先日掲載した記事「男性の散髪頻度はどのくらいが最適?」にて実施したアンケートは、1ヶ月程度の短い期間にもかかわらず、100名近い(n=98)方に回答いただきました。ありがとう御座いました!
本日は、回答内容をもとに、サラリーマンの散髪に関する頻度、費用、美容院派/床屋派どちらが多いのか、などをご紹介/分析します。
結構意外な結果にビックリしています……。
1.散髪の頻度
まずは散髪の頻度から。
7割が散髪タイミングを決めている
これは想定の範囲内でしたが、本サイトで推奨しているように、約7割が自分なりの散髪タイミングを決めているようです。
予約に抵抗?
また、タイミングとは少し観点が異なりますが、「床屋の予約」についてこんなコメントもありましたのでご紹介します。
予約して床屋に行くことに抵抗ある。 1時間以内であれば予約無しで待つ方がいい。
――50歳代/鹿児島県、1ヶ月に1回:床屋派、会社員/公務員(外回りの多い職種)
確かに、昔なからの町の床屋など、予約に抵抗があるというのは理解出来ます。そもそも予約の概念がなかったりしますよね。
1ヶ月に1回が最多数
続いて散髪の頻度についてご紹介します。結論から言うと、1ヶ月に1回が多数派でした。
ファッション好きは高頻度で散髪
なお、前回の記事でご紹介したリクルートのアンケート結果では、「1ヶ月に1回程度」「2ヶ月に1回程度」「3ヶ月に1回程度」がそれぞれ同率の3割前後でした。
一方、当サイトの読者は「6割が1ヶ月に1回以上」となっていて、さらに1ヶ月半まで広げると8割程度と、世間一般に比べ高頻度で散髪していることが分かりました。
言い換えると、ファッションに少しでも興味があるサラリーマンは、やはり散髪の頻度も一般平均よりも高いようです。
自宅派は高頻度?
「1週間に1回」の方は3名いらっしゃいましたが、うち2名は「バリカン等で自分で手入れしている」とコメントをいただきました。
髪の毛が短い人は、そもそも床屋や美容院には行かず、自宅で手入れをするのもアリかもしれませんね。
2.1回あたりの散髪費用
続いて、散髪にどれくらいお金を掛けているかを確認しましょう。
5千円前後が多数派
こちらは想定通りでしたが、1回の散髪に掛ける金額は「5千円台」が最も多く、4千円~6千円というレンジにすると、約6割に達しました。
1万円超が14%も!?
一方でビックリしたのが、1万円以上が14%という結果になったことです。
何故この結果になったのかは、コメントを確認すると分かりました。
オプションで高価格に
カットとシェービングの他にヘッドスパをやっています。 年齢も年齢なので頭皮環境が気になりますな。以前の床屋vs美容院の特集読みました。私は、断然床屋派です。鼻毛や耳毛や眉毛のメンテも言わなくてもやってくれるところが気に入っています。
――60歳代/千葉県、3週間に1回:床屋派、会社員/公務員(内勤の多い職種)
いつも参考になる記事をありがとうございます。 最近はパーマを当てているので、取れてきたタイミング(3か月程度)で美容院に行くことが多いです。 それまでも短くしてはみっともなく伸びてきたら切るといったペース(3,4か月に一回)でした。
――30歳代/岐阜県、3ヶ月に1回:美容院派、会社員/公務員(内勤の多い職種)
白髪が増えたため、白髪ぼかしといったメニューやシェービングをお願いしています。
――50歳代/東京都、1ヶ月に1回:床屋派、会社員/公務員(内勤の多い職種)
床屋/美容院は単に散髪を提供しているだけでなく、ヘッドスパやパーマ、白髪染めなど、オプションの費用で高価格になるケースも多いようです。
そもそも値段が高いケースも?
スタイリストの価格が上がったため高額に。 白髪染めしているかどうか、されていた場合頻度など聞いてみたいです。
――40歳代/京都府、1ヶ月に1回:美容院派、会社員/公務員(外回りの多い職種)
このように、スタイリストの価格があがったケースも。 インフレや人件費の高騰を受けて、都市部を中心にかなり散髪代金が値上がりしていると感じます。
(なお、上記コメントの白髪染めの質問についての回答ですが、コメントでお一人のみ言及があり、その方は1月に1回床屋に行っているようです。)
そのほかにも、東京の銀座や表参道で有名なスタイリストに依頼して2~3万円/回というコメントも記事に戴いていて、店舗によって差が大きい部分があると感じています。
3.美容院派と床屋派、どっちが多い?
昨今美容院派が大勢を占めているものと思っていたのですが、驚いたことに、床屋派が過半を占めることに。
Q:あなたは美容院派ですか? 床屋(理容室)派ですか
まかの20代は床屋派が優勢!?
そして、床屋が一般的であった50代以上が大きく偏っているのかと思いきや、実はそんなことはありませんでした。
なんと、20歳代の約7割が床屋派という驚きの結果に。
そして、30~40歳代は美容院派が僅かにリード。 「オシャレを気にする人は男でも美容院へ行け」と若手の頃ファッション雑誌に書かれていたのがこの世代。 従って美容院派優勢の結果は想像できましたが、それでも、床屋派は思ったより多めです。
なお、「この床屋って1,000円カットのことでは?」と思われるかも知れませんが、アンケート結果上1,000円代は全体の僅か2%ですから、昔ながらの町の床屋か、最近流行のおしゃれ系理容室と思われます(アンケートで選択肢を設けておけば良かったですね……)。
とはいえ、20代でファッションに興味のある方は町の床屋率は低そうなので、おしゃれ系の可能性が高そうです^^;
都道府県別
参考までに都道府県別のデータを掲載します。
東京埼玉はほぼ半々、神奈川県は圧倒的に美容院派、大阪と愛知は床屋派の模様。
とはいえ、サンプル数が少ないのでフーン程度にご覧下さい。
まとめ
- 約7割が散髪の頻度を決めている
- 約6割が1ヶ月に1回以上散髪している
- ファッションに興味がある人ほど、散髪の頻度は高そう
- 費用は5千円前後が多いが、1万円越えも1割以上いる(オプション代や高級店の利用)
- 床屋(理容室)が意外と多く、過半(20代は約7割)
アンケートのコメント返し
なお、本稿でも一部取り上げましたが、アンケートの自由記述欄に多くのコメントをいただいています。(全て拝読しております。また応援のメッセージも多数いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。とても励みになります。)
コメントは、皆さんの参考になるものも多いため、次回コメント返しもかねてご紹介したいと思います。
最後になりましたが、アンケートへのご回答、どうもありがとう御座いました!
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(雑談)サイトの高齢化が如実に
当サイトは、14年前の開設時に「20代~30代のサラリーマン/就活生を対象に」と謳っていました。
当時のアンケート回答者は、コンセプトと同様に20代~30代が中心でしたが、今回の回答者はボリュームゾーンが30代~40代になっていて、時代の経過と共に読者層もそのままスライドしていることが分かります^^;
まぁ、活字のブログを20歳代で見る方も少なくなったのかもしれません。(若手は、instagramやTikTokで情報を仕入れますよね。)
ということで、今後ニーズがあれば、管理職層や経営者層に向けた記事も書いていこうかと思います。
本アンケートの詳細
- 回答方法:Google formsを利用したwebアンケート
- 期間:令和6年6月23日~7月31日
- 対象:本サイトの読者、有効回答数98