本ばかりでなく、雑貨や服飾、果ては食品飲料までが当日到着するアマゾン。
皆さんは使っていますか?
今回は、そのアマゾンで靴を購入し、試着(試し履き)し、
さらに返品/交換をしてみたのでレビューしたいと思います。
※ しかも往復送料無料なのがすごい
コレという目当てが無い場合、出来れば街に出て靴を探した方が正直効率は良いですが、
平日も休日忙しいと言う方や、目当ての靴があるのであれば、
是非一度試してみることをお勧めします。
1.アマゾンで靴を探す
目当ての靴が決まっていれば、その靴の名前で検索すれば良いのですが、
それが無い場合、いくつかコツがあります。
順に見ていきましょう。
① 「シューズ&バッグ」のメンズストアへ
かつてJavari(ジャヴァリ)と呼ばれていたAmazon直営サイトは、
結局Amazon本体に吸収され、今は「シューズ&バッグ」カテゴリになっています。
② 自分の欲しい靴の「カテゴリ」を選ぶ
左ペインの中から、自分の欲しい靴のカテゴリを選びます。
今回はカジュアルシューズを選びました。
③ 自分の欲しい靴の「色」を選ぶ
お薦めなのが、この時点で欲しい靴の色が決められる場合は、
色を限定してしまうことです。
通販は靴の種類が多すぎ決めるのに時間がかかりますが、これでかなり絞ることが出来ます。
今回は紺のスエードが欲しかったので紺色を選び、3千種類から1千種類に絞り込まれました。
④ 自分の欲しい靴の「サイズ」を選ぶ
次に、自分の靴のサイズを選びます。
ただ、メーカーによっては表記と実サイズが大きく異なることがあるので、
前後ハーフサイズも同時に選ぶようにします。
なお、サイズ選択が出来ないときは、
カテゴリが絞り込めていない場合が多いので、
一番左上の「カテゴリ」でメンズシューズだけになっているか確認しましょう。
⑤ 出品者を「Amazon.co.jp」にする
Amazonだけでなく、様々な店舗が靴の出品をしています。
しかし、Amazon以外は返品が難しかったり、返品時に送料がかかったりするので除外します。
※ 但し、返品する予定が無い場合はスキップして良い項目です
⑥ 選ぶ
他にも必要に応じて価格帯やブランド名などで絞り込みをし、
良さそうな靴をいくつかピックアップしていきましょう。
今回は秋用のカジュアルな紺スエードスニーカーを選んでみました。
2.アマゾンで靴を買う
購入は、アマゾンで本を買うのと全く一緒です。
ただ、返品時の手続きが便利なので、クレジットカードでの支払がお薦めです。
いつもの段ボールで届きました。
靴箱がシュリンクラップされています……
ちゃんと試着ガイドが入っています。
靴以外にも、服/ファッション小物、ジュエリーなども試着対象のようです。
裏側がシューズの試着ガイド。
室内での試し履きなど基本的なところから、「試し履きは午後がお薦め」とか、
「靴下の厚さに気をつける」など、実店舗でも実践すべきコツが書かれています。
試し履きチェックリスト。
親指と小指の幅は合っているか、つま先にちゃんと余裕があるか、踵はキツくも緩くもないかなど、
一部の靴屋では説明さえしてくれない項目も、きちんと記載されています。
そして、こちらが今回購入した靴。
試着ガイドにあるように、包装を破らないように綺麗に取り出します。
出てきました。
ソールのみ人工物、アッパーとインソールは本革です。
タッセルだけ茶色。
サイトの画像からは分からない部分も確認します。
思った以上に丁寧に作られていると思います。
定価の5万円ならまだしも、売値の1万5千円でこのクオリティなら買いですね。
試着するも……
あわせる靴下をはき、いざ試着。
しかし、どうにも足に合いません。
こういうときのために買ってあるインソールをいくつか試してみましたが、
結局良いフィッティングを得ることは出来ませんでした。残念……。
3.アマゾンへ靴を返品/交換する
ということで、アマゾンへ靴を返すことにしました。
見た目は結構気に入っていたのですが、
サイズの合わない靴は絶対に履いてはいけません。仕方がないですね。
返品可能な日付は商品によっても異なりますが、
概ね発送から30日以内のようです。
① 再梱包する
返品する商品ですので、開梱したときと同じになるよう、
詰め物なども含めすべて元通りにします。
返品時には注文番号のバーコードを同梱する必要がありますが、
通常は納品書に印字されている物ですので、納品書を入れておけばOKです。
そして、何時でも荷受けして貰えるよう、段ボール箱をガムテープで閉めます。
② 返品を申請する
アカウントサービスから注文履歴へ行き、
今回買った商品の欄で「返品する」を選びます。
指示に従って返品理由(サイズが合わない、見た目が想像と異なったなど)を入力、
返品の申請をします。
③ 集荷して貰う
返品の申請が終わると、宛先ラベルと荷受業者への連絡ページが出てきます。
宛先ラベルは家庭用のプリンタで出力し、先ほど梱包した段ボール箱に貼り付けます。
そして、宅配業者へ電話で連絡し、集荷を依頼します。
私の場合は日本郵政でしたが、
「アマゾンの返品用荷物の集荷をお願いします」でOKでした。
ただし、集荷時刻は業者によって細かく指定できないことも多いので注意。
④ 交換用商品を注文する
今回は商品の不良ではないため、
交換用商品は自分で再度先ほどと同じ手順でアマゾンから購入することになります。
サイズ変更の場合も別商品と見なされますから、同様です。
⑤ 返金を確認する
返品した荷物を発送してから3日程度で返金されました。
クレジットカードの場合は請求が取り消されるか、
月をまたいでいる場合は請求口座にお金が戻ってきます。
4.あとがき
発送・試着・交換・発送……と、いかにアマゾンでも期間はかかります。
「日々の時間に余裕はないけど利用するまでの期間に余裕はある」や、
「近所に試し履き出来る店がない」という場合にお薦めです。
また、アマゾンは定期的に大規模なディスカウントセールをしていますから、
そういうタイミングに自分の好みの靴を注文してみて、
気に入ればお買い上げ、そうでなければ返品というのも良さそうですね。
以前は革靴の扱いが少なかったのですが、
最近ではチーニーやチャーチといったイギリスブランド、
スコッチグレインや三陽山長などの日本ブランドも、アマゾン本体の出品で買えます。
直営の通販サイトよりも、返品が楽(往復送料無料)だったり、
そもそも価格が安かったりと、メリットが多いので、
使ったことがない方は是非試してみてください。
今回は1回の返品のみで、お目当ての靴にたどり着くことが出来ました。
期間にして4日程度でしょうか。
アマゾンプライム(当日届く有料サービス)に加入していれば、もう少し早いかも知れません。
それでは。