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「ニベアMENクリーム」レビュー。ニベアクリームとどう違う?

投稿日:平成29年(2017) 9月24日

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夏も終わり、太平洋側は空気が乾燥する季節がやってきます。そんなときに活躍するのがスキンケアクリームですよね。

先日、「青缶」として有名なニベアクリームとそっくりな製品が、「NIVEA MEN」シリーズから発売されていました。

そこで、実際に購入、使ってみて、比較して見ることにします。



1.外観レビュー

全体

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こちらがニベアメン(NIVEA MEN)クリーム。

Amazonから500円弱で購入出来ました。既存のニベアクリーム(以下、青缶)と比べると、少し高めです。

 

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左が青缶。少し小さく見えますが、実際にこの2つは容量が違います。

青缶が56g、ニベアメンクリームが75gです。

製造国

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よく見るとニベアの生まれ故郷であるドイツ製でした(私の持っている青缶はどれも日本製)。

ネットの情報を調べてみると、ニベアメンクリームは海外ではすでに発売されていたため、今のところ製造拠点が海外にあるのかも知れません。

フタの構造

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外観上の違いは大きさ以外にもあります。それがフタの作り。

こちらは青缶の蓋ですが、特にストッパーなどは無く、上からかぶせてあるだけです。

 

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一方、ニベアメンクリームはひねる事でフタがロックされるタイプです。

もちろん、青缶の作りは精巧で、簡単には外れません。それでも、出張などで持ち出すとき、荷物の中でフタが開いてしまわないか不安になる事は有り、こちらの方が安心できます。

開封

それでは、実際に開封してみます。今回は青缶も新品の物を追加購入して、同時に比較してみます。

 

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フタを開けたところ。アルミのシートで覆われ、初回開封時まで、中身が劣化しないようになっています。

 

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ちなみにこちらは青缶のシール。

 

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あけていくとビックリ。青缶の先入観から、クリームチーズ状を想像したのですが、ゲル状でした。

 

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シールの裏はヨーグルトのフタ状態に^^;

やはり軟らかいので、シールだけで無く、その後の利用時にもフタにくっつきやすいですね。

 

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左が青缶、右がニベアメンクリームです。ニベアメンクリームの方が軟らかく、水っぽいかんじがするのは分かりますでしょうか。

 

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わかりにくかったので手に塗ってみました。先ほど同様、右がニベアメンクリームです。

粘度が明らかに異なります。たとえて言うなら、青缶が油絵の具、ニベアメンクリームが水彩絵の具の感覚です――というより、青缶が「無色のサフィールノワール クレム1925」、ニベアメンクリームが「モウブレイのデリケートクリーム」といった方が、靴好きの方には分かりやすいかも知れません^^;

 

2.成分比較

この2製品、違いは容量や、男性向けの清涼感がある香料の有無くらいかなぁ……と、当初勝手に想像していました。

しかし、実際に開けてみると全く想像と違ったので、具体的に成分にどんな違いがあるのか、確認してみることにしました。

 

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まず青缶ですが、主な成分は

  • ミネラルオイル
  • ワセリン
  • グリセリン
  • ……

と続きますが、

 

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ニベアメンクリームを見ると、

  • グリセリン
  • ミネラルオイル
  • 変性アルコール
  • ステアリン酸
  • ワセリン
  • ……

といった感じです。

注目すべきは、その記載順序。化粧品の表記は原則多い順に記載されます(1%未満の物を除く)。

そのため、ニベアメンクリームは青缶に比べてグリセリンの量が多く、ワセリンの量が少ないことが分かります。

グリセリンもワセリンも保湿剤ですが、ワセリンの粘性が高いため、触った雰囲気に大きな違いが出たのだと思います。

この差異は、次の項目でご紹介する、使用感の違いにも現れます。

 



3.使い心地

それではいよいよ、使い心地の比較に入っていきます。

ニベアメンクリームはべたつかない

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まず、一番の違いはベタつきの有無です。

私の友人に「ニベアの青缶はベタつくから嫌い」という人がいます。たしかに、青缶はワセリンの含有量が多いからか、かなりベタつきます。

一方、ニベアメンクリームは、余りベタつきません。前項で、サフィールノワールとデリケートクリームとの違いを例えとして挙げましたが、まさにそれくらいの違いがあります。

青缶を夏場に使うのは厳しいですが、ニベアメンクリームならいけると思います。

香りが違う

青缶は、男性用/女性用とも、どちらでも使える香りですが、ニベアメンクリームは明らかに男性用の香りです。

青缶と同じ香りだと思って購入すると、違いに驚くかも知れません。

ニベアメンシリーズを使ったことがある方は分かると思いますが、このシリーズでよく出てくる香りです。(ニベアメン・アフターシェーブローションと同じ香りだと感じました。)

個人的には「香水を使うなら、化粧品や柔軟剤は無香料を使うべき」という主義です。ただ、日本の大多数のサラリーマンは香水を使いませんから、これはこれで良いのかも知れません。

肌への浸透度合いが違う

肌につけてから暫く経つと、青缶のテカリやべたつきはそのまま保持されるのですが、ニベアメンクリームは肌に吸収されてしまう感覚がありました。

どちらがよい、というわけではありません。青缶は保湿とコーティングが長時間続き、ニベアメンクリームは保湿のみが静かに続く、という感覚です。

これは、肌表面を保護し続けるワセリンと、浸透していくグリセリン、というそれぞれの特性そのままなので、含有量の違いが現れているのだと思います。

 

4.2製品の使い分け

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夏場ならニベアメンクリーム

私は以前から青缶(チューブタイプの方が多いかも)を使ってきました。しかし、ワセリン的なベタベタ感が強く、利用はかさつく冬場に限定されていました。

しかし、ニベアメンクリームには、こういったベタつきが少なく、オールシーズンで使えると感じます。

肌の保護なら青缶、スッキリ使いたいならニベアメンクリーム

このベタつきが少ないという特徴は、特に脂性肌の男性にはうってつけでしょう。

また、洗顔後や、髭剃り後など顔の保湿はもちろん、良く伸びるので体全体にも使いやすいです。

逆に、既に肌が荒れているなど、強力に肌を保護したいという場合には、青缶の方が向いていると感じます。

コスパは青缶に軍配

今回は、小さい方の青缶を紹介しましたが、169gの大きな青缶ならAmazonで1つ500円弱で購入出来ます。

一方、ニベアメンクリームは、75gと半分以下ですが同じくらいの値段。1グラム単価はほぼ倍、ということになります。

ニベアメンクリームは新製品のため、これから価格が熟(こな)れてくるのかも知れませんが、青缶レベルのコスパを期待するのは酷かも知れませんね。

 

5.感想とオススメの利用法

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アフターシェーブローションとして

この製品を購入してから、様々な使い方を試してみましたが、一番しっくりきたのがアフターシェーブローションとして、でした。

かなり伸び、ベタつかず、肌がとてもしっとりします。なにより塗ったときの刺激が少ないのがよいですね。

ただ、香りがある程度あるので、無香料が絶対いい、という方にはオススメしません(といっても、他のアフターシェーブローションと変わらない程度です)。

出張用のオールマイティクリームとして

これまで出張には、嵩張る男性用化粧品の本体は持っていかず、その試供品のパウチを持参していました。

とはいえ、上手く取り出せなかったり、量が微妙だったり、そもそも試供品が底をついたりと、運用があまりしっくりきていませんでした。

その点、ニベアメンクリームなら、コンパクトな1缶で髭剃り後の顔や、ガサツキやすい手をはじめ、体全体をそこそこケア出来るため、旅行用には最適だとおもいます。

初めての男性用肌ケア化粧品として

本製品は、既に部位別に使う製品が決まっている、といった上級者にはいまさらな感があるかもしれません。

しかし、いままで「男性に化粧品なんて……」と使って来なかった方の、初めての肌ケア製品としては、とても良いでしょう。

手と爪の間がガサガサだったり、頬に粉を吹いていたり、指がひび割れていたりと、意外と身だしなみの範囲においてもNGな男性は多いと感じます。

まずは安価で手軽な、こういった製品から使ってみると良いのでは無いかと思います。

 



6.(おまけ)革製品に使える?

革/靴好きにとって、青缶には有名な用途があります。それは「革のメンテナンスに使える」という説があることです。

正直、個人的には普通の革ケア製品を使った方がいいと思うのですが、こういったものは意外性がウケるので、ご存じの方も多いかと思います。

ということで、ニベアメンクリームも、革製品に使えるかを試してみます。

光らず、よく浸透する

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革のベルトに、青缶とニベアメンクリームを塗って比べてみます。

左が青缶、右がニベアメンクリームです。

塗った感覚としては、やはり青缶がサフィールノワール、ニベアメンクリームがモウブレイのデリケートクリームによく似ています。

青缶は油っぽさや光沢感を残したまま広がり、やがてマットな感じに。ニベアメンクリームは、塗った瞬間から浸透が始まり、すぐにマットな感じになります。最初、シミになるかなと心配したのですが、この革の場合は大丈夫でした。

非常用としてはあり?

両製品とも、ロウ分などの光沢を出す成分は入っていないようです。従って、本格的な革製品のケアに単独で使うことは難しいでしょう。

ただ、出張先などで「革がみすぼらしくなり、どうしてもメンテしたい」という非常用として、使えると言うことを覚えておいて損はないと思います。

 

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