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テレビ会議のファッション、ガジェット、映り方を考える

投稿日:令和2年(2020) 8月10日 


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ここ数ヶ月、残念ながら数えるほどしかスーツを着られず、梅雨明けを迎えてしまいました。

私の会社では、かなりテレワーク/テレビ会議環境が普及しており、ほぼ毎日、在宅での勤務が続いていたからです。

たまの出社でスーツを着るととても嬉しくなりますが、こんな状況では書きたいことも思い浮かばず更新が滞っていて、申し訳無い限りです^^;

 

とはいえ、このサイトのタイトルは「サラリーマンのファションを考える」です。

これまで取り上げてきた対面での服装ばかりでなく、テレビ会議におけるファッションも面白いのではないかと考えました。

私は仕事柄、毎日4~5件のテレビ会議をしており、恐らく世間一般から比べると多い方でしょう。

本日は、そんな私が実践しているテレビ会議の工夫について、服装だけで無く照明やガジェットといった観点からもご紹介したいと思います。

はじめに

日本人、とかく会社員は「ルール」や「マナー」が大好きです。

先日もテレビ会議におけるヘンテコなマナー(上位職から退席する、テレビ会議には上座が存在する等)が紹介され、ネット上で話題になりました。

また、「テレビ会議ではこう言うファッションにすべき」「こんなファッションは失礼だから気をつけよう」という記事も多く見るようになりました。

これは普通のファッションにも言えることですが、「自分をどう見せたいか」を主軸に考えると、そういった「創造マナー」や「押しつけ」に振り回されずに済みます。

今回ご紹介する内容も、私自身がどの様な工夫をしているかをあくまで例示したのみです。

参考にするかは自分次第で、たとえ参考にする場合もぜひご自身なりの工夫を加えてみてください。

 

1.照明を工夫する

いきなり服装の話を期待した方、ごめんなさい。

でも、個人的には服装よりも照明が大事だと考えています。

顔と服をはっきり映す必要性

会社支給のノートPCを使い、テレビ会議に参加している方が多いと思います。しかし、ノートPCのカメラは、暗いレンズに小さいセンサーを使っている物がほとんど。単品のWEBカメラであっても、暗所性能はそれほどよくありません。

いずれにせよ、直上から降り注ぐ部屋の照明では、顔も服も影やノイズだらけで、色もはっきりせず、せっかくオシャレをしてもだいなしです。

一方、個人的な感想ですが、顔が綺麗に映し出されて方を見ると、1.5倍くらい「仕事が出来る風」に見えます(^^;

まずは窓際で

オススメしたいのは自然光の活用です。

一般的な蛍光灯の明かりは顔が青白くなりやすいのですが、自然光は顔と服をとても綺麗に、健康的に映してくれるからです。

(直射日光があたらない範囲で)自身が窓に向かって座り、自然光を照明代わりにしてみて下さい。

ライトを使う

家族や家のレイアウトの都合で窓際が活用出来ない場合は、自撮り用のLEDライトか、卓上ライトを使ってみて下さい。このとき、高演色を謳う製品を選ぶのがポイントです。

太陽光ほどではありませんが、綺麗に映すことが出来ます。

 


△私も愛用しているZライト(写真はメーカー公式サイトから引用)

私の場合は、高演色で角度がつけやすいため、読書や作業用として使っている「Zライト」を転用しています。

 

2.ヘッドセットを工夫する

社内外の方と毎日テレビ会議をしていて、残念に思うのが以下の状態です。

  • PCのスピーカーマイク使っていて、声がよく聞き取れない
  • 大きなゲーム用のヘッドセットをしていて、髪型が崩れたり、大げさに感じたり、服装に合わない
  • 耳からイヤホンのケーブルが垂れ下がっており不格好、かつマイク部分が服にあたり、音が耳障り
  • 耳からうどんが出ている

ということで、スッキリ見せるために私は片耳掛けのBluetoothヘッドセットを使っています。これを使うともう元には戻れないです。

(以下、Bluetoothヘッドセットの機種選びで困っている方向けの話です。参考までにご紹介します。興味の無い方は次項まで読み飛ばして下さい^^;)

(参考)専用機がオススメ

私は、実は結構なガジェット好きで、これまで有線/無線で二桁台のヘッドセットを試してきました。

その中で一番良いと感じたのが、テレビ会議/コールセンター機器の専業ブランド「Plantronics」製品です。

ペアリング、耳への装着感、音声遅延などの問題が多いBluetooth製品の中で、唯一満足し、行き着いたメーカーです。(なお、回し者じゃ無いです^^;)

オススメ製品1「EXPLORER 100」

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同社製のオススメできる製品で最も安価なのがこちら。5,000円以下で買えます。

スマホとPCの2台でリンク出来る上、小さく、そして耳のフィット感が良いです。

下位グレードにM70というのがありますが、こちらは一部のテレビ会議システムで音声が小さくなるなど、相性問題があるのでオススメしません。

(売れ筋で在庫が無い場合は、一つ上位のE500が良いでしょう。プラス1,000円くらいかかりますが、音声で着信を操作できるようになります。)

オススメ製品2「VOYAGER 5200」

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最上位機種で1万5千円くらいしますが、価格以上の満足感があります。

個人的に最大のメリットは、耳全体に引っかける形状のため、やわらかく耳への負担が少ないこと。テレビ会議を長時間こなす方にはオススメしたいです。

また、音質はヘッドホン/マイクともにかなり良く、オーディオ機器並みです。(音質を重視する場合、設定画面から「HD音声」に設定可能。)

ON/OFFも、自動でしてくれます。(耳に掛けたことを検知する方式。この機能は有無を設定できるほか、手動のスイッチもあります。)。

ノイズキャンセリング機能もあり、家庭の生活音や、扇風機の風音が入らないのも気に入っています。

スマートフォン用に専用アプリがあり、各種設定変更、ファームウェアのアップデートなども出来る、まさに最上位に相応しい仕様です。

 

3.服を工夫する

ここでやっと服装の話を。

見せたい自分はなにか

繰り返しになりますが、新しく登場した文化であるテレビ会議には、専用のルールやマナーはまだありません。

したがって、自分がその会議でどう見られたいのか、から入ればOKです。

誠実な営業マンなのか、知識豊富なエンジニアなのか、親身なコンサルタントなのか……。

(加えて、快適に在宅勤務をこなし、仕事のパフォーマンスが上がる服装、という観点でしょうか。)

参加者は誰か

もう一つ重要なのは、他の会議参加者の状況です。

相手は社内メンバーだけなのか、顧客を含んだ商談なのか。

これは対面での会議と同様ですが、業界や企業文化による服装の違いもテレビ会議に持ち込まれがちなので、その辺も考慮すると良いでしょう。

たとえば、ITのエンジニアのみが参加するテレビ会議はTシャツ一色になりがちですが、自身が会計の担当者として打合せに参加する場合、「溶け込むためにTシャツ」というやり方もありますが、「あえてジャケットを羽織り、専門家然とした雰囲気を出す」のもアリです。(やり過ぎは浮いてしまうので、目的意識が重要です。)

私の例

普段はボタンダウンのポロシャツ

単なる社内の打合せだけならば、難しく考えずに清潔感さえあれば十分なので、襟回りが崩れにくい、ボタンダウンのポロシャツを多用しています。

軽くジャケットを羽織る

一方で、社外顧客との打合せでは、かるくジャケットを羽織るようにしています。

特に相手の年齢層が高めの場合には、親近感や信頼感を得られるケースが多いからです。

 

4.背景を工夫する

背景も忘れてはいけないポイントです。

対面の会議であれば、自身の背景は皆同じ会議室ですが、テレビ会議――とりわけ自宅からの参加では異なります。

いかに清潔感のある服装をしていても、背景が汚かったら台無しです。

一番簡単なのは壁際に座ってしまうこと。余計なものを見せず、自分だけを映すわけです。

後述するバーチャル背景とも親和性が高いです。

ただし、壁がそもそも汚かったり、照明や太陽光でうまく顔を照らせなかったりするケースもあるため、万能というわけではありません。

本棚

書斎をお持ちの方は、本棚を背景にする手もあります。知的な雰囲気にしたい方もオススメです。

ただし、本のタイトルが見える位まで近いのはオススメしません。本棚にはその人の思想が現れると言いますが、思想には好き嫌いがあるからです。

バーチャル背景

企業文化として許されるのであれば、バーチャル背景がオススメです。

バーチャル背景とは、自分自身の映像以外の背景を、CGに置き換える機能で、多くのテレビ会議システムに採用されています。

例えば、会社の公式画像をバーチャル背景にして自社の宣伝をしたり、自分の好きな画像を使うことが出来ます。

 

* * *

 

業界、会社、職種によって、在宅勤務や自宅からのテレビ会議の頻度は異なるとはいえ、今のような異常事態を脱したとしても、移動時間を無かったことに出来るテレビ会議は、インフラが整備された以上これからも多用され続けると思います。

しかし、対面だろうが、テレビ会議だろうが、自分が何を着たいか、どう見られたいかというファッションの観点は、変わらないものなのだと考えます。

みなさんは、在宅勤務やテレビ会議でどんな工夫をしていますか?

よろしければコメントをお待ちしています。

 

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