スーツ・ジャケットの手入れ

スチーマーを買い換えました | 「強力スチームアイロン パワーノズル付」レビュー

投稿日:平成25年(2013) 6月30日 

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スーツの皺取りやニオイ取りにつかうスチーマー
みなさんはどんな製品を使っていますか?

私は通常のスチームアイロン以外に、昨年の記事「新入社員のスーツ選び2 スーツスタイルのメンテ10のコツ(中)」にて少し紹介した、ツインバード製のスチーマー(ハンディーアイロン&スチーマー SA-4084BL)を使っていました。 たしか4千円くらいでAmazonから買った記憶があります。

 ←以前使っていたスチーマー

4年くらい愛用していたこのスチーマーですが、このたび蒸気が全く出なくなってしまい、
買い換えることにしました。

今回のレビュー対象はこちら。「強力スチームアイロン パワーノズル付」という、
まぁなんともそのままなネーミングの製品です。Amazonから送料込\2,730でした。
とりあえず人柱レビューとして、服のシワを伸ばしてみましたので、御覧下さい。

_MG_3537 ←今回購入したスチーマー

 

 

■ フォトレビュー

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外箱はこんなかんじ。
箱はぺらぺら。2千円台の製品なので、余り気にしては居られません。

 

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広告文は、しわ伸ばしと除菌に焦点が当てられているようです。
ウール用としては消臭や手入れにも使え、むしろ私はこちらの方がメインです。

 

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無造作に詰め込まれていました。

 

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本体と附属品一式、そして取扱説明書です。

 

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附属品はこちら。
右奥から時計回りにカップ(計量用)、パワーノズル、くし、塩計量スプーン、塩です。
塩は大量のスチームを発生させるために入れます。当然蒸気には含まれませんのでご安心を。

 

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450W。ドライヤーよりも小さい電力です。
韓国製なのはご愛敬。

 

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裏側。
アイロンの形をしていますが、底面もプラスチック製です。
一番大きな丸い穴からスチームが出るようです。

 

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取っ手の所に、簡単な取扱説明が。
こういうのは嬉しい配慮です。(といっても、すぐに使い方は覚えますが)

 

 

■ 実際に使ってみた

詳しくは取扱説明書を見て貰うとして、実際に蒸気を出すところまでレビューします。

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まず、キャップのフタをあけます。

 

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こちらに水を入れるのですが、まだ入れてはいけません
先に、食塩を投入します。

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食塩は附属の計量スプーンにすりきり1杯。
食塩も附属品一式として10回分くらい入っていますが、家庭用のでも大丈夫です。
取説によると「味塩は禁止」とのこと――って、当然ですね^^;

なお、スチーマーに入れた塩は減らないので、次回からは水だでOKです。
ただ、一週間以上使わない場合は、塩も含めて洗浄する必要がありますが。

 

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そして、水を附属の計量カップを使って入れます。
これ1杯で、10分間水蒸気が出続けます。

 

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最後に蓋を閉め、電源ケーブルをコンセントに繋ぎ、
取っ手の先についているスイッチをONにします。
手順はもうこれだけです。

だいたい、15秒くらいで水蒸気が出始め、さらに30秒くらい経つと安定して出始めます。

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ちょっと見づらいですが、こんな感じで勢いよく水蒸気が出てきました。

 

 

■ 実際にしわ伸ばしをしてみる

それでは、実際にどのくらいの効果が有るのかを見てみます。
臭いは――いまのところWEBからは伝わらないので、しわ伸ばしに挑戦します。

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デスクワークで無残についてしまったシワです。
1日放置したのですが、夏用で生地が薄いためか、復元しませんでした。
(伊:Fratelli Tallia di Delfino製)

こちらにスチームをあてていきます。
コツは、手で引っ張りながらスチームをあてること。
ただあてただけでは、特に薄い生地の皺を伸ばすことは出来ません。

裾を引っ張りながらスチームをあてること約1分。
こんな感じになりました。

 

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結構綺麗になりました。
臭いも取れるので一石二鳥です。

アイロンでもシワはとれるのですが、アイロンが苦手な方は勿論、
ハンガーに吊したまま出来るので、複数着同時にメンテするときに便利です。

 

 

■ ツインバードSA-4084BLとの比較

スチーマー単体として見た時の性能は、
あきらかに今回のスチーマー(強力スチームアイロン)の方が上
です。
一方、旅先でアイロンとしても使いたい場合には、2WAYのツインバード製の方が良いでしょう。

価格についても、強力スチームアイロンの方が安いです。
勿論、長期間使ったわけでは無いので、最終的にどのくらいで壊れるのかにもよりますが……。
(スチーマーは水道水のカルキによって、どうしても寿命が短い傾向にある)

箇条書きにして、メリットデメリットをまとめてみました。

(メリット)
・スチームの量と勢いが凄い
・スチームを出すときにレバーを握ったりする必要が無い
・価格が安い

(デメリット)
・アイロンとしてはまず使えない
・嵩張る(大きい)
・使用後、水を捨てにくい

単純にスチーマーとしての性能は良く、価格も安いので買って損は無いと思います。
今後、耐久性に問題が出たときは、本サイトでご報告しようと思います。

 

 


如何でしょうか。
これからの季節、汗臭くなったジャケットなども、
スチームでメンテをすると自然と臭いを消すことが出来ます。

ファブリーズなどの消臭剤に頼る手もあるのですが、
シリコンなどの生地に良くない添加剤も入っているので、私は使っていません。

生地を傷めるホコリをとるためのブラッシングも大事なのですが、
夏場は汗や皮脂が服につきやすくなる時期なので、
このスチームと、固く絞ったタオルで袖口や衿をぬぐうメンテナンスもお薦めです。

 

関連リンク:
強力スチームアイロン パワーノズル付(Amazon.co.jp)
ハンディーアイロン&スチーマー SA-4084BL(Amazon.co.jp)

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