どういうことかというと、前半の「髪の毛の長さ」は、短髪は長髪に比べ、同じ伸び量であっても変化率が大きくなるからです。

たとえば、同じ2cmの伸びでも、10cm→12cm(20%増)よりも、5cm→7cm(40%増)のほうが変化率が大きく、短髪は長髪に比べ外観上の変化が分かりやすくなるのです。

-1週間~+2週間

従って、比較的髪の毛の長さが短い、又は全体的に長くても一部刈り上げ部分(髪の毛の短い部分)がある場合は、1ヶ月を3週間に1回としても良いかも知れません。

また、後半の「求める清潔感に応じ」とは、例えば営業職で清潔感を特に重要視する、毛の伸びるスピードが速く清潔感が失われやすいので高頻度にする、等の場合も1週間短いスパン(=3週間に1回)でも良いでしょう。私も客先に出ていた時にはこのスパンでした。

逆に、比較的髪の毛が長い方や、人前にあまり出ない方、そして費用を抑えたい方は1~2週間プラスしても良いかも知れません。

 

3.アンケート

先述したリクルートの調査では、「1ヶ月に1回程度」「2ヶ月に1回程度」「3ヶ月に1回程度」がそれぞれ同率の3割前後でしたが、本記事読者のみなさんはいかがでしょうか?

久しぶりにアンケートをとってみたいと思います。

今回はgoogle formsで簡単な設問(計7つ)を用意しましたので、ぜひ回答をお願いします! 後日記事化したいと思います。(なお、メールアドレスを含む個人情報は一切収集されません。)

  • https://forms.gle/xxx

集計期間:令和6年6月23日~7月末日 終了しました

R6.8.4追記:アンケート結果を公表しました

 

4.終わりに

高頻度での散髪は、当然ですが家計の負担になります。

例えば毎月1回行ったとして、年に12回。1回の施術が4,000円だとすると、4万8千円です。

これを高いと見る方も多いことでしょう。しかし、現状からの「増分」として考えると、例えば「2ヶ月に1回」から「1ヶ月に1回」へ増やした場合、その差は2万4千円です。

そして、「清潔感が失われつつある<散髪後1ヶ月超2ヶ月以下>の計年間183日間が、たった2万4千円で良好な状態になる」のであれば、仕事の内容や立場によっては金額以上の価値があるのではないかと思います。

 

みなさんはどの様に考えますか?

アンケートの回答、それとコメント欄からぜひご意見をお寄せください。

 

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