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忘年会/新年会、革靴と足の悪臭を防止するテクニック

投稿日:平成29年(2017) 12月17日

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全国のサラリーマンの皆さんは、この時期、忘年会ラッシュでお忙しいことと思います。

そして、飲み会とはいえ、半分(場合によっては全部?)仕事の範疇の方も多いのではないでしょうか。

そんな忘年会で気をつけたいのが、靴と足の悪臭です。実は、先日も悪臭騒ぎが起き、私含め複数の仲間が被害に遭いました……。

自身が加害者にならないためにも、革靴と足の悪臭を防止する方法まとめてみました。



足の臭いは、ファッション以前のマナー

日本の居酒屋や料亭では、靴を脱いで店に入ることが多いと思います。特に、個室では殆どといって良いほど脱ぎますよね。

その時に問題になるのが足の臭いです。

原始的な感覚で一発退場も

嗅覚は原始的な感覚といわれ、時に論理的/冷静な評価を瞬時に覆す能力を持っています。

そのため、ファッションにいくら気を遣っていても、足の臭いがきついと、他人からの評価は一発でアウトになる事も。

平均的な宴会の時間は2~3時間。冷たいようですが、この長時間、強制的に悪臭を嗅がされ続けた側に立ってみると、納得はいきます。

意外と犯人は分かる

臭いは目に見えないので、分かりづらいのでは? と思うかも知れません。 しかし、悪臭の犯人は意外と分かりやすいのです。

席を一時的に立ったとき、顔を向けたとき、怖い物見たさで鼻を近づけたとき……。

人間も動物の一種だからか、臭いの元はかなり簡単に見つけられます。 実際に皆さんにもご経験はあるのでは無いでしょうか。

 

冬場の飲み会(忘年会、新年会)にも注意

夏場は汗をかきやすく、また湿度が高くなるため、消臭/制汗には気を遣うシーンが多いと思います。

しかしその一方で、冬場は意外と臭い対策がおろそかにされがちな季節です。

冬場も汗をかき、そしてよく臭う

屋外では快適なコートも、建物に入るとサウナスーツの様になったりと、冬場もそこそこの汗をかいています。

特に、電車内など、暖房が効き過ぎている場合は顕著ですよね。

そして、寒くて水分摂取量が減り、ベトッとした臭い汗をかきやすくなっている状況であることも重要なポイントです。

 

さて、それではどうすれば革靴と足の悪臭を防ぐことが出来るか、5つのポイントから見ていきます。

 



対策1:毎日違う靴を履く

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靴好きにとっては当然ですが、多くのサラリーマンが出来ていないのが、毎日違う靴を履くと言う事。

毎日同じ靴を履くと、靴の革に継続して水分(汗)と暖かさ(体温)を与えることになるため、細菌にとって最適な生育環境が出来上がってしまいます。

そして、今回の話題とは関係ないですが、当然靴の寿命も短くなります。

最低3足、推奨5足のローテーションを

最低でも3足のローテーションは必須です。1足履いたら、その靴は最低2日休ませる、ということです。

ただし、欲を言えば(雨やコーディネートの事を考えると)、5足以上あると良いでしょう。

 

対策2:雨の後は乾燥させる

靴の水気を取るという意味で、雨の後に靴をしっかり乾かすことも重要です。

特に、本格靴は革が多用されているため、水分を保持しやすい構造になっています(靴底が合成ゴムでも、中底やインナーは天然素材)。

そのため、雨の後は靴の湿気を良く抜いてから履くようにします。

陰干し1日+手入れ&陰干し2日

ドライヤーなどでの強制乾燥は、靴のひび割れ等の原因になるため避けます。

まず、靴は平らなところにペタッとは置かず、靴底に空気が通るようにします。その上で、靴の中は専用の乾燥剤を使ったり、新聞紙を入れ替えたりして、1日陰干しします。

そして、完全に乾燥しきる前に、シュークリーム(乳化性クリームの靴墨)を塗って、油分を補給します。

最後にシューツリーを入れて2日陰干しすれば大丈夫です。

 



対策3:素足では履かない

さすがに、冬場に(夏場でもビジネススタイルとしてはNGですが^^;)革靴を素足で履く方はいないとおもいますが、念のため。

皮脂や汗は雑菌にとって良い栄養になるため、靴下を履かずに靴を履くと、とても臭うようになります。

夏場の週末であっても、絶対に避けるべきです。

 

対策4:抗菌成分のあるシューツリーを使う

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シューツリーは、靴の型崩れを防止するたに重要なツールです。 そのうえで、プレーンな木製、特に抗菌成分のあるシダーウッドなどのシューツリーを使う事で、防臭効果を期待できます。

なお、安価なプラスチック製はもちろん、高級木製でもニスを塗った物は水分を吸いにくいので、今回の目的からすると避けた方が良いでしょう。

経年で効果が落ちたら

購入当初は良い香りがしていたシダーウッドのシューツリーも、経年で効果が薄れてきます。

そんなときは、薄く紙やすりで削ると、ある程度効果が復活します。

また、アロマテラピー用のエッセンシャルオイル(シダーウッドそのものでも良いですし、抗菌効果のあるティートゥリーユーカリペパーミント)を塗るのもオススメです。

関連記事カテゴリ:シューツリー

 



対策5:消臭剤、特に焼成カルシウム系を活用する

消臭剤の利用も検討します。 特に、焼成カルシウム系の消臭剤は、臭いをごまかすのでは無く、原因に直接作用するためオススメです(靴下に白い粉がつくので、忘年会当日の利用には注意が必要ですが)。

グランズレメディ

代表的なのが、当サイトでも何度か紹介してきた、ニュージーランド製の靴専用消臭剤「グランズレメディ」です。

焼成カルシウム(貝殻から焼成したカルシウム、有機石灰)が主原料とのことです。

 

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一缶50グラムで、正規輸入品が2千円ちょっと、並行輸入品が千円ちょっとです。

 

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中には細かい白い粉が入っていて、これを靴の中に撒きそのまま履きます。 これを繰り返すと、靴の臭いは驚くほど消えます。

ただし、先述の通り、これは臭いをごまかすタイプの消臭剤ではなく、正確には殺菌剤です。 従って、効果が出るまで3~5回くらい繰り返すことが必要です。

一方、一度やっておくと、効果は半年くらい持続するので、労力/コスパ的には良いと思います。

 

まとめ

少し長くなったのでまとめます。

  • ファッションを気にする前に、靴と足の臭いを気にしてほしい
  • 冬場も臭いケアは必須
  • 以下のような、臭い対策をすると良い
    • 靴をローテーションする
    • 雨の後はしっかり処理する
    • 素足はNG
    • 抗菌成分のあるシューツリーを使う
    • 消臭剤を活用する

飲み会もそうなのですが、オフィスでも足の臭いはとても気になりますよね。

自席や会議中に靴を脱いでくつろぐのは良いのですが、机の天板裏を伝って、まわりの人の鼻へダイレクトに悪臭が伝わっている可能性を考慮すべきです。

職場がフリーアドレス(座席自由)ならまだしも、固定席の場合は本当に深刻です。脱いでいる靴に、強制的にレメディを投入したくなってきます^^;

 

繰り返しになりますが、いくらファッションに気を遣っても、悪臭によってそのイメージは一発で崩壊しますので、是非お気をつけ下さい。

私も気をつけます。

 

(おまけ)グランズレメディのジェネリック「シャイニーキックス」レビュー

グランズレメディ、とても良く効くのですが、少し高めなんですよね。

中身は比較的安価な焼成カルシウムなのに、50グラムで2千円を超えるのはちょっと……ということで、今回の記事を書くにあたって、日本製の安いものを試しに買ってみました。

シャイニーキックス」という、スニーカークリーナーブランドの製品です。

外観

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まずは外観から。なんでもドン・キホーテでも売っているそうで。

内容量80グラムで定価1,500円ですが、Amazonで千円弱で買えました。

 

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使い方はレメディと全く同じ様です。

 

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グランズレメディとの違いは、キャップがついていてスプーンが不要なこと。

レメディの「スプーンに乗った白い粉をこぼさないように靴に運ぶのが苦手」という方は多いのではないでしょうか。

 

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中身の粉。レメディと同じ焼成カルシウムとのこと。

 

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本当に細かいです。

使ってみる

それでは実際に使ってみます。実験台はエドワードグリーンのアスキス。

 

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選定理由はインナーが黒くて粉がよく見えるだろう、という単純なものです^^;

 

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取扱説明書には、「3~5振りする」とありました。こちらは3振りしたところ。個人的にはこれで十分でした。

 

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靴を揺すって、粉を全体に行き渡らせます。 あとは、普通に履けばOK。

ただし、靴を履いたときに粉が吹き出すこともあるため、慣れないうちは靴用と服用のブラシがある場所でやった方が良いです。(ピッタリ合っている靴で起きる、履いたときの「プシュッ」という空気漏れと一緒に粉が出てくることが……。)

 

使ってみた感想

グランズレメディと変わらない組成のようで、効果は殆ど変わらず抜群でした。

価格も、その量を考えるとレメディの半額。 しかも、キャップを開ければすぐに使えるため、忙しい朝にはこちらの方が向いていると感じました。

また、石灰と聞くと強アルカリ性のイメージがありますが、貝殻由来の有機石灰で、安全性テストデータもありとのことでした。

 

使う上でのヒント

写真では分かりやすい様、インナーの踵部分に振りかけていますが、慣れないと靴の別の部分や、玄関にこぼれることがあります。

そのため、以下の手順でやるとこぼしにくかったので、共有します。

  1. 利き手にシャイニーキックスを持つ
  2. 反対側の手に、つま先を下にした靴を持つ(履き口をシャイニーキックス側に向ける)
  3. シャイニーキックスのフタを片手で開け、その上から靴の履き口をかぶせる
  4. 靴とシャイニーキックスをそのまま傾け、靴中のつま先に向かって粉を投入する(3回繰り返す)
  5. 3の状態に戻し、シャイニーキックスのフタをしめる
  6. 靴底を下にした状態で、靴を揺すって粉を靴全体に行き渡らせる

なお、グランズレメディにもボトル式のものがあるため、本家の方が良いというかたは、そちらを買うのも手です。(ただし、13gで千円と高いですが……)

 

リンク

シューツリー

焼成カルシウム系消臭剤

 

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