香水

男性の香水について考える

投稿日:平成27年(2015) 9月13日  (更新:平成27年9月15日)

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皆さんは男性の香水についてどう思いますか?

キザっぽい、遊んでいる人のイメージ、匂いがきつい人が居て困る等々、世間的には女性の香水に比べてマイナスイメージが多いように感じています。特に、サラリーマンが平日に使うとなると、そのハードルはさらに上がるはずです。

私の立ち位置は、香水はファッションの一部であって、業種や職種によっては使っても差し支えなく、好みに応じて積極的に採り入れるべきというものです。基本さえおさえればマイナス要素は殆ど無く、ファッションの一部として効果的な働きをする物だと考えています。

正直、異論反論が多いと思いますが、今回はサラリーマンのファッションという視点から、香水をファッションとして採り入れたことが無い、または迷っている方向けに、男性が香水を使う意義や、失敗しない使い方などについて考えたいと思います。

※ 記事末尾に期間限定(~H27.10.13)で香水に関するアンケートを設けました。集計結果は次回の香水関連記事で公表します。さらに香水関連記事の需要があるかもふくめ、今後の参考にしたいと思いますので、ご協力くださいますと幸いです。



1.香りもファッション

はじめに、なぜ香水がファッションなのかを整理します。

視覚だけがファッション?

人間の五感、つまり視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚のうち、一般的にファッションの対象とされているのは、格好の良い服、美しい靴、綺麗なコーディネートなど、 どれも視覚が主体です。(ここで言うファッションは「流行」という意味ではなく、広義での自己表現やアピールの事をさします。)

それでは、残る4つの感覚については、ファッションは存在しないのでしょうか。味覚や触覚は直接本人に触れなければならないので難しいでしょうが、聴覚や嗅覚は直接触れずとも感じることの出来るものとして、ファッションたり得ると考えています。

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「香り」も「見た目」と同じインパクト

聴覚。たとえば男性なら革底が、女性ならヒールが接地した時に発する軽やかな音、コートの布が擦れる音、こうもり傘を開いたときの新雪を踏んだような音、時計のブレスやネックレスが立てる金属音なども広義でのファッションの一部だと思います。

そして今回の主題である香水、即ち嗅覚も同様です。特に嗅覚は人間の記憶やイメージと強く結びつくことが多く、聴覚はもちろん、時に視覚以上のインパクトを人に与えます。(なつかしい匂いをかいで、昔の情景が鮮烈に思い浮かぶのは、よく経験することだと思います。)

日本においては、男性がファッションとして香りを身に纏う習慣があまりないことは確かですが、香水を使える環境が整っているのであれば、かつご自身が香りに興味があれば、少しずつ採り入れていくと面白いのでは無いかと思います。

 



2.香水で失敗しない3つのルール

それでは、実際に香水を採り入れる際に最低限注意したいことを考えます。

① 付けすぎない

最も重要なのがこれでしょう。香水の害(通称「香害」)に一番多いのが、付けすぎにあると思います。香水によって香りに強弱があるため、慣れないうちは1プッシュに限定し、様子を見ながら使います。特に自分の香りにはすぐ慣れる<順応する>ので、知らず知らずのうちに付けすぎになっていないか注意します。

② 体の上の方には付けない

首筋や腕など、比較的ダイレクトに香りが鼻に入りやすいところは、想定以上に他人や自分に香る場合があるため避けます。脇腹や膝の裏側など、「服に隠れる部分でかつ体温の高いところ」が、ほのかな香りが持続するのでオススメです。

③ 他の香りと混ぜない

芳香剤入りの柔軟剤や、衣服用の消臭剤、香り付き整髪料などとは併用しないようにします。香りは絵の具と同じで「足し算」なので、よほど計算しないとどす黒い色になります。当然香水の重ねづけも基本はNGです。

上記3つのルールを守りつつ、自分の好きな香りを探してみましょう。

 

3.オススメの買い方

女性用はもちろん、男性用の香水も沢山の種類があります。ブランドや瓶の形で選ぶのでは無く、以下を参考にぜひ自分の鼻で嗅いでみて、お気に入りの1本を探してみて下さい。(服と同じで「好きな香り」が必ずしも「似合う香り」とイコールでないのが難しいですが……。)

① 香水売り場で試してから買う

かつては女性用の香水売り場の隅で肩身の狭い思いをしましたが、現在は男性向けファッションフロアに、香水のコーナーを多く見かけるようになりました(東京有楽町の阪急メンズ館は、1F入口の正面にコーナーがある位です)。

ムエット(試香紙)に吹き付けて貰い、香りを確認してみましょう。このとき、最初に香るトップノートは10分くらいで消えるので、少し時間が経ってから再度香りを確認すると良いです。

② 量り売りを使う

地方にお住まいの方や忙しい方、また「香りは体臭と混ざり、人によって変わるからムエットじゃ判断できない!」というツウな方は、通販で量り売りを買い、実際に自分に使ってみて、気に入った香水があればボトルで買うという作戦もお進めです。詳細は2年前に記事を書いていますので、そちらをご覧下さい。

③ 一番小さいサイズのボトルを買う

香水の香りは時間と共に劣化するので、割高に感じても出来るだけ小さなボトルで買うと良いでしょう。ただし、30ml未満のミニボトルにはスプレーが付いていないものもあるため注意します(液を直接肌にとってつけるタイプは、内容が劣化しやすいので避けます)。

 



4.香水の楽しみ方

香水は服や靴と同じように、場所や時間経過で表情を豊かに変化させます。

① 変化を楽しむ

香水は様々な材料をもとに作られているため、時間経過で香りが変化していきます。付けてから10分程度香る「トップノート」、メインの香りで2時間を目安に香る「ミドルノート」、それ以降の通奏低音的な残り香である「ラストノート」の3つに分かれます。

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② 季節を楽しむ

服の素材も季節によって変えるように、香水も季節によってかえるのもアリです。新緑の季節にはベチパーなどのグリーン系を、秋にはウッディ系をといった、季節ごとのレパートリーを楽しめます。夏にフランネル素材のジャケットは暑苦しいのと同じく、夏場のレザーやムスクなどのオリエンタル系は暑苦しく感じるなど、NGな組み合わせもあります。

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③ TPOでかえてみる

昼間の会社、夕方の会食、夜寝る前など、時と場所や場合ごとの組み合わせが楽しめます。ただ、まわりに香りが好きな人がいない場合、自分では計算しているつもりの組み合わせも、自己満足で終わることが多いので、自分への景気づけや雰囲気作りといった側面が強いです。

 

5.香水の保管方法

香水は見た目からの劣化がわかりにくいのがやっかいですが、以下の3つを守れば長持ちします。

① 直射日光を避ける

香水にはデリケートな化学物質が多く使われているので、直射日光で簡単に変質します。蛍光灯から出ている紫外線にも弱いので、ビンが綺麗で飾っておきたくても、遮光できるケースや引き出しにしまうのが良いです。

② 温度変化を避ける

できれば温度が少し低めに、一定に保たれた場所が良いです。一般の冷蔵庫は温度が低すぎたり匂いが移るのでオススメしません(ワインセラーくらいの温度が良いそうです)。私は趣味でアロマテラピーもするので、化粧品用の冷蔵庫を転用して保管しています。

③ 出来れば早めに使い切る

これが出来れば苦労しない! という事の最たるものですが……。ですから、小さめのボトルを購入し、出来るだけ短いサイクルで使う事をオススメします。(ただ、お気に入りの香水が製造中止になる悲劇もあり、賛否は分かれるところですが……)

 



6.(期間限定)アンケートのお願い

普段読者の皆さんが男性の香水についてどの様にお考えなのか、また、今後、当サイトで香水系の話題をどの様に扱ったら良いのかの参考にしたく、大変お手数ですが、アンケートへのご協力をお願いいたします。※ このアンケートフォームは約1ヶ月(H27.10.13まで)表示されます

投票すると、現時点での結果を確認できます。また、アンケートについての考察は、来月後半の記事で発表したいと思います。

あなたの性別を教えて下さい
あなたは「現在」香水をつけていますか?
あなたは「これから」香水をつけたいですか?
あなたは男性が香水を付けることについてどう思いますか?
あなたの業界を教えて下さい
あなたの業種を教えて下さい
あなたの年齢層を教えて下さい

 


如何でしたでしょうか。香水未経験の方に、少しでも興味を持って頂ければ幸いです。

香水の話題は以前数回やったのみで、久しぶりのエントリーです。正直どこまで需要があるか不明で躊躇しているところもあり、久々にアンケートフォームを設置しました。是非皆さんから忌憚の無いご意見をうかがえればと思います。

今回は香水の「さわり」の部分について、薄く広くのご紹介でした。需要がありましたら、今後香水に関する話題を掘り下げていきたいと思います。

 

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