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SHETLAND FOX ダブルモンクストラップ「グラスゴー」 レビュー

     (更新:平成28年5月4日)

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シェットランドフォックスロゴ

新年初のレビューは、リーガルの上級ブランド、「シェットランド・フォックス(Shetland Fox)」を採り上げます。

今回レビューするのは、ダブルモンクストラップの「グラスゴー」です。長い円高で、気持ちが外国靴に向きっぱなしだったため、久々の国産ブランドの購入になりました。

ところで、モンクストラップは色々な意味で「ラク」な種類です。

ストラップをつけたまま脱ぎ履きが出来るので楽。靴紐が無いので手入れが楽。カジュアルにも多少の盛装にも使えて選択が楽、等々……。

お薦めの種類ですので、一足持っておくと良いかも知れません。それでは、早速レビューをすすめます。

 

 



0.基礎情報

メーカー:リーガルコーポレーション
ブランド:シェットランド・フォックス(Shetland Fox)
種類:「グラスゴー (3075SF)」(ダブルモンクストラップ タイプ)
価格:\41,040(税込)
サイズ展開:23.5~27cm(US5.5~9)、EEのみ

靴は基本的に、シューフィッターが居る店での購入がお勧めです。関東圏の方なら、直営の旗艦店(東京・日比谷)が良いと思います。また、全国にも取扱店があります。(詳しい店舗の情報は公式サイト参照)

なお、靴の購入に慣れた方なら、直営リーガル公式通販サイトがお薦めです。10回まで返品交換が自由で、送料・返送料もお店持ちです。(本稿執筆現在)

 

 

1.開封

シェットランドフォックス靴箱

こちらが外箱です。色味はチャーチ(Church’s)に近い感じですね。

 

シェットランドフォックスグラスゴー開封

シューツリーやシューバッグは別売りです。詰め物(緩衝材)も靴の中のみ。

 

シェットランドフォックス取説

取扱説明書が入っていました。外箱や靴そのものに「リーガル」の文言は一切ありませんが、こちらはリーガルと共用のようです。

 

 



2.外観レビュー

シェットランドフォックスグラスゴー外観

早速取り出してみました。今回は会社用に黒を購入。デザインは丸くも無く、細くも無く、かなり汎用性の高いイメージです。また、かなり立体的なフォルムをしています。

 

シェットランドフォックスグラスゴーコバ

コバの部分。かなり丁寧な仕事です。スコッチグレインなど日本製の靴の上級ライン全般に言えますが、海外ブランドで言うとC&Jのハンドグレードやエドワードグリーンと同じくらいのレベルです。

 

シェットランドフォックス_グラスゴー_ストラップ

ストラップ部分。金属の質感や剛性は非常に良いです。ただ、ストラップに隠れてシワが見えます。個体差なので、気になる方は店頭で確認して購入して下さい。

 

シェットランドフォックス_グラスゴー_ストラップ

ストラップの拡大。厚みがあって、存在感があります。

 

シェットランドフォックス_グラスゴー_インソール

インソール部分。写真だとわかりにくいですが、踵にあうよう、かなり湾曲しています。

 

シェットランドフォックス_グラスゴー_靴底(ソール)

ソール部分。緑がかった色で、一見ゴムソールのようですが、履き込むと肌色が出てきます。

 

シェットランドフォックス_グラスゴー_靴底(ソール)

グッドイヤーウエルテッド製法。

 

シェットランドフォックス_グラスゴー_ヒール(踵)

ヒール部分。標準的な3cmです。

 

シェットランドフォックス_グラスゴー_コバ

コバの処理もとても綺麗です。

 

 

3.スコッチグレイン「オデッサ」との比較

このグラスゴーですが、たぶん意識している靴があります。スコッチグレインのオデッサです。
(商品企画上の話で、コピーしているという意味ではありません。)

オデッサはスコッチグレインの中級ラインで、価格は税込\42,120。千円程度しか違わず、外観もかなり似ています。
(スコッチはプラ製のシューキーパー入りなので、考慮すると本当に同額ですね……)

購入から5年以上経っておりエイジングが進んでいますが、自宅に茶色のオデッサがあったので、写真を交えながら比較してみます。

スコッチグレイン_オデッサとの比較

オデッサは幅「E」なのですが、「EE」のグラスゴーの方が細いイメージです。グラスゴーのトゥが鋭角な為かも知れません。
(幅はメーカーによって基準が異なるので、一概には言えませんが)

 

スコッチグレイン_オデッサとの比較

スコッチグレイン_オデッサ_ストラップスコッチグレイン_オデッサとの比較

ストラップ部分。オデッサの方が、縦長のやや小さめで、つや消しです。グラスゴーは、横長でつや有りの、ドレッシーなイメージです。

 

スコッチグレイン_オデッサとの比較_ヒール

ヒール部分の比較です。オデッサの方が幅広で、背が低いのがわかります。
(オデッサにある踵の穴は、スコッチグレインの特徴で、釣り込み時に開くものです)

 

スコッチグレイン_オデッサとの比較_トゥ

トゥの切り返し比較。オデッサはステッチ有り、グラスゴーはステッチ無しです。ステッチ有りの方がカジュアルな印象になります。

 

スコッチグレイン_オデッサ_コバ_MG_5673

スコッチグレインお得意の「ヤハズ仕上げ」が、エレガントな印象を与えます。
(スコッチの中級ライン以上の標準仕様です)
一方でグラスゴーは一般的なヤスリ掛けのみです。

 

カジュアル寄りのオデッサ、ビジネス寄りのグラスゴー

第一印象は、「カジュアル寄りのオデッサ、ビジネス寄りのグラスゴー」です。

オデッサの方が幅広に見えること、ヒールが大きく積み上げが短いこと、トゥのステッチがあること、ストラップがつや消しであることなどが理由で、グラスゴーに比べて無骨な印象です。

作りや革質については、両者共に同程度で、両者共に高コスパだと思います。

それぞれ木型が全く違うので、自分の足に合う方を選べば良いと思いますが、もし両方ともあうのであれば、上記を参考にしてみて下さい。

 

 

4.実際に履いてみて

シェットランドフォックス_グラスゴーシェットランドフォックス_グラスゴー
▲ 履く前にみがいてみました。革の質感が良い感じです。

手入れをし、数回履いてみましたが、とても歩きやすい靴だと感じました。公式サイトで歩きやすさにこだわっていると書いてありますが、まさにその通りでした。

また、これも人によって感じ方が異なる部分ではありますが、私の足には丁度合っていたようで、まるで土踏まずに吸い付くような感触でした。

ネガティブ要素は殆ど無いのですが、若干他メーカーよりソールの返りが固い気がしました。ただ、グッドイヤー製法なので、履き込みによる変化に期待したいと思います。

 


みなさまあけましておめでとう御座います。当サイトも御陰様で丸々5年、今月から6年目を迎えました。これからもみなさまと一緒に考えて行けたら幸いです。

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6 コメント on "SHETLAND FOX ダブルモンクストラップ「グラスゴー」 レビュー"

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ご存知で表現の問題とは思いますがShetland Fox にも踵に吊り込み時の穴はあります。
目立たぬようにステッチ(縫製)、ブローギング部分で留めているだけです。
なぜスコッチは目立つようにど真ん中で留めるのかは・・・ポリシーでしょうか?w。

結婚式の二次会の為にダブルモンクを探していて、足に合うのがこの靴でしたので購入したのですが、ご相談したい事が一つございまして…

ツリーの件なのですが、現在
ディプロマットヨーロピアン
ディプロマット
ライフバリュー880円、2480円
で悩んでいたのですが、写真ではコロニルを入れらてるとお見受けします。

数種類を試した結果、コロニルが1番フィットしたのでしょうか??

ソールですが、緑ががっているのは塗装であってタンニン鞣しとは無関係だと思いますが?
トラは「皮」のたるみであって血管もは無関係です。
イメージで言葉を作らない方が良いと思います。無知が露呈しますよ。

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