腕時計

時計のバンドが5秒で交換できる「ワンタッチバネ棒」を自分で取り付けてみました

投稿日:平成29年(2017) 8月13日

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皆さんは腕時計のバンド(ベルト)を自分で交換していますか?

私は、服に統一感を出すため、靴の色に合わせて鞄、ズボンのベルト、時計のバンドといった革製品の色を揃えるようにしています。そのため、腕時計のバンドは、良く自分で交換しています。

しかし問題は、腕時計のバンド交換は手間で時間を食うこと。平日の朝は、忙しく難しいですよね。さらに、頻繁なバンド交換は、交換に使う金属器具で、時計のケースを傷つけやすいという問題もあります。

そこで今回は、手持ちのベルトを加工して、ワンタッチでバンドの取り外しが出来る様にしてみたいと思います。

※ なお、当然ですが本記事を参考にしての加工は自己責任で行って下さい。特に、短すぎるワンタッチバネ棒は時計落下の原因になるため、サイズ選びは慎重に行って下さい。



1.「イージークリック加工」は購入時のみ……

実は、ワンタッチバネ棒については、2年前に記事で紹介したことがありました(下記記事参照)。

腕時計を2倍、3倍に活用する「替えベルト」

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▲ ワンタッチバネ棒がついた腕時計のバンド。

通常は工具を使うところを、ベルトから出ているピンを手前に引くことで、ワンタッチで取り外せる

この記事では、MANO-A-MANOというお店で腕時計のベルトを購入する際、「イージークリック加工」を選ぶと追加料金でワンタッチバネ棒を取り付けることが出来、とても便利、という説明をしました。

しかし、いつもこの店でベルトを買うわけではありませんし、元々持っていたベルトにもワンタッチバネ棒を取り付けたい……。というのが、今回の主旨です。

 

2.ワンタッチバネ棒を単品で入手

MANO-A-MANOによると、ワンタッチバネ棒取り付けのためには、専用の穴開け工具が必要とのことでした。

しかし、上手くカットすれば自分でも出来るのでは? と思い、まずは単品でワンタッチバネ棒を入手してみることにしました。

 

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それがこちら。Amazonで簡単に買うことが出来ました。(2セット4本で700円でした)

サイズを選ぶ

但し、気をつけたいのは、腕時計のベルトには複数の取り付けサイズ(横幅)があることです。

男性用に多いのは、概ね16mm~22mm位です。事前に、取り付け対象がどのくらいのサイズか確認します。

コツはベルトでは無く、ケースのサイズを測る

ワンタッチバネ棒は、通常のバネ棒よりもサイズにシビアです。これは、バネ部分の沈み込みが浅く、かつ突起部分が短い為です。

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▲ 左がワンタッチバネ棒、右が通常のバネ棒

ワンタッチバネ棒の方が、突起部分が短いことが分かる

従って、今使っているベルトのサイズを測るよりは、ケースのラグ幅(装着部分の幅)を丁寧に計る事が重要です。

 



3.取り付け① 準備する物

それでは、実際に取り付けてみたいと思います。取り付けるにあたって、以下の道具を用意しました。

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左から、

以上を利用します。

なお、時計に取り付け済のベルトは、「バネ棒外し」で外す必要があります。ベルトを購入すると無料でついてくる簡易バネ棒外しでも大丈夫ですが、取り扱いにくく、時計を傷つけやすいです。

従って、専用のバネ棒外しは1本持っていて損は無いと思います。安く済ませたいなら明工舎のバネ棒外し(スペア込みで千円くらい)が、余裕があるならベルジョンのバネ棒外し(2千円くらい)がオススメです。

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▲ ベルジョンのバネ棒外し

 

4.取り付け② 実際に取り付けてみる

事前確認

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まずは時計のケースにワンタッチバネ棒を取り付けられるか、隙間が出来て脱落しそうに無いかを確かめます。

この工程は、時計を落下から守るために必ず行って下さい。(ベルトにワンタッチバネ棒を取り付けた後だと確認が難しいので最初にやる必要があります。)

取り付け

既存のバネ棒を外す

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既存のバネ棒を外します。新品の場合など、硬い場合は適宜ラジオペンチなどで引っ張ります。

穴を開ける

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精密ドライバーを、バネ棒が入っていた場所に突っ込みます。

 

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次にポスカで、穴を開ける部分にしるしをつけます。作業中にも、穴の予定サイズが分かり易くするためです。

なお、色がはみ出してしまった場合は、ポスカを乾燥させてから爪楊枝でひっかくと、簡単に落とすことができます。

 

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デザインナイフを使って慎重に切り込みを入れていきます。

革は層状になっており、また硬いので、切っ先が精密ドライバーにあたっているかを頼りに切っていきます。

 

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切り取りが終わると、こんな感じになります。

ワンタッチバネ棒を入れる

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ハンドルがついていない方を先にして、先ほど作った穴から突っ込みます。

 

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ハンドルが穴の左端に触れるまで押し込みます。そうすると、ワンタッチバネ棒の右端も穴の中に入っていきます。

 

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ワンタッチバネ棒の右端が、ベルトの右穴から出てきたら完成です。

あとは、反対側のベルトにも同様の加工をして完了です。

 

5.取り付け③ 仕上がりと使用感

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実際に取り付けてみました。

専用の工具を使用せず、自力でやってみましたが、仕上がりや装着感共に全く違和感はありません。

加工時間も慣れてしまえば5分程度ですから、これでケースの傷をつけないようビクビクしながらベルト交換をしたり、忙しい朝に焦らなくて良いと思うと、かなりメリットが大きいと感じました。

 



6.おわりに

一時期は金属ベルトや青・緑色ベルトに逃げるも……

「靴」と「ズボンのベルト」の色はあわせるべし、はよく言われていますよね。

靴好きにとって、革色を合わせることはコーディネートの基本だと言えますが、個人的には時計のベルトも、ズボンのベルトと同じくらい、色合わせが必要だと感じています。

一時期は取り外し/取り付けが面倒で、金属のバンドを多用したり(金具同士も色を揃える必要がありますが……)、青や緑などハズシをねらいつつ楽をしたり等々、していました。

やっぱり黒・茶の革ベルトが良い!

でも、やっばり革の色を合わせたときの一体感に優る物はなく、またクラシカルなフェースの時計には、茶や黒の革ベルトの方が合うんですよね^^;

ということで、今はラグ幅毎に革ベルトを茶と黒で用意するとともに、これにワンタッチバネ棒を予め装着することで煩わしさを解消しつつ、時計の色合わせを楽しんでいます。

厳密に言うと、時計のケース色に尾錠を合わせる必要があるため、種類はさらに2倍必要です。私の場合は16mmと18mmのラグ幅が大半なので、(茶+黒)×(16mm+18mm)×(金+銀)= 8通り用意しています。

欲を言えば、茶は薄茶と焦げ茶の2種類あると良く、さらに金色もローズゴールドとイエローゴールドで色が大分違うのでこちらも2通り……と切りが無いですが、出番の多い時計のバンドを優先して整備するなど、対象を絞ることも大事だと思います。

「昨日は黒靴に合わせて黒のベルトだったけど、今日は茶靴×茶ベルトにしたい」という時、「汗で傷みやすくなるので毎日同じ革ベルトは嫌だ」という時など、ワンタッチバネ棒はとても重宝します。

今回使った製品のリンク

※ 上記はAmazonアソシエイトリンクを利用しています

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