香水

上手な香水の選び方を考える ~量り売りを上手く使う~

投稿日:平成25年(2013) 8月11日  (更新:平成30年12月18日)

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皆さんは香水を使っていますか?

硬派な方らは「香水とはまた軟弱な!」という声が、そうで無い方からも「サラリーマンに香水は不要だよ」という声が聞こえてきそうです。

しかし、スーツ/ジャケット文化と香水は切っても切り離せない仲にあるのもまた事実。

今回は、「香水はまだ早い」とか「無くても良い物」だという消極意見と、「そもそもどんな香水を選べば良いのか分からない」という利用予備軍的意見に向けて、「自分の好きな香りを選ぼう!」という観点から、香水の上手な選び方を考えたいと思います。

 



量り売りを上手く使う

じつは、香水は上手に買わないと、結構やっかいなシロモノなんです。

なぜかというと……

  • 値段がそこそこ高い
  • なかなか無くならない
  • 香りは劣化する

つまり、1個あたりの投資額は高く、なかなか消費されない上に、使い切らないと香りが劣化していくのです。さらに

  • 香りおよび香りに対する感覚は時間で変化する
  • 1日に香りを試せる回数は限られる

という制限がついているため、正直な話、香水売り場で試しに嗅いでみたところで、その香水に対する、自身の正しい評価を決めることは難しい物が有ります。

そこでお薦めする方法が、香水の量り売りを上手く使う方法です。

少量の香水をガラス瓶に入れ、小分けで購入することが出来ます。1本当たり数百円で買え、じっくり試すにはとても良い方法です。

有名どころでは『量り売り香水.com』あたりでしょうか。

ただ、個人事業主での運営が殆どなので、決済情報や個人情報の取り扱いなどが心配な方は、楽天市場などに出店している法人経営の店をお薦めします。

 



量り売りで買う香水の目星を付ける

この段階であれば、選択肢は結構あります。

デパートの香水売り場で話を聞いてみる/実際に嗅いでみる、本やウェブで評判を見てみる、人に評判を訊いてみる、自分の好きな有名人の使っている銘柄を調べてみる等々。

自分の好きな方法で、候補となる香水を選んでみましょう。

だいたい、5つから10くらいの候補を選ぶと良いと思います。なぜかというと、既に廃盤になっていたり、量り売り店に在庫が無いパターンも有るからです。

ちなみに、賛否両論有ると思いますが、

本だと――
ルカ・トゥリン&タニア・サンチェス [著], 芳村むつみ [訳](2010)『香水ガイド2★1885 ~「匂いの帝王」が五つ星で評価する』、原書房
がおすすめです。
ずいぶんと辛口な評価ですし、かなり保守的な評価(芳香剤や柔軟剤臭のような、大衆受けする香りを親の敵のように嫌う)をするため、参考程度にして欲しいのですが、本物を見る目は確かだと思います。

Webだと――
@cosme』、株式会社アイスタイルなどが参考になります。

女性用化粧品レビューサイトなのですが、実は男性向け香水のカテゴリが有るのです。

男性香水カテゴリであっても、男性4割、女性6割と投稿数に偏りがありますが、女性自身が使ってみた、男性向けの贈り物として買ってみた、というレビューが中心のため、女性ウケを狙うのであれば、良い参考になると思います。

 

アトマイザーを上手く使う

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量り売り店から届いた香水は、このような小瓶に入れられてきます。

したがって、このまま使うことは難しく、直接肌に付けると劣化するので、アトマイザーを使うことが必要です。

 

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購入した香水の小瓶は、その容量にあった、このようなアトマイザーに移し替えます。

アトマイザーとは香水専用の小型のスプレーのような物です。

スプレーボトルなら何でも良いというワケでは無く、臭い移りなどを防ぐため、香水専用のものを使うことが必要なのです。

なお、アトマイザーの1プッシュは、通常の香水瓶の1/2くらいです。

アトマイザーは、詰替の容易さや耐久性から、「ヤマダアトマイザー」に圧倒的な人気があります。

スプレータイプとローラータイプが有りますが、香水の劣化を防げるスプレータイプがお薦め。

臭いが残るため、香水ごとにアトマイザーを分けた方が好ましいですが、入れ替える場合は、エタノールやお酒のジンなどで内部を良く洗浄した上で、完全に乾かしてから新しい香水を入れるようにします。

 



3日は使ってみる

アトマイザーに移し替えた香水は、最低でも3日は連続して使ってみて下さい

私は自身この様なテスト期間中、朝出かける前と夜シャワーを浴びた後の2回使います。使用量は適宜調整しますが、初めは脇腹に2プッシュ(=香水瓶1プッシュ分)が適当です。

なぜ3日かというと、香水の香りは、その感じ方が変化するからです。

香水の香りの変化(トップノートからベースノートへの変化)という意味ではありません。我々の認知の変化という意味です。最初は良いかな? と思った香りが苦手になる、その逆もあります。

そして、試し買いした香水の中で、良いと思った香水を、ボトルで買ってみましょう。

購入場所のお薦めは、「在庫の回転が速い店」です。 香水は経年や温度で劣化をしますから、大量仕入れ/販売をしている店はハズレが少ないですし、価格も往々にして安いです。

男性物の香水を多く扱っていて、売り上げも大きく、実際に使ってハズレがなかったところで言うと、
香水通販B-CAT.COM
PARFUM de EARTH
などが挙げられます。

 

まとめ

今回は文章が多くなったので、まとめます。

  • 香水ははじめから大きなボトルでは買わない
  • 店先で試香しただけでは、本当の評価は下せない
  • 量り売りとアトマイザーを用いた、3日以上のテストがお薦め
  • テスト対象は店頭の試香や、本、Web上の評判、人に訊くなど、なんでも参考にする
  • ボトルを買う場合は、在庫回転の速い店を選ぶ

香水はやはり男性の、しかもサラリーマンにとっては取っつきづらい物だと思います。

しかし、一度慣れてしまえばとても楽しいファッションであり、趣味の一つにもなります

少しでも香りを楽しむ方が増えれば、自身の好みの香りを見つけた方が増えれば良いなと思う限りです。

 


私は、天然成分の精油を使うアロマテラピーの芳香浴も好きなのですが、アロマテラピー好きの中には、化学香料を用いた香水が嫌いという人が少なからず居ます。(現代の香水は、その殆どが化学原料を使用しています)

しかし、香りの持続性、品質の安定性などを考えた場合、どうしても現代香水の化学香料に分があるため、自身に付け外出する場合は、やはり現代香水の方がずっと向いているのだと思います。

ただ、最近では、香り付きの洗剤/柔軟剤が流行しており、臭消という意味では有効なのでしょうが、あの画一化されたケミカル臭は、どうも好きになれません。

同じ化学香料でも、香水では高い趣味性と芸術性を感じることが出来るのですが……

 

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