皆さんは、雨の日にどんな傘を差していますか？
せっかく決めたスーツスタイル／ジャケパンなのに、汚れた安っぽいビニール傘では全てが台無しになってしまいます。
かつて傘難民だった私は、10本以上試してきましたが、今は３つの傘に落ち着いています。
本日は、私が勝手にオススメする傘３本を、メリット／デメリットを踏まえ、ご紹介します。
１．フォックスアンブレラズ 長傘
見た目重視なら間違いなくこれです。
メリット
とにかく細くてスタイリッシュ
ポイントは、開いても閉じても格好が良いと言うこと。
特に、開いて格好が良い傘はいくつもありますが、フォックスは閉じた（巻いた）時にその真価を発揮します。
というのも、丁寧に巻くととても細く、そしてきれいになるから。その姿は、高給ステッキの如き威容です。
デメリット
主に2つ。何れも耐久性に関連しています。
バンドの耐久性が低い
細巻きを実現するために、留具にゴムバンドが用いられているのですが、数年でダメになります。
ただ、以前の記事で紹介したとおり、自分でも修復は出来ますので、ぜひトライしてみてください。
傘そのものの耐久性も低い
そして、こちらも細巻きを実現するため、骨格が細く、日本の強い風雨には適していません。
普通の傘よりもデリケートなので、大切に扱ってください。
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２．前原光榮商店 16本骨傘
開いたときにとても美しい傘です。
メリット
和傘のように美しい
この傘は骨が16本もあり、開いたときにまるで和傘のように美しく、他の傘とは明らかに別格な雰囲気を漂わせます。
丈夫
そして、とても頑丈で、ちょっとやそっとの雨風ではびくともしません。
使用されている金具もかなりしっかりしていて、いかにも高級傘といった風体です。
バリエーションが豊富
さらに、張ってある布もかなりのバリエーションがあるため、自分好みの一本を見つける楽しみもあります。
デメリット
太い
フォックスとは逆で、畳んだときにかなり太巻きな感じになります。（やはり、和傘に近いですね。）
重たい
そして、骨を多くしたため重たいです。（585g）
車に積んでの移動なら良いですが、長時間の徒歩移動には堪えるかもしれません。（差していると重さは感じないのですが、畳んでいると重たいです。）
３．モンベル ULトレッキングアンブレラ
最後は、鞄に常備しておきたい折りたたみ傘です。
メリット
とにかく軽い
地下街や駅ビルが発達した都心部では、徒歩や電車でもあまり雨に濡れず移動できますよね。そのため、いくら格好が良くても、長傘を持ったま、電車で立ったり客先に訪問したりは、傘を邪魔に感じることも多いと思います。
一方で、梅雨時など天気の急変は日常茶飯事で、常に傘を持っていたいという気持ちもありまよね。
そんなときにオススメなのは、軽くて、見た目も良い、モンベルのULトレッキングアンブレラです。
僅か123gしかないのですが、直径は88センチあり、一般的な折りたたみ傘より若干小さいくらいです。
カラーバリエーションも豊富
登山用ですが、ネイビーやブラウンなどのカラーバリエーションもあり、スーツにも合わせやすいのが特徴です。（私は、オリーブとブラウンの2本を持っています。）
デメリット
小さく防護範囲が狭い
デメリットは、やはりその小ささでしょうか。
前述の前原光榮商店の16本骨傘が直径約103センチですから、15センチほど小さくなります。（外周として約7センチ小さくなります。）
150gのもので98cm（トレッキングアンブレラ）、170gのもので104cm（トレッキングアンブレラL）がありますので、体格の大きな方や、常に大きな鞄を持ち歩く方は、そちらをオススメします。
しかし、ULトレッキングアンブレラの123gは本当に軽く、常に鞄に入れておけるほか、唯一ブラウンの色展開があるため、個人的にはULトレッキングアンブレラの方が好みです。
多少安っぽい
また、（仕方の無いことですが）フォックスや前原光榮商店と比べると、多少安っぽく見えます。
おわりに
私はこの3本をヘビーローテーションしています。
常に鞄に入れておくのはモンベルを、徒歩移動が多かったり弱雨が予想される際にはフォックスを、ある程度強い雨や車移動が多い場合には前原光榮商店の16本傘を使っています。
フォックスも前原も2万円程度、モンベルは6千円と一般的な傘よりも値段は張りますが、それぞれ10年近く愛用していて（フォックスのバンド以外は）全く壊れることは無いため、良い投資だったと思います。
みなさんオススメの傘はありますか？ 是非コメント欄から教えてください。