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土井縫工所のシャツ レビュー3:良いところ・悪いところ、カミチャニスタとの比較

     (更新:平成27年12月8日)

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土井縫工所のシャツレビューも今回で3回目。今回は土井縫工所製シャツの良いところ/悪いところ、さらにカミチャニスタとの比較をしてみます。
※タイトルがフォトレビューからレビューに変わったのは、単に写真のネタ切れと言うことで^^;



良いところ

縫製が丁寧

日本製を謳っているだけあって、縫製が非常に丁寧です。ボタン付けも綺麗で、丈夫そうです。

衿が綺麗

今回私が購入したのは「セミワイド」のシャツですが、
今回私が購入したのは「セミワイド」と「ワイドカラー」2種類(レビュー1の写真は後者)のシャツですが、(H26.11.23訂正)
いずれも衿の高さが一般的な4cmよりも若干大きく、従って足も長いので、セミウィンザーノットあたりが似合いそうです。そんなに洗濯を繰り返したわけではありませんが、洗ったあともドレープが非常に綺麗です。

ボタンが美しい

シャツは基本的には下着なので、ボタンは見せない……そうは言っていられないのが日本の夏。二重たらいの、少し大きめな白蝶貝のボタンは、結構目立ちます。

肌触りがよい

「敷島帆布」という生地を前面に出しているように、非常に肌触りがよい生地です。生地もしっかりしているので、場合によってはインナー無しの、正統派スタイルが出来そうです。

 

悪いところ

生地が厚く、あまり艶がない

[良いところ]で「生地の肌触りがよい」と書きましたが、一方で、見た目は生地が厚く、野暮ったく見えます。テロッテロの、光を反射する生地がお好みの方には向かないと思います。

カラーステイが紙製

カラーステイ(カラーキーパー)がボール紙で出来ており、誤って装着したままクリーニングに出した場合、グニャグニャになってしまう恐れがあります。この部分まで紙製にこだわる必要は無かったのでは、と思います。

H27.12追記:カラーステイは紙製からプラスチック製に変更になっているようです。(今年の6月購入時点で、すでに変わっていました)

 



カミチャニスタとの比較

共通点

・(業態)ネット専業
・(価格)7,000円弱/枚、2枚で送料無料
・(仕様)高級シャツのディテールを取り入れる
・(仕様)タイト/レギュラーの2種類を展開

方向性の違い

カミチャニスタが南イタリア的な「生地の薄さ重視/縫製よりもドレープの美しさ/デザイン」を志向したのに対し、土井縫工所は「環境重視/縫製重視/カッチリしたデザイン」を志向しており、それぞれの方向性が分かれています。

袖丈のサイズ変更に応じるなどのきめ細かい接客、返品への姿勢などは、土井縫工所が日本企業の良いところをそのままアピールできていると思います。

一方、白蝶貝をアピールしていたのに実際は安い高瀬貝だと全く気づかずに出荷したり、ボタンが取れそうな縫製だったりと、カミチャニスタはイタリア企業の悪いところをそのまま受け継いでいるような気がします。

コストパフォーマンス

私は間違いなく土井縫工所に軍配を上げます。価格は土井縫工所が百円程度高く、ポイント制などもないのですが、品質的な問題から評価しました。

※ただ、ポイント制が無い代わりに、10枚購入し、付属の袋を返却すると1枚無料で購入出来ます。

それでもカミチャニスタが勝る点は?

生地やデザインへの挑戦は、カミチャニスタに軍配が上がると思います。
# ただし、この価格帯で生地やデザインへ挑戦したことは非常に評価したいのですが、
# 基本的なところがおろそかになったと、逆の評価もできるのではないでしょうか。

フィット1(数値から)

前回のエントリにフィット感の違いを教えて欲しいとコメントを戴きました。ありがとう御座います。まずは、具体的な数値を示したいと思います。出典はそれぞれのウェブサイトからです。(23年4月16日現在)

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特徴的なのは次の2つです。
・土井縫工所のほうが、全体的にネックサイズ比でタイト
・カミチャニスタのほうが、袖が長い
→やせ形で腕が長い人はカミチャニスタの方が似合うかも……?

フィット2(ダーツモデルとクラシックモデルの比較)

クラシックモデルでも、十分今時のシャツのフィット感です。

今回、ダーツモデルとクラシックモデルを両方購入したのですが、BMI22以上の方の場合、ダーツモデル購入の場合はクラシックモデルの1サイズ上を購入すると丁度良いと思います。

フィット3(カミチャニスタ:スリムフィットと土井縫工所:ダーツモデルの違い)

カミチャニスタの方がタイトなのではないかと思っていたのですが、数値を見る限り、土井縫工所の方がタイトのようですね。正直、見た目のスリムさは変わらないのに、土井縫工所の同サイズの方が動きやすいです。
※私の体型には、土井縫工所の方が合っていたと言うことなのだと思います。

 

おわりに

少し今回は長くなってしまいました。土井縫工所製シャツのレビューは今回が最終回です。みなさんが購入するときの参考になれば、と思います。

—–
みなさんこんにちは。Shichilieです。
シャツの快適さを追求すると、やはりビスポークシャツに行き着くのだと思います。
しかし、見た目を重視した場合は、かえって既製品の方が良い場合があります。

既製スーツ/ジャケットの方が、美しく見えるからビスポークはしない、という人がいますよね。これと同じ事なのかなぁ、と思います。良い仕立屋で作らないからだ、という反対意見も多くありそうですが……。

第3の意見として、着心地と格好良さはトレードオフ(二者択一)だ、という考えがあります。着心地を良く作れば不格好になり、格好良く作れば着心地が悪くなる、というやつですね。

私個人の意見を言えば、「これが自分に合っている」と思い込みをせずに、既製、パターンオーダー、ビスポークスーツ、安いのから高いの、国内から海外まで……色々試してみることが重要なのではないかと考えています。

そうやってクローゼットのスペースが無くなるわけですね^^;

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6 コメント on "土井縫工所のシャツ レビュー3:良いところ・悪いところ、カミチャニスタとの比較"

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私は、普段鎌倉シャツを愛用しています。鎌倉シャツのレビューも機会があればお願いします。

コメントありがとう御座います&お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。

鎌倉シャツですか-。
有名どころですが、いちども購入した経験がありません。
今度、品川に立ち寄ったときにでも店に入ってみようと思います。

こちらの記事を参考に土井縫工所でドレスシャツを2枚注文しましたところ2枚とも予備も含めプラスチックのカラーステイになっていました。
やはり紙のカラーステイは不評だったのですかね・・・

コメント有り難う御座います

実は、今年6月に土井縫工所の麻のシャツを購入していまして、その際既にプラスチックのカラーステイになっていました(カラーステイだけで無く、一部のラッピング用留め具も紙製からプラ製に変わっていました)。
当時、山喜のシャツなど似た様なレビューが重なっていたため、他の記事の画像素材として使ったのみで、レビューし損ねていましたが、お伝えしておくべきだったかも知れません。

紙製のカラーステイは、経年や湿気を吸ったりすると結構よじれてきますから、クレームがあったのかも知れません。また、製造コストの面もあるかも知れませんね。個人的にはオリジナリティがあって面白かったと思います。

FAIRFAX、人吉シャツのレヴューして欲しいです。

コメントを有り難うございました。

実は、FAIRFAXのシャツは、以前レビュー用に購入してメモまで作ってあったのですが、すっかり寝かせてしまいました。近いうちにアップしようと思います。
また、人吉シャツも以前から注目していましたので、購入&レビューしたいと思います。たた、こちらは以前他の方に要望を戴いていた鎌倉シャツの方が先になりそうです。すみません。。。

【H28.11.6追記】 FAIRFAXのシャツをレビューしました(こちら

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